・【現役ドラフト】ロッテの実力派15年ドラ1が西武へ…外崎の三塁コンバートで空いた二塁は激戦区に(スポーツ報知)
昨日の現役ドラフトの話の続きになりますが…。
内野外野いずれも激戦区でなかなか付け入る隙間がなかったロッテで揉まれてきた経験と「ラストチャンス」の気魄を込めて新天地の西武で頑張ってこい、と言いたいっすねえ。
3度目の開催となった現役ドラフトでは、ドラフト1位で入団した実力派の移籍が3年連続で実現した。15年1位のロッテ・平沢大河内野手(26)は西武に移籍する。
西武は今季最下位の要因となった貧打解消に向け、ロッテから平沢の獲得に成功した。走攻守3拍子そろったユーティリティープレーヤーは「いいことも悔しいこともありましたが、全てが大切な思い出です。新天地で心機一転、頑張ります」と誓った。
仙台育英では「世代屈指の遊撃手」と呼ばれ、2球団競合の末、15年ドラフト1位でロッテ入団。18年は自己最多の112試合に出場した。以降は故障にも泣き今季は3年ぶりに1軍出場なしに終わったが、シュアな打撃と内外野をこなす器用さは大きな武器だ。
西口新監督は「レギュラーはショートの源田だけ」と明言。今季二塁で127試合に出場した外崎は三塁へのコンバートが濃厚で、空いたセカンドは児玉や滝沢、前ソフトバンク・仲田らがしのぎを削る激戦区となる。22年イースタン首位打者の平沢が本来の力を発揮すれば、チーム打率2割1分2厘で91敗を喫した歴史的貧打からの脱却が見えてくる。
広池球団副本部長は「ドラフト1位で入団している素晴らしい素材の選手。環境が変われば、一気に花開く可能性を秘めています」と期待した。「結果を出すことで、今まで支えてくださった皆様に恩返しがしたい」と平沢。新天地で遅咲きの花を咲かせる。
もちろん西武にも多士済済な選手は揃っていて決して安泰ではないのは言うまでもないんですが…それと、平沢大河にとっては井口監督時代にヘッドコーチや2軍監督だった鳥越裕介氏が来季から西武の1軍ヘッドコーチに就任するんですね。確かまだ若手だった頃に秋季キャンプで大いに喝を入れるべく大説教とかもしてましたし(「お前、ライバルがふえてうかうかできねえぞ的な事を言ってたんですが…まさにその通りの展開になるとはさすが、というべきか」)。なので言い方は古くてしかもあれですが文字通り「目の色を変えて」必死にアピールすべく頑張ってほしいなと願ってます。
ひとまず今は1シーズンの疲れをちゃんと取って1月からの自主トレでは、春季キャンプ以降のハードなトレーニングや実践練習、更に1シーズン戦い抜くだけの体力づくりと弱点克服に向けてどーにか…と。で、その上で今年はぶっちぎりの最下位に終わってしまい「さあ、これから這い上がっていくのみ」という西武のチーム事情とぴったりマッチしていけばいいなと。とはいえ平沢大河はもともと生真面目すぎるほど練習熱心な選手なんで同じパ・リーグのチーム同士で知り合いも少なくないと思うので馴染むのも早いとは思いますが、そして西武入りに関しては現役ドラフト候補の選手がリストアップされた際にはたぶん球団幹部氏にも進言もしてくれただろう鳥越ヘッドコーチに恩を返せるようにも。
あとは個人的にはかなり前の記事にも書きましたが来季からは「自宅から小一時間程度で行ける」ベルーナドームの西武対ロッテ戦を中心に野球観戦しにいくので、そこで西武で元気に頑張ってる平沢大河が見れると嬉しいなと。私自身はもともと西武はおかわりくんや外崎先生など好きな選手も多いですし(むしろリスペクトも込めてますねー)、何より応援スタイルがいつもZOZOマリンのレフトスタンドを見てて「あの男女パートで分かれているチャンステーマの応援歌はいいなあ」と、対西武戦だとロッテにとっては負けが多いのはわかってるんですがあえて西武戦をチョイスして行ってた時期もあったんで、そこは楽しみですね。まあ西武ドーム(ベルーナドーム)も、実は2005年夏の渡辺美里のコンサート以来20年近く行ってないんすけどね(^_^;)。
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物凄くいいターニングポイントになるといいね。
・鳥越裕介氏 西武はパ・リーグを面白くできると思う(スポニチ)
スポニチに、その鳥越ヘッドコーチのコラム記事がありました。いやーさすがだなーって内容でした(笑)
