・移籍のロッテ平沢「心機一転、頑張ります」 元ドラ1が西武へ「いい事もあれば悔しい事も」(Full-Count)
今日は現役ドラフトの日で、昨年の横浜に行った佐々木千隼に続いて、今年は平沢大河が西武へ…とドラフト1位指名入団選手の移籍となりました。でも今季、横浜で日本一を経験できた佐々木千隼と同様に、「ラストチャンス」のつもりで新天地でなんとか頑張ってほしい。
2015年のドラフト1位…今季は1軍出場無し
ロッテは9日、現役ドラフトで平沢大河内野手が西武に移籍すると発表した。平沢は球団を通じ、「結果を出して頑張ることで今まで支えてくださった皆様に恩返しがしたいと思います」とコメントした。
2015年の夏の甲子園では強打の遊撃手としてチームを引っ張り、準優勝に貢献。U-18にも選出された。しかしプロでは打撃面で苦しんだ。2018年には自己最多112試合に出場し、5本塁打を放ったが、2020年には1軍出場無しに終わっていた。
その後も出場機会を求めて外野にも挑戦していたが、今季は1軍出場なし。今季2軍では96試合に出場して打率.216、2本塁打19打点だった。
○平沢のコメント全文
「9年間、本当にお世話になりました。いい事もあれば悔しい事もありました。色々なことがありましたがそのすべてが今のボクにとって大切な思い出です。ファンの皆様にはいつも叱咤激励をしていただき、背中を押していただきました。新天地で心機一転、頑張ります。同じパ・リーグということもあり、対戦が楽しみですし、ZOZOマリンスタジアムで試合をするのも楽しみです。結果を出して頑張ることで今まで支えてくださった皆様に恩返しがしたいと思います」
しかしどう見ても、今季の使われ方を考えれば、
もう「使う」つもりがないのなら、トレード等で出してやってくれ。
と思わざるをえないロッテの選手の一人、そしてその筆頭格でもあったので、ここでロッテ球団は「親心」を出してくれたのかもな、と思うようにしたいですね。と同時に、
↑長らく井口資仁氏の後継者としての「背番号6の次の候補」と呼ばれていたプレッシャーが、(その井口氏の大学の後輩でもある)ルーキーの西川史礁が入団して背番号6をつけることになってそれもなくなったのと同時に、「うん、これは潮時なのかもしれないな」とは本人は覚悟のようなものはあったと思うんですけどね。勿論、平沢大河本人はロッテに強い思い入れはあったでしょうが…。
ただここはプロ野球選手=個人事業主としてドライに「もしこれがなかったら自分は戦力外通告を受けてたのかも知れないし、むしろ新天地でラストチャンスをいただけた」と、今年1年の悔しさをどうにかバットとボールにぶつけられるように、そして西武球団がどういうポジションをメインで起用するかはわかりませんが、内野・外野は捕手以外はまんべんなく守れる「ユーティリティプレイヤー」なのも武器に、なんとか頑張ってほしいなと願ってますです。
…ちなみに私個人としては、
今年限りで9年間入ってた千葉ロッテのファンクラブをやめまして、来年からは、自宅から2時間かかる上に下手するとナイターだと22時すぎに出ないと終電には間に合わなくなる青梅線沿線の自宅からはZOZOマリンに見に行くのはやめまして、
「自宅から小一時間で行ける、西武ドーム(ベルーナドーム)の西武対ロッテ戦を中心に観戦しにいく」ことを考えてたので…そういう意味では対戦相手ではあるけれど「おかわりくんや外崎先生(←もともと大好きな選手だったりします)に加えて、平沢大河の活躍もぜひ見たい」と期待しちゃいますぞ、ロッテの勝ち負けは別にして(^_^;)。
さて背番号はいくつになるんだろう。さすがに1桁はないとは思うんで20-50番台あたりかなあ。西武から現役ドラフトでオリックスに移籍する本田圭佑投手の45番とかをそのまま引き継ぎそうだけど、かつての山川穂高選手のつけてた(そして現時点でも空いてる)3番とか貰ったら腰抜かしそうだな(苦笑)。
※しかも来季の西武のヘッドコーチはロッテの若手時代「鬼軍曹」的な鍛え方をしてくれた(しかも秋季キャンプで大説教もしてくれた)鳥越氏じゃないすか…これはもう、必死になって食らいついて鍛えてもらいなさいね。もしかしたらロッテを出たことがターニングポイントになるやもしれないし。
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逆にロッテにくる中日の石垣選手は、まさに平沢大河みたいな選手のようで。
・【現役ドラフト】中日・石垣雅海「結果で恩返しできなかったことが心残りです」8年の思い ロッテへ移籍(中日スポーツ)
一方でロッテには中日の石垣雅海内野手が現役ドラフトで指名されまして…内野手なんですなー。
プロ野球で出場機会に恵まれない選手の移籍の活性化を目指す第3回現役ドラフトが9日、非公開で行われ、中日からは石垣雅海内野手(26)がロッテに移籍した。
石垣は球団を通じて「8年間育てていただいた球団・ファンの皆さまには本当に感謝しています。ファンの方に応援していただいたことが、一番の励みでした。結果で恩返しできなかったことが心残りです。入団した頃の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきたいと思います。たくさんのご声援をありがとうございました」とコメントした。
石垣は山形県酒田市出身。酒田南高から2017年にドラフト3位で中日に入団。ルーキーイヤーに1軍初出場を果たし、プロ4年目の20年9月25日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初本塁打を記録した。2022年には1軍では自己最多となる50試合に出場。8年目の今季は1軍出場は9試合の出場にとどまったが、ウエスタン・リーグでは一塁、二塁、三塁、遊撃で出場するなど内野はどこでも守れるユーティリティープレーヤーぶりを発揮していた。
なんか右打ち・左打ちの違いはあれどもどこでも守れて今季は出場機会があまりなかった…ってのはまさに西武に行く平沢大河を見てるようだ。いやー実は昨年とか今年は実はこの両選手(または別の選手を組み合わせての2-2とかの)のトレードとか画策されてたんでは、みたいな話が後から判明したら「それも運命ですなー」って感じになりそうな。
ただロッテは大下誠一郎も愛斗も比較的早く馴染んだので、「外様の選手・移籍してきた選手へのフォローは手厚い」んでわからない事があったらどんどん中村奨吾とか藤岡裕大とかにも聞いていきなよ?とは申し上げたい次第。意外に角中パイセンが適当かつツンデレそうに見えて親切な人でもあるらしいんで(笑)。
以上です。
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