・【ロッテ】井口資仁監督後任は「まだ白紙」河合オーナー代行明かす 複数の首脳陣が連絡待つ状況(日刊スポーツ)
昨日は千葉ロッテの球団社長氏の退任会見が行われてたんですが…しかし井口監督はマジで「電撃辞任」だったみたいでプランBとかもなかったっぽいのが凄まじい(大汗)
ロッテ河合克美オーナー代行兼球団社長(70)が4日、千葉市内で報道対応した。2日に電撃辞任が決まった井口資仁監督(47)の後任について「まだ白紙です」とし、決定時期やコーチ人事も「それも含めて白紙です」と白紙を強調。「(後任)候補を選ぶ作業をしているということです」と説明した。
近年は全日程終了直後にコーチ陣に翌年の留任が通達される年もあったが、関係者によると、今回は複数の首脳陣が球団からの連絡を待つ状況。4日は2軍が巨人との練習試合を行ったが、井口政権下で3年間ヘッドコーチを務めた鳥越裕介2軍監督(51)は球場を訪れず、堀幸一2軍チーフ打撃コーチ(53)が選手交代などを行った。秋季練習、フェニックスリーグなどが近づき、現場の混乱も始まっている。
井口監督本人はともかく(苦笑)、ロッテ球団のえらい人たちは「来季も井口監督続投で」ってのはほぼ確信してたっぽい雰囲気を感じますねえ。ただ、その条件として、「5位になった責任としてコーチ陣は刷新するように」という事を球団のえらい人たちから突きつけられて、
「オレが連れてきたコーチ陣でダメだったら、じゃ、オレやめるわ」とあっさりと辞任表明した井口氏もある意味で凄いが、ここらへんの「もし井口監督が継続を了承しなかったら」というプランがほとんど感じられず泥縄状態になってるんだったらそれはそれでプロスポーツチームとしてもどうかとは思うんだけども。
ただしその逆を言えば「あれだけの全権監督でやらせて結果が出なくても辞めさせられない」って方が明らかにやばいので、千葉ロッテ球団も最低限の道理にかなう事はやったのかもしれないな。もちろんその後の始末やフォローは大変なことになってそうだけど(^_^;)
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ま、ゆくゆくは「福浦監督」にはなるんだろうけども…。
・ロッテ次期監督候補に福浦コーチ浮上 地元出身で人気絶大 鳥越2軍監督も候補(デイリー)
いやいや、福浦御大が「監督」になる日はそう遠くない時期に来るんでしょうが、まだまだ経験が足りないがゆえに誰か「つなぎ」が欲しい。できれば福浦御大がそばで学べるような軍師タイプの試合上手なタイプの監督が。
ロッテの次期監督候補に福浦和也1軍打撃コーチ(46)が浮上していることが4日、明らかになった。球団内では内部昇格にこだわらず幅広く人選を進めているが、現有戦力を熟知した同氏が最有力候補とみられる。ほかには鳥越裕介2軍監督(51)も候補に挙がっているようだ。
今季最終戦で井口監督が辞任決断後、球団内では速やかに次期監督の選定作業に着手している。河合オーナー代行兼社長は本紙取材に「全くの白紙です。これからです」と明かしていたが、球団が掲げる中長期ビジョン「2025年常勝軍団形成」を実現できる監督を人選する方針を立てている。
現時点で適任とみられるのが球団史上3人目の2000安打を達成した福浦氏だ。19年に現役引退後は20年から2軍ヘッド兼打撃コーチを務め、今季からは1軍打撃コーチに配置転換。安田、高部、山口らに密着指導を重ね素質を開花させつつある。地元千葉出身で絶大な人気を誇る。
鳥越氏も18年から1軍ヘッド格を務めた後、育成力を買われ21年に2軍監督に就任。「選手の努力は絶対に見逃さない」が信念で21年はイースタンV、今季も2位とファームながら一定の成果を残した。チームは今季外国人の極度の不振もあり5位に終わったが、球団は井口野球の流れを継承できる人物を中心に進めていく。
ゆえにデイリーさんで名前が出ているように、本来であれば鳥越2軍監督がそのまま昇格してくれれば本当にありがたいんだけども…でも鳥越サンも井口監督が連れてきたようなもんでしたからねえ。このまま辞めちゃう可能性のほうが高そうだ。
巨人の原監督はやめないらしい。
・【巨人】原辰徳監督の続投決定 8月下旬、進退伺出していた…燃える反骨心 チーム再建へコーチ陣刷新も(スポーツ報知)
まあ仮に「井口監督続投、コーチ陣刷新」の流れで行ってたらこうなってました、というのが巨人の流れですかね。たぶん。
