・【ロッテ】エンニー・ロメロ「1つずつ順位上げてプレーオフに」粘って5勝目(日刊スポーツ)
昨日の日ハム戦の記事の話の続きになります。
しかし本当に先発のロメロ先生、初回にどえらく日ハム打線に粘られて20数球投げさせられてどーなることやら…と思いましたが、6回1失点。本当にあざーす(笑)。
#MarinesWIN
リードを守り、3連勝!#山口航輝 選手は先制タイムリー、#中村奨吾 選手はタイムリー含む3安打猛打賞の活躍!#エンニー・ロメロ 投手は6回1失点の好投で今季5勝目、#益田直也 投手は16セーブ目をマーク!https://t.co/iyZS5ntlob#chibalotte pic.twitter.com/JQMKRwUpz0— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) June 18, 2022
<ロッテ3-1日本ハム>◇18日◇札幌ドーム
ロッテのエンニー・ロメロ投手(31)が粘って5勝目を挙げた。
初回、いきなり同じドミニカ共和国出身の1番アルカンタラに6球連続ファウルなど11球を要するも「こいつには負けない、しっかり抑えるという強い気持ちを持って」と左飛に。そこから快調に投げた。3位タイ浮上に貢献し「この調子を続けて、チームを1つずつ順位上げて、プレーオフに進出できるよう」と笑顔だった。
日ハムのアルカンタラ選手に思いっきり粘られてましたが、まさかの「同郷」でしたか(^_^;)。
個人的には「地味ながらいい仕事してるなあ」と思ったのは、前日の9回満塁からの走者一掃タイムリーを打ってくれた中村奨吾キャプテンが、
これで本日猛打賞‼️
昨日4打点の活躍の千葉ロッテ #中村奨吾 選手が今日もタイムリーヒットを放つ✨#chibalotte @chibalotte👇中村選手の過去の活躍動画はこちら!https://t.co/KGDznbeYWS pic.twitter.com/LRsBTwfeF6
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) June 18, 2022
またまたタイムリーを含む3安打猛打賞を。去年も一時期は打率3割をキープして実にいい仕事をしてただけに「いよいよ中村奨吾の季節が来たなあ」って感じに(笑)。
ただしこの選手はほぼ毎試合フルで出ていて疲れてくると明らかに調子を崩して淡白なバッティングしかできなくなるんで「たまにはほどよく休ませろ」と言いたいですな井口監督。そこはそろそろ監督5年目なんだからそこらへんのさじ加減は覚えようや(苦笑)
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パ・リーグの防御率上位10人が凄いことになってます(大汗)
しかし本当にロメロ先生のピッチングがテンポが早い。オリックスの宮城投手と同じぐらい、ポンポンと投げ込んでくるのが本当に気持ちがいいですね。これで5勝4敗。しかし防御率が2.22がめちゃくちゃいいだけに「常日頃からこんぐらい打線が援護してやれよ」と(笑)。
ちなみにロメロ先生の防御率、2.22でも全然凄いと思うんですが、パリーグだと1.57のオリックス・山本由伸、1.70のロッテ・佐々木朗希…を筆頭に現在9位らしいんですね。千葉ロッテの投手だと1.70の佐々木朗希が2位(5勝1敗)、1.81の五右衛門が5位(5勝3敗)と、このロメロ先生の3人がトップ10に入っているんですね(なおトップ10に3投手が入っているのは、6-8位に千賀滉大(2.02)・東浜巨(2.13)・大関智久(2.19)の3投手が入っているソフバンとロッテだけです、はい)。
そしてよくよく見ると防御率3位のオリックス・山岡泰輔投手も1.71で抑えながらも4勝3敗、同じく4位の日ハム・加藤貴之投手も1.76ながらも3勝4敗、そして今書いた5位のロッテの五右衛門も1.81で5勝3敗、ロメロ先生もよくよく見れば5勝4敗…と、いずれも「各チームのエース級の投手が、その防御率の良さの割には負け投手になっている回数も決して少なくない」という話が。
やはり(この後で書きますが)今季は両リーグでノーヒットノーランが4回も、パ・リーグだけで3回も達成されたりして、なんやかんやで打線が打ちあぐねてなかなか援護ができてない試合が多いんでしょうね、全体的に(苦笑)
