・【中日】ロッテ・加藤匠馬の無償獲得を発表 加藤代表「ロッテ球団の理解があって話がまとまりました」(スポーツ報知)
これにはちょいとびっくりした。
#加藤匠馬 選手の中日への無償トレードが決まりましたのでお知らせします。
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— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) December 26, 2022
ということは中日でトレード相手だった加藤翔平とチームメイトになるんだなこりゃ(^_^;)
中日は26日、ロッテ・加藤匠馬捕手を無償トレードで獲得したと発表した。入団会見は年明けに行われる予定。
加藤匠は青学大から14年のドラフト5位で中日に入団。強肩を武器に、与田政権1年目の19年には初の開幕スタメンを務めた。近年は木下の台頭もあり出番が減っていたことから、21年6月に加藤翔平外野手との1対1のトレードで移籍していた。
今季は24試合に出場し、打率1割1分1厘。木下を筆頭に大野奨、郡司、石橋、味谷、新人の山浅と絶対数が少なかったこともあり、立浪監督もかねて「捕手の補強に動いている」と明かしていた。
中日・加藤球団代表は広報を通じ「捕手の充実が急務なチーム状況で、ロッテ球団の理解があって話がまとまりました。復帰する加藤捕手はドラゴンズ投手陣の力量などをよく把握していると思います。ロッテ球団および、パ・リーグで学んだことを生かしてくれると期待しています」とコメントした。
◆加藤 匠馬(かとう・たくま)1992年4月29日、三重・松阪市生まれ。30歳。三重高では2010年春の甲子園に出場。青学大へ進学し、14年ドラフト5位で入団。最大の武器は「加藤バズーカ」と呼ばれる強肩。通算207試合、打率1割7分8厘、2本塁打、18打点。175センチ、76キロ。右投右打。
ロッテ球団としては、田村龍弘がFA移籍とはせずに残留し、柿沼友哉と併用しつつ松川虎生・佐藤都志也の若手選手2人がいてどうも昨年のような起用法も厳しいしこれは困ったもんだ…って感じだったのかもしれないですね。そう考えるロッテ球団からしても「温情」のような形で「なかなか併用するのは難しいから、古巣に戻ってあげなよ」的な感じで放出したのかもしれないなあ。まあロッテと中日、思えば落合選手の4対1トレードも含めていろいろ好くも悪くも因縁のある(?)チームですし。
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「ダブル加藤」と、更にわくわくさんまでいる来季の中日か(笑)
・中日・立浪監督「捕手が欲しい」と明言…難航必至のトレード第3弾、“主力級”を放出できるかがカギとの指摘も(デイリー新潮/12月21日付)
で、数日前に読んだ記事がありまして、それがこちら。確かに「捕手がほしい」って言ってますな(苦笑)
中日は、阿部寿樹と京田陽太のレギュラー内野手2人を放出するなど、このオフは積極的なトレードを断行したが、ここへ来てさらなる動きを見せる可能性が高くなっている。12月17日、地元局のテレビ番組に出演した立浪和義監督が「(正捕手の木下拓哉に次ぐ2番手となる)キャッチャーが欲しいと考えていますね」と発言し、トレードでの捕手獲得を示唆したのだ。
中日のキャッチャー事情を改めて見てみると、木下が正捕手として攻守に存在感を見せている一方で、今年2番目に一軍出場が多かった石橋康太がオフに右肘と左ひざの手術を受けて、来季の開幕には間に合わない可能性が高い。また、そもそも在籍している捕手は6人しかおらず、そのうち2人が高校卒2年目以下の若手ということを考えると、もう1人は一軍レベルの捕手が欲しいというのもよく分かる。
では、他球団で狙い目となるターゲットとしてはどんな選手が挙げられるのだろうか。
有力候補となりそうなのが広島の磯村嘉孝だ。一軍通算248試合の出場経験があり、今年も貴重なバックアップ要員として活躍。今年で30歳と、捕手として脂が乗ってくる年齢でもある。
一方で広島のチーム事情を見ると、今年までサードや外野を守ることが多かった坂倉将吾が、来年から捕手に専念すると言われており、その影響で磯村の出番は減る可能性は高い。それを考えると、広島が磯村を放出する可能性は否定できないといえそうだ。
よほどの“交換要員”を出さない限り……
しかし、東海地区にあるテレビ局のスポーツ記者は「磯村の獲得は難しいのではないか」と指摘したうえで、こう話す。