巨人・原辰徳監督(64)が来季も指揮を執ることが4日、正式決定した。東京・大手町の読売新聞東京本社で山口寿一オーナー(65)にシーズン終了の報告を行った中で続投を打診され、受諾した。来季が監督17シーズン目となる。今季は5年ぶりのBクラスとなる4位に終わり、原政権下で初めてクライマックスシリーズ(CS)進出も逃したが「このまま終わってたまるか、という新しい情熱、血液の中に燃えたぎるようなものが出てきた」とチーム再建と来季のV奪回に向け、反骨心を口にした。
反骨心は燃えたぎっている。原監督が来季も巨人を率いることが決まった。山口オーナーにシーズン終了報告を行い、その中で来季の指揮を託され、受諾した。巨人史上最長の監督16年目を迎えた今季は3、4月こそ首位を独走したが、5月以降に失速。結果、68勝72敗3分けの4位に終わり、原政権下で初めてCS進出も逃す屈辱を味わった。
「非常に悔しいシーズンであった。そういう中で、どこかで老け込みつつある私自身、逆にその悔しさが奮い立たせてくれた。『このまま終わってたまるか』という新しい情熱というか、血液の中に燃えたぎるようなものが出てきた」
21年オフに新たに3年契約を結んだ中での続投だが、“既定路線”とは少し意味合いが違う。原監督は2年連続V逸が迫っていた8月下旬、山口オーナーに宛て進退伺を届けた。同オーナーはその場で判断を下さず、シーズン最終盤まで何度も対話を持った。その中で原監督の心境に変化が生まれたことを明かし、「監督は自分に慢心があったと率直に反省をした上で『このままでは終われない』と強い意欲を示しています。尊重して、立て直しを託そうと続投を決めた」と説明した。
再建へのビジョンはすでに指揮官の中に描けている。今季の成績をかんがみて、課題を「全てでしょう。数字は冷静に野球人として見ても、優勝できるチームではなかったと真摯(しんし)に受け止めて対策を講じる」と即答。自ら引き合いに出したチーム打率2割4分2厘、チーム防御率3・69はともにリーグワースト。「やはり投手力を中心にした守りの野球が非常に重要」と、堅く、隙を見せないチーム作りを再建の第一歩と表明した。
打線においても今季は岡本和、丸、中田、ポランコ、ウォーカーが20発以上をマークし、破壊力抜群の「20発クインテット」が売りだったが、「(チームの)本塁打数はある程度誇れる部分ではあるけれど、しかし試合を支配する上において本塁打は順位的には高いものではないと改めて感じた」と一発頼みの“限界”を痛感。「バント、進塁打、あるいは犠飛」と緻密(ちみつ)な野球を取り戻していくことを掲げた。
若手の育成も託される中で、今季はプロ野球史上初となる1シーズン8人のプロ初勝利投手を輩出するなど、新芽が顔をのぞかせた。「階段には上がらせたと思う。その階段を正しく上らせていかなければならない」とさらなる成長を促していく。原辰徳を百戦錬磨の名将たらしめた反骨心で、必ず来秋にはG党に歓喜をもたらす。
◆コーチ陣刷新も
〇…山口オーナーが4位に終わり、CS進出を逃した今季の低迷について「2年連続で優勝を逃して、今季はBクラスに終わった。最後もあっけない終わり方となってしまって、ファンの皆さんには大変申し訳ないと思っています」とファンにわびた。また来季の反攻に向け、コーチ陣の刷新を示唆した。「いろんな見直しは必要だと思ってます。役割の変わる人もいるかもしれないし、新しく加入するコーチもいるだろうと。来年勝てるための体制を作るということ」と説明した。
なんつーか、今年の巨人は「試合運びがなんか雑だなあ」って印象が強かったですね。選手個々のメンツには文句はないんだけどツメが甘いというか。そこらへんをうまくクリアすればおのずから落とす試合も減っていくんじゃないでしょうかね。
つーか原監督、進退伺を出してたのか。たぶん井口監督は今も「試合に負けてるのは俺のせいじゃねえ」って思ってる(そして辞任した引き金も「順位低迷の結果責任」ではなく「コーチ陣刷新で全権監督を剥奪されると思ったから」でしたし)だろうから、それに比べればまだましかなあ。巨人の場合はコーチ陣こそが「船頭多くして船山に登る」状態ゆえにそこが問題かね。たぶんFA補強してもそのあたりは改善される可能性は低いでしょうしね。
以上です。
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