【鳥越裕介 かぼす論】気になって調べてみると宮崎市内からは電車で約1時間半だった。ヘッドコーチに就任することになったライオンズのキャンプ地は、宮崎県日南市南郷町。今年から人工芝になった室内練習場も広く、トレーニング施設も十分だった。
心配だったのは近くに数えるほどしか飲食店がないことだ。食べることが大好きな私にとっては少し、さみしいと思っていたが、秋季キャンプに参加して、ホテルのご飯が非常においしかったのはありがたかった。今までのキャンプは休日や前夜に外食し、お金が出ていくばかりだったが、財布には優しい環境になりそうだ。
ホテルの食事会場で感じたことがある。投手は野手に比べて意識の高い若手が多かった。バイキング形式の朝食でプレートにのせた食事は、朝からバランスよくきちんと必要な栄養を意識できていたし、早くから朝食会場に来て、しっかり時間をとっていた。
一方、野手は個々の意識が低いと感じた。一つの練習に対しての準備、理解度が足りない。今年もケガ人が多かったようだし、準備や体に対する意識。野球に対してのプロ意識というのが、まだまだと感じた。逆に言えばそれが伸びしろだ。一人一人、意識を上げてやれば、戦う集団にはなってくる。
最初は怖い人という警戒の目で見られていたようだが、向き合って話していくと、目がきらきらする選手が出てきた。この冬に伸びる選手は絶対、いる。所沢で残留練習していた選手は見ていないが、2月1日にどういう動きで入ってくるのか。やってきた人とやってこなかった人の差は第2クールくらいで出るだろう。そこはしっかりと見極めたい。
私は選手全員に期待している。投手がケガなく一年間戦い、そこに意識の上がった野手陣がうまくかみ合えばパ・リーグを面白くできると思うし、2025年はそうしなければならない。来春のキャンプではそれぞれのガツガツした姿を楽しみにしている。
こう考えるとロッテで飼い殺しのような目に遭うよりかはラストチャンスとして拾ってくれた西武で悔いのない現役生活を全うしてほしい、と思いますね。仮に西武でも活躍できなくて結果的にはプロ野球選手としては最後のキャリアになったとしても辞める際に「悔いはない」という晴れ晴れとした気持ちになれるように。そして鳥越ヘッドコーチともども新天地の西武ファンからは「西武に来てくれて本当にありがとう」と言われるような存在になれるよう祈ってます。
さて佐々木朗希はどこのMLBのチームに行くんだろう(笑)
・ロッテが佐々木朗希のポスティング申請の受理を発表 交渉期限は25年1月24日まで(Baseball King)
そう考えると、平沢大河に佐々木朗希…と、高卒ドラフト1位で入団した選手が2人もいなくなるという稀有な年末に。
ロッテは10日、佐々木朗希投手のポスティングシステム申請が完了しMLBより受理した旨の通知があったと発表した。
佐々木朗希とMLB球団との契約交渉期限は、米国東海岸時間12月10日午前8時(日本時間12月10日22時)から2025年1月24日午前8時(同1月24日22時)までとの通知された。
佐々木は19年ドラフト1位でロッテに入団し、1年目の20年は一軍に帯同しながら体づくりに充て一、二軍登板なし。21年5月16日の西武戦でプロ初登板を果たすと、5月27日の阪神戦でプロ初勝利。東京五輪明けは、先発ローテーションに入り、同年は11試合・63回1/3を投げ、3勝2敗、防御率2.27。
3年目は4月10日のオリックス戦で完全試合を達成するなど、20試合・129回1/3を投げ、9勝4敗、173奪三振、防御率2.02、4年目の昨季は故障離脱もあり、15試合・91回を投げ、7勝4敗、135奪三振、防御率1.78。
5年目の今季は160キロ以上の球速が出なかったものの、スライダーを中心とした投球が目立ったが、18試合・111回を投げ、自身初となる2桁10勝(5敗)、129奪三振、防御率2.35だった。
日本通算成績は、64試合・394回2/3を投げ、29勝15敗、505奪三振、防御率2.10。
かつての伊良部秀輝氏みたいに散々もめてMLB行きを認めて、そこで別球団に内定したのに更に「ヤンキースに行きたい」と散々ゴネたみたいなみっともない真似はやめろよ、佐々木朗希。たぶんドジャースとの蜜月な関係もあって下手すりゃ既に密約のひとつでもありそうな話ではあるけどもだ(失笑)。
以上です。
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