【千葉ロッテ】新スタ計画(仮)。「10年後を目処に」とか言わずに再来年あたりから始めてくれねえかなと(以下略)

ZOZOマリンが老朽化、改修するか建て替えるのか…新球場候補地の一つは「駅近の駐車場」(読売新聞)

てな記事が読売新聞と、千葉日報に出てました。いやー「駅チカの駐車場」といったらもう幕張メッセの大駐車場しかないじゃないすか(笑)。お高い値段だけど早いとこ建設工事とかを始めてくれねえかな(笑)

プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」(千葉市美浜区)が老朽化し、大規模な改修や建て替えの議論が本格化している。所有する千葉市は今月、屋根が開閉するドーム球場などを含め、将来のあり方や事業費に関する調査結果をまとめた。10年後をめどに新たな球場として生まれ変わる見通しで、街づくりのシンボルとしても今後の構想が注目されている。

潮風でさび

 マリンスタジアムは1990年、幕張海浜公園の一角に完成した。広さは約2万3000平方メートル。川崎球場(川崎市)から本拠地を移したロッテのホーム戦など、年間約70試合のプロ野球を開催している。アクションスポーツの国際大会「Xゲームズ」や、音楽フェスティバル「サマーソニック」などの会場としても全国的に知名度が高い。

 ただ、30年以上を経て老朽化も進んでいる。海から近いだけに、潮風で座席がさびたり、配水管が詰まったりするなどしている。

 千葉市は25日、今後のあり方に関する調査結果を取りまとめ、ドーム化などの選択肢を明らかにした。大規模な改修か建て替えの2パターンがあると提示。仮に建て替えるのであれば、〈1〉今と同じ屋外型〈2〉ドーム型〈3〉「開閉式」のドーム型――の3案が想定されるとした。

費用に開き

 千葉市は費用も試算した。改修と開閉式ドームへの建て替えでは、今後30年の事業費に最大で1500億円ほどの差がある。最も安いのは、改修だけをする「現状維持」で978億~1000億円。これに対し、屋根が可動式のドームへの建て替えは、2449億~2505億円が必要だ。

 北海道では今年、開閉式の屋根と天然芝のグラウンドを国内で初めて備えた「エスコンフィールド北海道」が完成した。北海道日本ハムファイターズの本拠地として、3月のプレオープンから2か月で約90万人が訪れたという。こうした例を念頭に、千葉県内の経済界からは「夢のある新球場の構想を進めてほしい」などと期待する声が上がる。

課題は山積

 マリンスタジアムを建て替える場合は、立地も焦点となる。現在は、最寄りのJR駅から徒歩で15分ほどかかり、民間企業へのヒアリングでは「駅からの動線ににぎわいがない」との指摘があった。

 候補地の一つは、3月に開業した幕張豊砂駅(JR京葉線)から近い幕張メッセの駐車場だ。「イオンモール幕張新都心」の目の前で、街づくりと一体となった経済効果にも期待がかかる。現在の立地場所とは異なる幕張海浜公園内の敷地も候補地で、いずれも県有地のため、県との話し合いが必要になる。

 千葉市は今回の調査結果をもとに、ロッテや千葉県などと協議し、2024年度中に新球場の基本構想を策定する方針だ。神谷俊一市長は27日の記者会見で、「場合によっては民間企業からの出資を含め、どういう資金調達や管理・運営方法をとっていくのかを考えていく必要がある」と述べた。

いやー今のとこは「計画案」とはいえ、なかなかわくわくする話ですなー。

10年後にも”新マリン” 球場築30年以上、改修・建て替え両面で千葉市検討 事業費最大2500億円(千葉日報)

そして地元紙の千葉日報にも同じ趣旨の記事が出てました。

施設の劣化が大きな課題となっているZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)について、千葉市は25日、「あり方検討基礎調査」の結果を発表した。大規模改修と建て替えのケースで調査し、概算事業費は最低約980億円、最大で約2500億円と試算。市は基本構想などの策定を進め、およそ10年後を目標に新スタジアムの供用開始を目指す。

 市都市政策課によると、ZOZOマリンは建設から30年以上が経過しており、雨漏りや腐食などが問題となっている。市は今後の施設の方向性を整理するため、民間の調査会社「みずほリサーチ&テクノロジーズ」に2937万円で調査を委託していた。