「このオフは長野久義を巨人に無償トレードで放出しましたが、これはかなり特例的なもので、広島は近年あまりトレードに積極的ではありません。磯村は一軍での経験も多く、チームのことをよく知っている選手です。そんなキャッチャーを、同一リーグの中日に出すことはリスクが大きいという考えが多いようです。中日がよほどの“交換要員”を出さない限り、磯村を獲得することは難しいのではないでしょうか」
広島が過去5年に成立させた選手同士の交換トレードはわずか3件、しかも全てがパ・リーグ球団との間に成立したものとなっている。磯村を“余剰戦力”と考えたとしても、確かに、同一リーグの中日へ移籍させるのは得策ではないと考える可能性は高そうだ。
一方のパ・リーグでは、ともにFAで捕手を獲得したソフトバンク、日本ハムは現有戦力の捕手を放出する可能性は考えられる。しかし、この2球団とのトレードもスムーズに進むかというと、そういうわけではなさそうだ。
乗り遅れた感が否めない
「ソフトバンクは、そもそも2番手の捕手が課題ということで嶺井博希を獲得した経緯があり、それ以外の捕手で一軍経験のある選手がそもそもいません。一方、日本ハムは、清水優心がポジション的にも“狙い目”になりそうですが、このオフは、既に石川亮という捕手をオリックスに放出しています。また、新庄監督が来年は優勝、日本一を狙うと話しており、そうなると、かなりの“主力級”でないとトレードには応じないのではないでしょうか。しかも、中日としてはあくまで欲しいのは“2番手捕手”であり、そのために主力級を放出するのは得策ではありません。それを考えると、簡単には進まない可能性が高いように思います」(前出の記者)
今年のFA戦線は捕手がかなり頻繁な動きを見せており、特にパ・リーグはレギュラー、2番手捕手の顔ぶれが変わりそうなチームも多い。中日もまた、早いうちからあらゆる動きを見せていたが、捕手の獲得には乗り遅れた印象は否めない。
また、立浪監督の“発言”も編成に好影響を与えていない部分があるのではないだろうか。他球団の編成担当者は、以下のように話してくれた。
立浪監督の不満の表れ
「ドラフトの時も立浪監督のコメントが多く取り上げられ、実際に、視察にも訪れていましたが、スカウトや編成からするとやりづらい部分もあったのではないでしょうか。今回の(トレードで)捕手が欲しいという発言も、他球団に中日はそれだけキャッチャーが苦しいんだという印象を与えることになり、交渉が不利になることも考えられます。『餅は餅屋』じゃないですけど、トレードに対して、裏側で要望は出したとしても、それをメディアの前で発表するメリットは少ないと思いますね。それだけ、立浪監督が編成に対して、不満がある表れかもしれませんが……」
これは監督就任前の話だが、昨年のドラフトについても、大学生の外野手を3人指名したことは想定外だったと話しており、そのこともあってか、このオフは編成に対する発言が多くなっている。
それだけ、立浪監督の発言力が強くなっている証拠とも言えるが、今回のトレードについては、なかなか一筋縄ではいかない可能性が高そうだ。阿部と京田の放出についても、いまだに否定的な声が多いが、2番手捕手を獲得するために、主力級の選手を放出すれば、立浪監督への風当たりが強くなるだろう。ここからキャンプイン、そして開幕までに果たして、周囲の“雑音”を封じ込めるさらなる補強を行うことができるのだろうか。
これを書いたのは某野球ライターの人で、元プロ選手でも解説者でもないんですが…しかしさすがにロッテ球団がトレード放出した加藤匠馬を「事実上、返してくれた」とまでは予想はできねえわな、これは確かに無理ないっす(^_^;)
で、もしこれが仮に田村龍弘がFA権行使してたら、パ・リーグ球団も手を挙げるかもしれませんが意外に中日が手を上げてサクサクと契約話が進んで今頃「中日・田村」が誕生してたかもしれませんね。
更に考えてみれば中日は、元ロッテの選手としては冒頭にも書きましたとおり、
「加藤にあらずんば加藤」(?)的なトレード相手の加藤翔平も在籍している上に、
西武→ロッテ→楽天…から中日にトレードされたわくわくさんまでいる次第ですし(笑)。大嶺祐太は残念ながら今期で戦力外通告・引退表明をしてしまいましたが、それを思うと意外に中日戦を見ていて「なんか馴染みのある顔と名前が結構いるなあ」って気持ちになりそうですね、はい。
そして中日球団さん、ここまでして戻ってきてくれたんだから今度は加藤捕手を現役生活および引退後までどーにか面倒を見てやってくださいね。古巣でも頑張れ。以上です。
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