UCIシクロクロス世界選手権での「インチキ電動モーター」はこんな仕掛けだったらしい。

シートチューブの中に隠せるもの~赤点の答案用紙?成績表?おやつ?へそくり?!遂に登場!シートチューブの中に隠れる電動アシストモーターが凄い!(サイクリングニュース)

昨日の記事の続報、というか、話の続きだったりします。

ま、この「仕掛け」について事細かく載せてた自転車サイトがあったんですが、冒頭の記事の前振りに思いっきり爆笑してしまった次第で(苦笑)

昔から人々は見えないところのものを隠すという努力をしてきた。

そして自転車乗りは昔からシートポストを抜いたシートチューブスペースにいろいろなものを隠してきた。ある者は赤点の答案用紙や成績表を丸めて隠し、またある者は飴玉やうまい棒といったおやつを隠し、そしてある者はへそくりを未だに隠しているという。

そう、シートチューブは自転車界のブラックホールと呼ばれる場所なのだ!

いやあ「つかみはOK」ですわ(爆笑)。まさかここで「うまい棒」の名前を見ることになるとは(失笑)。

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で、仕組みはこんな感じだったらしい。

本文を引用させてもらうのはやや長いので、ツイッターで「こういうモノらしいっすよ」と、流しておられた方がいた。わかりやすいので載せさせていただきますと、

いや、確かにこれ、市販化されたら売れるかもしれぬ、いやマジで(苦笑)。 

少なくても「選手が乗り間違えた」説はないだろう。

昨日書いた記事にも【追記】として載せさせていただいたんですが、クイズ関係のお知り合いの方で自転車にも精通されている方がこういうツイートを載せてまして、「そうだよなあ。

少なくても「自転車を乗り間違えた」みたいな言い逃れは「ない」よなあ、と。

ロードレース用の自転車の値段は実は青天井、と。

数年前に仕事で同じ職場の直属の上司(結構よくしてくれましたね。キャラクターが水曜どうでしょうの藤村Dみたいなキャラクターおよび風貌の人で、「どうでしょう」のDVDを借したら随分とハマってました(笑))の、高校生になった娘さんがその年に高校に入学されて部活で自転車部に入られたそうで、たまたま営業周りの折に通りかかる支店近くの自転車屋さんが偶然にもこのサイクルロードレーサーに取っては有名なお店だったことが判明して、仕事の折にちょっと立ち寄って自転車屋のオヤジさんと話をして予約を取ってきて、後日、休みの日に娘さんを連れてきて、最終的には娘さんの自転車をここで買うことになったんだそうです。

で、ここで私に聞いてきたのは「ところで、幾らしたと思う?」と。

まあびっくりしましたね。その上司の1か月分の給料をちょっと下回るぐらいの金額だったんだそうで、「えー、そんなにすか?」と驚いたら、「どうも本格的な自転車は、その使う人の体格とかを細かく調べて、それこそコンマ単位のセンチ・ミリ単位で調整するんで、ほぼオーダーメイドに等しい。だから実はこういう自転車の値段は青天井なんだねという事を教えてくれました。

で、「高校一年生だと、これからまだ背が伸びたりするかもしれないので、部活を続けていくうえで都度、店に来て体格をチェックして作り直すことになる」んだそうで、「オーダーメイドの中でもちょっと安い部類の自転車を買った」んだそうです。それでも上司の1か月分の給料のほとんどが吹っ飛ぶぐらいの金額だったそうですから…(汗)

ま、この上司の話がきっかけで、私はCSでやってたツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアとかの中継を本格的に見るようになったんすけどね、実は。

以前はリビングのテレビにはケーブルテレビが入ってるので寝る前に中継をぼーっと見てたことはあったんですが、寝室のテレビにスカパーを入れてからは、サッカーパックとは別にこの時期(ジロが5月、ツールが7月)だけはJ SPORTS4を契約して見るようになりましたね。

…で、それを覚えてたので、アマチュアならばまだしも、世界選手権に出るようなトッププロ、もしくはトップアマチュアは無いだろうと。

と、思ったらこんな記事も出てた。

機材ドーピングに新展開、 ファン・デン・ドリエッシュの説明通り友人である所有者が名乗り出て弁明、ウィリエールは名誉毀損で控訴を示唆、UCIのルール上機材の責任は選手と所属チームに

…と、友人が認めて、本人は控訴を検討という話もあったんですが、しかしですな。

そもそもバッテリーとモーターが加われば、通常の機材に比べて約2kg弱も重量が増えることとなる。それを選手自身や、チームのメカニックが気づかないことはまず考えにくい。それを考えれば、今回の一件が単純なミスであったとは考えにくい。百歩譲って気づかなかったとしても、機材をチェックせずに使用したのであれば、チームとメカニックに責任がある。

また優勝候補に名前が上がりながらも、調子が上がってきていなかったことを考えれば、意図的に使ったという可能性を否定することはできない。

「単純に舗装された道を自転車に乗って走る」というロードレースならばまだしも(いや、激坂とかはあるだろうけどさ)、舗装されてない泥沼みたいなとこや、柵や階段みたいな障害物を「担いで」持って歩くor走る、シクロクロスみたいなレースで、

「2kgの重さ」はフツー気づかねえか?

どうも選手のポカミスってよりも、チームやメカニック、そして選手個人もグルのチーム総出でのインチキ作戦のようにしか思えないんだがな…。

少なくてもあの言い訳は将棋・囲碁で言えば「最悪手」だろうな、と思うんだけど、果たして今後、どのように推移していくんだか…。ま、それはともかく、一般生活に限れば、あの電動モーターつき自転車は結構欲しい(意味不明)