【千葉ロッテ】「ただまあ、打つ手はないです」←あの井口監督の起用法では。

ロッテが4連敗 拙守連発で首位オリに1・5差 井口監督「ああいうのをなくして…」(スポニチ)

というわけでロッテは楽天相手に早々に失点をし4連敗を。つーか、あの調子や成績を度外視しまくりの井口監督のお気に入りメンバーの起用法こそ「ああいうのはなくして」と言いたいわ(失笑)

◇パ・リーグ ロッテ1―5楽天(2021年10月2日 楽天生命パーク)

 守備のミスが響いて楽天に敗れ、首位オリックスに1・5ゲーム差と離された。4連敗は、開幕直後に5連敗を喫したとき以来。対楽天戦の連勝も「9」で止まった。

 井口監督が「ああいうのをなくしてしっかり頑張りたい」と振り返ったように失策やミスも重なった。2回に一塁線でイレギュラーした打球にレアードが対応出来ずに適時二塁打を許すと、6回1死二塁では鈴木の打球をレアードが適時失策して追加点を許した。

 優勝を争うシーズン終盤で黒星を重ねる苦しい状況で、3位・楽天にも2・5ゲーム差となった。

まあ連敗じたいは相手チームもいるわけだからそれは致し方ないとしても。そして選手個々はよほどのことではない限り、出場してるからには一生懸命やってるのもまあわかる。だが…。

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その前に「善戦」できるように策を練なさいって。

それにしては、あまりにも起用法が固定化しすぎていて、いい時はピタリと戦略がハマって多少の劣勢でも挽回できるだけの勢いがあるんだけど、本当に劣勢の時、たとえば今回のようにマーティン様が怪我して欠場したり、なんやかんやでオリックスに3タテ食らわされてベンチ全体が意気消沈してる時に「そこから打開する」戦略とかそういうものが残念ながら全く無い上に、そもそも「試そう」とすら思ってないのがえらく気になるんですけどね。

具体的には捕手の加藤匠馬は打撃面よりもリードの方で頑張れってことで、ほとんど打てなくても我慢できる範疇なのかもしれませんが(勿論、打てる捕手であればそれはもう言うことはないわけですけど)、打率1割台もしくは1割を切ってる山口航輝とか途中加入した小窪(少し前だったら鳥谷敬がそれだったんでしょう)とかを使い続けるもしくは何も考えなしに代打で出したりとか、まあエチェバリア師匠も現状打率が1割台なのも気になるんですが…そこらへんを「意固地になっても使い続けてる」その姿勢はどうよ?と思うわけですね。そこに成長が見られるのか、また将来のプランとか、勝ちにこだわる姿勢とかがあるのか…とか。

仮に毎年のように、毎度おなじみのお気に入りメンバーを使い続けて、ちょいと試合前に大まかな作戦を授けて、更にその時の勢いしか現場のプランとしてはなく、それでいてチームスローガン的に、


「善戦はいらない、勝利がほしい」…とか言われても、「いや、そもそも善戦してなきゃ勝てねえだろ?」としか言いようがないんだけどなあ。手厳しいことを言えば「あんたの仕事は、スタメンだけ決めてグラウンドに送り出したらそれで仕舞か?」とも。

なので「戦う選手には気持ちを見せろ。でもベンチに居る監督コーチ陣はそうではありません」みたいのが一番最悪なんですよね。そりゃ結果を求められてナンボの世界とは言え、結果を求められるのは「選手」だけってのもそれも理不尽な話ですし。「なぜこの場面でこの選手を起用したのか。そしてその選手が結果を出す可能性を見いだせたから出したのか」ぐらいのアレな采配があまりにも少なくないんですね。

果たしてマーティン様が戻ってきた「だけ」で息を吹き返すチームになるのか、まあそうであれば言うことはないんでしょうが、でも根本的な問題(特に窮地の際の戦略のなさ、選手層の致命的な薄さ、好き嫌いで重用してるがゆえにそうでない選手の1軍での起用・抜擢の可能性の低さ)は何一つ解決すらしていないんで、だったら井口氏はそれこそ「適材適所」じゃないけれど、その顔の広い人脈でのコーチ陣の起用や、選手の獲得などに辣腕を奮うべく、「監督」じゃなくて「ゼネラルマネージャー」にでもなったらどうです?と思うわけですね。そこらへんはどうしても現役引退後即監督になっちゃったがゆえの、指導者・指揮官との経験値の少なさがネックになってるなあって感じ。

ただし千葉ロッテファンからの人気や支持は絶大なものは持ってるんですけどね、例えるならば巨人の監督だった頃の長嶋サンの頃と似てるかもしれないな、特にカンピューター的な理屈じゃない点とか窮地の時の引き出しの少なさとかも。以上です。

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