しかし昨日の佐々木朗希と宮城大弥の同学年対決は、痺れるぐらい好い対決でした(笑)

ロッテ・佐々木朗希 投げ合った宮城は「1番いいピッチャー」「気持ち自体はいつもよりも入りました」(スポニチ)

昨日のオリックス戦の話の続きになります。

【千葉ロッテ】オリックスの宮城大弥に13奪三振も喰らいつつも「俺達の」荻野貴司が殊勲の1打点を(感涙)

2024年4月30日

こういう「お互いを高められる」ライバル関係は実にいいなーとしみじみと思いましたです。

◇パ・リーグ ロッテ1―0オリックス(2024年4月30日 ほっと神戸)

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が30日のオリックス戦(ほっともっと神戸)に今季5度目の先発。相手先発は同学年の親友でもある宮城大弥投手(22)。プロ通算5度目、今季初の投げ合いで7回108球を投げ10奪三振無失点の力投を見せ今季3勝目(1敗)を挙げた。

 ファンも期待に胸を高鳴らせる“ろきみや対決”。2人の対戦は昨年9月10日以来、プロ通算5度目。対戦成績は佐々木が完全試合を達成した試合を含めて2勝1敗。チームとしては4戦2勝2敗。今回の5度目の対戦は佐々木朗が7回10K無失点、宮城は8回13K1失点だった。初回からの投球、全体的に見ても内容的には互角か、宮城が少し上回っているようにも見えた。

 しかし勝ったのは佐々木朗で、負けが付いたのが宮城。しびれる1―0の試合を振り返り「前回の試合もそうだったので、いいピッチャーの時は抑えないと勝てないので、そこに関しては今日はできたのでよかったかなと思います」と素直な思いを口にした。

 そして宮城については「1番いいピッチャーだと思うので、自分の中でもこう…気持ち自体はいつもよりも入りましたし、いい集中力で投げられたかなと思います」と、普段よりも気合や集中力が高まった中での108球だったと語った。

 連絡は「たまにはい、取ります」。マウンドに上がれば最強のライバル、マウンドを離れれば心許せる同学年の友――。これからの日本野球界を引っ張っていく22歳の2人の対決は、今季、まだ始まったばかりだ。

しかし通算5度目の直接対決でしたか…しかもそのうちの1回は一昨年の完全試合だったとは(^_^;)。

それにしても千葉ロッテはよく昨日は勝てたな、というのが最大の感想でしたね。本当に紙一重の勝負で荻野貴司の左中間を破るタイムリー2ベース(バッターランナーは3塁でタッチアウトでしたので)が出て1塁ランナーの山口航輝が全力疾走でホームインできたその1点で雌雄を決する、というなんか昭和時代のライバル対決を彷彿とさせるような凄い対決でしたねー。

ちなみに個人的には子供の頃(だいたい昭和60-62年ぐらい)は巨人の江川卓投手が大好きだったんですが、広島戦で北別府学投手との投げ合いがこんな感じだった記憶があります。当時の地上波のナイター中継は午後7-9時ぐらいでともすれば9時から中継を延長せずに終わっちゃうこともあったのですがこの両投手の投げ合いだと下手すると午後6時が試合開始で8時すぎに終わってしまうぐらいのハイペースでした(スミ1という試合も多かったような)。そんな時は珍プレー好プレーだの世界びっくり人間大賞みたいな予備の番組をやってたんですが、まあそんな時代が懐かしいですね。今はG+とかのCSで試合開始前から終了直後までみっちりやってくれるので本当にありがたいです、はい。

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なんやかんやでロッテとオリックスは似た者同士ですので…。

【オリックス】ロッテ佐々木朗希攻略できず今季6度目完封負け「我慢の時は必ずある」中嶋監督(日刊スポーツ)

いや、本当に「我慢の時は必ずある」とはオリックスの中嶋監督のコメントですが、まさにその通りですね。

<オリックス0-1ロッテ>◇30日◇ほっともっと神戸

 オリックス打線はロッテ佐々木朗希を攻略できず、今季6度目の完封負けとなった。

 1回先頭の西川が四球。今季初めて2番に入った森が左中間への二塁打を放ったが、西川が本塁で憤死。絶好の先制機を逃した。投打の歯車が合わず、中嶋監督は「我慢の時は必ずありますし、今、その時でしょうし」と話した。

 ▼オリックスは2試合続けて0-1で敗戦。オリックスの2試合連続0-1負けは、07年8月21、22日日本ハム戦以来17年ぶり。4月のオリックスは5日ロッテ戦、12日日本ハム戦でも0-1負け。月間4度も0-1で敗れたのは23年9月の巨人以来、プロ野球7度目のワースト記録だ。球団では阪急時代の46年5月、63年6月に記録した3度を上回る最多回数。

たぶん私自身がオリックスのファンで、このブログがオリックス戦を中心軸に記事を書いてたらかなり先月のロッテと似たような論調(?)になってた可能性は高いですね。「おいおい打線、繋がらねえな」と(^_^;)。

でもまあそこは投高打低なとこ(もちろんこれは「多士済済な投手陣がいる投手王国」という意味の最大の褒め言葉でもあります)を含めて、ロッテとオリックスって本当に似た者同士ですので。きっと佐々木朗希が来季あたりに半ば無理くりにロッテ球団をなんとか説き伏せてMLB入りでもした際には、「日本のエース」山本由伸を送り出したオリックスと同じような寂寥感のようなものを感じるんだろうなあ…いやーロッテの方も山下舜平大みたいな新風を巻き起こすような人材が出てくれるとありがたいんだけど、中森俊介あたり頑張らねえかな?(笑)。

【ロッテ】益田が1軍復帰後初セーブ 1ー0のしびれる場面の力投に吉井監督「これで調子上げていってほしい」と完全復調を期待(中日スポーツ)

そういう意味では時折勃発する(?)ロッテの「益田劇場」、オリックスの「平野劇場」は実に困ったもんで(以下略)

◇30日 オリックス0―1ロッテ(ほっともっと神戸)

 ロッテの益田直也投手が1軍復帰後、初のセーブを挙げた。

 1点差の9回に登板し、2死から杉本に右前打を許したが、続く野口をボールゾーンから外角に入るスライダーで見逃し三振。零封リレーを完成させ、マウンド上でガッツポーズを見せた。

 開幕して早々に2試合連続で救援に失敗し、今月4日に再調整のため出場選手登録を抹消。20日に再登録されて1軍に復帰したが、5点を追う9回に登板した25日のソフトバンク戦でも1点を失っていた。しかし、ようやく守護神らしい働きで今季2セーブ目を挙げ、チームの勝利に貢献。

 吉井監督は「1―0のゲームで最後を締めるのは、結構大変なことなんですけども。さすが経験のあるピッチャー」と、しびれる場面での力投に感心。「全然本調子じゃないとは思うんですけどね。これで調子上げていってほしいと思います」と完全復調を期待した。

そして今日もオリックス戦です。

オリックスの田嶋投手は実にいい投手なのは有名ですが、ロッテは1軍初先発のダイクストラ投手。いやーロッテが「初物に弱い」のはよーく知ってますが、いろんな部分でロッテと似た者同士のオリックスは果たして初物に対してはどうなんだろう(苦笑)。

で、関東地方は昼前から雨予報なんですが、関西地方は昼ぐらいに雨で夕方は曇り予報らしいのでたぶん問題ないでしょうね。以上です。

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