【千葉ロッテ】「無策の」井口監督が今日の負けを「QS達成」した小島投手のせいにしてるんだが?(呆)

【ロッテ】昨季チーム最多10勝…5戦未勝利の小島に井口監督「抑えるべきところを抑えられていない」(中日スポーツ)

さきほどの記事の話の続きになりますが…。

【千葉ロッテ】一発は打たれたが6回114球3失点の小島和哉を責めるのは正直、酷というものだろうな。

2022年5月3日

いやいや井口監督、それ(=先発投手がわずか3失点で抑えたのに、それで負けたのを批判)を言っちゃオシマイだろって(呆)

◇3日 西武4-2ロッテ(ベルーナドーム)

 ロッテは先発の小島が3敗目を喫した。今季は5試合登板で未勝利。「最低でも7回まで行かないと…。中継ぎに負担をかけることになってしまった」と反省した。

 昨季はチーム最多の10勝を挙げたが、今季はなかなか勝てないことに井口監督は「下位打線を出すなど抑えるべきところを抑えられていない。大量点は取られていないが、そこが勝てないところではないか」と冷静に分析した。

もちろん、年末の契約更改の際にはロッテ球団的には「査定」の部分で相当な評価はしてくれる…とは思うんですけども、こういう言い方ははっきり言って「ない」と思うんだけどな。

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野手出身の監督だから「クオリティ・スタート」なんか知ったこっちゃないと。

最近のプロ野球における投手の成績評価項目の1つ・指標で「クオリティ・スタート(QS)」というものがあります。それは具体的には「先発投手が6イニング以上を投げ、かつ3自責点以内に抑えた時」にカウントされるもので、つまりは「それだけ先発投手の中で安定性が高い」という評価のひとつになります。ついでに書くと「7イニング以上投げて2自責点以内に抑えた」場合は「ハイ・クリオリィ・スタート(HQS)」という指標もあるそうですが。

こちらは調べたらどうも1980年代後半のMLBから提唱されはじめて、日本に入ってきたのは2010年以降から提唱されるようになったそうですね。まあ特にロッテなんかはここ5-6年ほど、わくわくさん、五右衛門、岩下大輝、二木康太、種市篤暉、更にボルシンガー様…あたりの先発陣が6回7回8回あたりをしっかりと1-2失点で切り抜けるも、打撃陣の援護がなかったり、中継ぎ・抑えが痛打されて勝ち星が消えてしまったり、下手したら大逆転負けすることがたびたびありまして(それは井口監督就任前の、伊東勤氏が監督だった頃からたびたびありましたね。内竜也や今の益田選手会長とかが痛打されたりして…)。

ゆえに「本来であれば7回1失点のナイスピッチングで、勝ち星がついて然るべき」試合を打撃陣や監督首脳陣のへっぽこ采配で「勝ち星がつかなかった」もしくは「目の前で負けてしまった」ような試合の時に、先発投手が公然と監督批判をした事があるか?と言いたいわけですね。当然「言えるわきゃない」でしょう。ベンチの空気は悪くなるし、何より個人事業主たる一投手がそんな事をしたらどんなに実力があってもチームから干されることは確実でしょうからね、言うまでもなくこんな言動をする井口監督のもとでは「より確実に」自らのプロ野球人生の可能性も芽を潰すことにもなるから、言いたくても言えないのもあると思いますしね。無論、先にも書きましたが、QS達成に関してはシーズンオフの契約更改の際には査定の部分でしっかり評価してもらって…ということはあるんでしょうが。

しかしこの物言い。そもそも「てめえでチョイスして送り出した先発メンバー」な打撃陣が繋がりもなくへっぽこ守備までして先発投手の足を引っ張ってる現状は「それを選んだ、「監督」としてのあんたの結果責任はどーなんだ?」ってツッコミはどーしても禁じえないなあ。まあ結局井口監督が就任してから5年、ここらへんはほとんどクリアな感じにはならなかったんですけどね。そこらへん、去年・一昨年と2位に入れたのはやっぱり「延長戦なしの引き分け」の特例ルールが大きかったのかねえ。その分「延長戦での負け」の数が減るだけに。

極めて言葉を悪く言えば「化けの皮が剥がれた」みたいな感じになってんだけども。やはり野手出身の監督にゃ投手の気持ちはわからんのだろうな。

そりゃにんげんだもの。山本由伸投手だって。

「由伸だって人間だもの」ファン騒然!初の満塁被弾、7失点、膝に手…「初めて見た」「信じがたい事実」(スポニチ)

鬼の霍乱、の一言に尽きるなあ。にんげんだもの。みとぅを。

◇パ・リーグ オリックスーソフトバンク(2022年5月3日 ペイペイD)

 オリックス・山本由伸投手(23)が、3日のソフトバンク戦に先発。同点の6回に柳田に自身初となるグランドスラムを被弾した。結局、6回途中7失点(自責6)でKO。7失点も自己ワーストの屈辱となった。

 見たことのない光景に目を疑った。山本由伸VS柳田悠岐。日本最高峰の対決はギータの確信歩きからの雄叫びとペイペイDの大歓声、そしてオリックスファンの悲鳴がこだました。「神様」と言われて久しい由伸が膝に手をつきうなだれる…。この光景にネットも騒然。「初めて見る由伸」「由伸が膝に手をついているところ初めて見た…」「あんなに項垂れる由伸初めて見るわ」「どうした由伸…」「信じがたい事実」「あの山本由伸から7点とかヤバい」「うなだれているところも絵になる」「満塁本塁打打たれたの初めてなのか」「山本由伸だって人間だし」「ベンチで呆然とする由伸初めて見た」「山本由伸が燃えた」「由伸だって人間だもの」「こういう日もあります」「柳田もさすがだな」「敵ながら吠えるギータかっこえ~!」など悲鳴や驚き、冷静な声など様々な声が飛び交った。その中でも「初めて」のワードが多く、衝撃の大きさを物語っていた。

 山本は先発投手の指標となるクオリティースタート(6回以上、自責3以下=QS)について、昨年5月28日のヤクルト戦から連続でQS達成していたが、ついに「22」試合でストップ。また、4月19日のソフトバンク戦で、同じく同ヤクルト戦から続いていた連勝記録が「18」でストップし、335日ぶりに黒星を喫していたが、またもソフトバンク打線に苦杯をなめた。

で、その山本由伸投手、ここまで22試合連続QS達成だったそうです。いやーそれも凄すぎる。

しかしこの試合、さすがにオリックスの監督さんも、ここまでエースとしてチームの大黒柱となってきた山本投手に対して、「「柳田悠岐の前にランナーを出すなど抑えるべきところを抑えられていない。そこが勝てないところではないか」と冷静に分析した。」みたいな事は決して言わないでしょうしね。いやそれを言ったらもうオリックスもチームがバラバラになりますって。そんぐらい、今のロッテの井口監督が、自ら選んで出している打撃陣の援護が無くて、結果勝ちがつかないor敗戦投手になってしまっている先発投手陣に対して言ってることが「失礼」ってわけなんですよね。

それこそ少し前の西武みたいに投手防御率がアレでも打線が実にノリノリで、「ぶっちゃけ、ピッチャーが5点取られても俺らが10点取り返せば、勝ちは勝ちだろ?」みたいなチームであればまだしも、今年のロッテみたいに「3失点で抑えたのに2得点しか取れずに敗戦投手になって、結果(スタメンを選んでいる)監督に責任を問われて詰(なじ)られる」ってそりゃ無理ゲーって話ですってば。

以上です。

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