【千葉ロッテ】吉井監督の「結果を一応出してくれた時の」小島和哉への叱り方が絶妙にうまいな、と。

ロッテ・小島 6回零封6勝目も106球反省「ゼロで行けたのは良かったけど球数が多かった」(スポニチ)

昨日の西武戦の話の続きになりますが…。やはり昨日はなんやかんやで苦労しながらも6回まで無失点で粘ってくれた小島和哉にゃ本当に感謝の言葉しかないっすね。吉井監督は辛口評価なのは期待してる証拠でしょうし。

◇パ・リーグ ロッテ3―2西武(2023年8月13日 ZOZOマリン)

 ロッテの小島が6回無失点で5月24日西武戦以来となる6勝目を挙げた。「ゼロで行けたのは良かったけど、球数が多かった」。2カ月半ぶりに手にした勝利の喜びよりも、106球を費やした反省が上回った。

 先月末には、母校・浦和学院で指導を受けた三浦貴氏(享年45)が急逝。当時を振り返り「僕の気持ちを常に持ち上げてくれた」と感謝した。

 1点差を制したチームは2連勝。4カードぶりの勝ち越しに導いた。

個人的には「あー、これは西武打線に捕まりそうだな」と思った4回表の1死満塁、マキノン選手から三振を奪った直後に外崎選手に四球を与えて満塁にした時が最も覚悟と諦観の2つの言葉を悟ったシーンでしたかね。そこからおかわりくんを三振を切ったのはあれは「さすが」の一言でした、はい。

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まさに「勝って兜の緒を締めよ」ですな。

ロッテ 吉井監督が小島に苦言「ノックアウトも一緒」「ローテを任せられない」6回無失点も(デイリー)

で、このあたりの「叱咤激励」の仕方がさすが吉井監督、というべきか。思えばかの仰木監督や野村監督のもとで現役時代を過ごしてただけに。

「千葉ロッテマリーンズ3-2埼玉西武ライオンズ」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは、2連勝とし4カードぶりの勝ち越し。先発した小島和哉投手が6回106球を5安打無失点と好投したが、吉井理人監督は「いやぁ、もっとすいすい投げなきゃいけないんですけど。六回まで頑張ってくれましたけど、まだまだですね」と厳しい評価をした。

 小島は初回、2者連続で空振り三振に仕留め、三者凡退のスタート。だが、四回、五回にはボール先行の投球となり、ピンチを背負った。無失点で切り抜けたものの、球数がかさみ六回で降板となった。

 指揮官は「投手で言うと、ストライク先行ができない子が、先頭四球出したりしている。そこをストライク先行にしていったら、改善できる。きょうの小島なんて典型的。5回で100球近くいくっていうのは、ノックアウトも一緒。あんなことしてたら、ローテーションを任せられないです」と話した。

これが本当に例えば「2回途中・7失点でKOされた投手」あたりを指して言っちゃうと本当にしゃれにならんわけで。「そんなんメディアじゃなくて俺に直接言えよ」っていう(苦笑)。まあ近鉄時代の鈴木啓示監督あたりの反面教師も(以下略)

特に「ロッテの左右のダブルエース」格の種市篤暉と小島和哉に関しては「ある程度、勝ち星という結果がついてきて、多少メディアを通じて苦言を呈しても(勿論、本人にはジョニーコーチを交えて意見はしてるんでしょうが)問題にはないだろう」というタイミングで言ってるのはよーくわかるんで、小島には現在6勝目、たぶん先発ローテで投げきれるだけの体力や調子をキープできるとは思うので、あと7-8試合ぐらいのチャンスをうちの半分ぐらいモノにして(例えば90球で完投ないし8回あたりまで投げきっちゃうとか…)サクッと2桁勝利しちゃってください(笑)

※で、もし益田劇場とか澤村劇場で勝ち星潰されたら益田選手会長や澤村投手に遠征先のうまいもんご馳走してもらいなさいよ?それもいいチャンスです(^_^;)

それでもやっぱり西武は怖かった。

西武、課題は8回までの攻撃に 松井監督は「最後に粘ったことが次につながる」と評価(西スポ)

いや、相変わらず西武打線の怖さは身にしみました…(^_^;)

◆ロッテ3―2西武(13日・ZOZOマリンスタジアム)

 代打・栗山の左翼へのソロで1点差に迫った西武の9回の攻撃。2死から代打・呉念庭が四球を選び、ルーキー蛭間の中前打で一、二塁とチャンスを広げたが、主将の源田が見逃し三振。反撃もそこまでだった。

 15三振を喫した打線は4回1死満塁、5回無死一、二塁と好機を生かせず、8回無死一、三塁からペイトン、マキノン、外崎のクリーンアップが3者連続三振。終わってみれば1点差のゲームは、あと1本どころではなかった。

 しかし、松井監督は「あの栗山の一発から最後の最後まで打線はよくつなげてくれた。負けたけど、あそこで粘ったことが次につながると思う」と前を向いた。

 先発ローテの谷間で、主に中継ぎに起用されてきたルーキー青山がプロ初先発。2回1失点手降板し、その後の継投策も序盤で3点を許したことが最後に響いた。

 再び借金が2桁の10になった。松井監督は「投手陣もよくつないでくれた。次からホームに戻るので初戦をしっかりやっていきたい」と力を込めた。

さすがに山川選手の不祥事による不在は非常にでかいけど、そこで空いたポジションをめぐって選手たちが「そこを俺のものに」と目の色変えて物凄く頑張ってるのはありありとわかるので、たぶん西武さんもこれから上がってくるんでしょうね。いやー他力本願ではありますがオリックス戦やソフバン戦あたりをどうぞよろしく(号泣)。

ちなみにロッテは明日からはエスコンフィールドでの日ハム3連戦、楽天モバイルパークでの楽天戦3連戦のビジター6連戦だそうです。願わくば北海道と東北のうまいもんも食べられるといいんすけどね。以上です。

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