 改修では、観客席の増築やICT関連設備の導入、開放屋根の設置などを検討。建て替えでは屋外型、固定式ドーム、開閉式ドームの3パターンを想定した。

 概算事業費は、現状維持の改修の場合は工事費と30年間の管理運営費、修繕費を合わせて約980億円~1千億円。開閉式ドームへの建て替えが最も高く、約2450億円~2500億円と試算した。設計費や土地代は含まれていない。

ま、「建設費」が最大で2500億円…というわけではなくて、建設費・運営管理費・修繕費などの今後30年にかかる費用が最大で2500円ってことらしいんですね。

ちなみに、今のZOZOマリンスタジアムの建設費は約133億円で完成したとのことです。そして比較対象としては今春オープンした日ハムのエスコンフィールドは約600億円で、先年の東京五輪で建設された新しい国立競技場の建設費は約1570億円だったそうですから「作るだけ」であればたぶんエスコンフィールドのそれと似たような金額にはなるんでしょうね。昨今の建設材料の物価高騰化で更に膨らむ可能性はありますけども。

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たぶん稼働率及び今後の地球温暖化等の気象変動を考えれば屋根つけた方が…。

ちなみにうちのブログでも過去、何度か「新スタ(仮)」についての記事を書いたことがありました。

【千葉ロッテ】もしZOZOマリンを建て替えるor移転するんだったら幕張メッセ駐車場のとこがいいねえ。

2023年1月5日

京葉線新駅の名前が「幕張豊砂」駅に決まったそうで…。近くに千葉ロッテの新スタ建設もぜひ頼むよ(笑)

2021年10月29日

幕張豊砂駅開業の日、ロッテのオープン戦は雨天中止に。やはり新スタ(仮)には屋根がほしい(号泣)。

2023年3月18日

主なものでもこんな感じの記事を(実際はもうちょっと多いです)。

どうも千葉市の方(というか千葉市の財界方面とか)では、千葉都市モノレールの沿線に新スタをという意見もあるらしいんですが、個人的には「せっかく京葉線の新駅(=幕張豊砂駅)を作ったんだから、それも活用しない手はない」とは強く思いますね。

となれば、幕張メッセでやるようなコンサート等の大型イベントができる屋根付きスタジアムの方が確実に稼働率は上がるだろうし、ぶっちゃけた言い方をすれば「稼働率が上がれば元を取る期間も短くなる」わけで、そう考えればやはり幕張メッセの大駐車場のとこに新スタを構えて、幕張豊砂駅から徒歩で来れるし(更に言えば間に物凄くでかいイオンモールもあるから買い物もできるし帰り客が分散できる側面もありそうですし)、更にJR海浜幕張駅やJR・京成幕張本郷駅からの臨時バスを出すとしても広さには余裕があるからバス乗り場も充実できる上に、幕張メッセの大駐車場から幕張メッセの本館までは大きな歩道橋で繋がってるので「導線」に関しては文句ないんすね。

※で、現状普通車だけでも5500台も止められる大駐車場の全てを新スタおよび関連施設として使うことになるとは思えない(今のZOZOマリンに隣接している屋内練習場やロッテ球団の球団事務所やグッズショップの建物、そして関係者用駐車場に観客用の有料駐車場を移設・新設するとしても)ので、その際には現在の大駐車場の3-4分の1程度の広さの「新スタおよび幕張メッセのどっちでも使える」有料駐車場を残した上で、今のZOZOマリンのある場所に残りのキャパを収容できる駐車場を新設すれば、近隣にある既存の県営駐車場ともども「駐車できるスペースが足りない」ってことはないと思いますです。

あとは、今年の高校野球の地方大会でも実際にありましたが「あまりにも暑すぎて」選手や応援している観客、はたまた審判の人たちまでもが熱中症で調子を悪くしたりと「明らかに健康を害する気候」になりつつある酷暑の夏に今後もプロ野球という興行や、高校野球の千葉県大会などを開催するとすれば…そりゃ屋根付き球場の方がいいに決まってるでしょうね。ロッテ球団やNPBの方だって「雨や風(←これもあるんすね、ZOZOマリン(苦笑))で中止になるかもしれない」とやきもきする必要がなくなるのはそれはかなりありがたいでしょうし。

まあそこらへんは親会社のロッテや千葉県・千葉市もそうですが、千葉県の地元財界の皆さんともよく相談して「今後30年、充実して使えるような新スタ」を作ってくださる事の祈る次第ですね。まあ来年で50歳になる私が果たして生きてこの新スタを見れるかどうかは実にビミョーなとこではありますが。

…話がサクサクと進んで早くも再来年から着工とかになりませんかね?(苦笑)

以上です。

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