そして今日も日ハム戦。14時からのデーゲームです。美馬投手の粘りと少しでも早く援護点をどうかよろしく。
昭和18年以来の「ノーノー1シーズン4人」という珍事だそうで(汗)
・79年ぶりシーズン4人ノーノー 山本由伸が通算86人目、四球1つの準完全「気持ちよかった」(日刊スポーツ)
これまた昨日書きました、
山本由伸投手のノーノーの話の続きになります。しかしシーズン4人ってのは79年ぶりの珍事と。79年前…え、1943年=昭和18年って「戦前」じゃないすか( ゚д゚)ポカーン
<西武0-2オリックス>◇18日◇ベルーナドーム
今季4人目の大記録はヨシノブだ! オリックスのエース山本由伸投手(23)が、西武11回戦(ベルーナドーム)でプロ野球史上86人目、通算97度目のノーヒットノーランを達成した。許した走者は5回2死から四球の外崎だけで、9三振を奪った。102球、2時間45分の「ヨシノブ劇場」でチームの連敗を6で止めた。プロ野球で同一シーズンに4人の「ノーノー」は79年ぶりのこと。リーグ単独トップの7勝目を挙げ、防御率もロッテ佐々木朗を抜いてトップに立った。
◇ ◇ ◇
ウオーターシャワーが高ぶった心と体に心地よかった。山本は捕手の若月と抱き合い、ベンチを飛び出した仲間たちから笑顔でペットボトルの水を浴びた。
「気持ちよかったです! いつも(サヨナラ勝ちで)かける側。冷たいだろうな~と思っていた」
プロ6年目で初の無安打無得点。試合前は本調子ではなく、ブルペンで制球を欠いた。「今日はすごく打たれる気がしていた。9回まで集中して、ドキドキしながら投げたので喜びがすごく大きい」。冷静なマスクの下でひた隠しにした重圧。27個目のアウトを奪って解放された。
唯一の出塁は5回2死からの外崎。「前回対戦でボール先行になったのを覚えていた」が、4球連続ボールで四球。「すごく悔しかった」。9回1死では右手負傷中の森が代打で登場。「今日出てくるとは思ってなかった。ビクッとしました」というが、この日最速の155キロで見逃し三振に仕留めた。
偉業達成のバックボーンには甘くない日々がある。
「食べてないなぁ~、アイスクリーム!」
最後に口にしたのは正月。「試合に勝ったご褒美で食べたりしない。日程に余裕がないと、手は出しませんよ」。感情だけでは動かない。「僕には大きな目標がある。1日をおろそかにしたら、その1日は、もう戻ってこない。サボった結果は自分に返ってくる」。
1月末の契約更改交渉では「将来の話を、真剣に」と、球団幹部に初めてメジャー挑戦を直訴した。言葉にしたからにはシャーベットの爽やかさも、チョコの甘い誘惑も我慢した。
「ベストな状態でマウンドに。怠けたり気を抜いてケガしたら、もう一生マウンドに立てないかもしれない。たくさん不安がある。だから、やらないと!」
起床、食事、球場入りの時間…。全ての調整に狂いはない。かつて、悩みの多さに頭を抱えた23歳は「不安だなと思えているのは、それだけ真剣に取り組めている証拠」と超ポジティブ思考を身に付けた。
花束を掲げると、無数のフラッシュライトを浴びた。気分転換で入れた左前髪の金色メッシュがキラリ輝く。「今日投げていた気持ちを忘れずにいれば…。もしかしたら、できるかなと」。完全試合-。アンコールの拍手は鳴りやまない。
で、記録的にはこの昭和18年の4人、の前に昭和15年には1シーズン5人という凄まじい年もあったそうです。沢村栄治投手が自身3度目のノーノーを達成したとかの。あの頃は今よりもボールの質がよくなく(しかも戦前・戦時中で野球というアメリカから来たスポーツが弾圧されかけてた頃でした)、投高打低な時代だったそうですし。それを考えると様々なトレーニング方法、育成メソッド、技術レベル、そして野球道具が格段にレベルアップした令和の世でこの記録と並ぶぐらいの投高打低なのは「凄い」の一言に尽きますね。まあ飛ばないボール、正確に言えば「本当にボールの芯に当てないとなかなか遠くには飛ばせない」ボールをあえてNPB、特にパ・リーグが採用してるという説もありますが…。
しかしこの山本投手もそのうちにMLBに行くことになるんですかね。ソフバンの千賀投手も、ロッテの佐々木朗希も、故障さえしなければあっちでガンガン投げまくってものすごいピッチングがフツーにできそうなだけに。まあ某張本サンあたりは「いい投手がみんなあっちに行っちまう」とかぼやきそうですが、むしろ彼らの後に続いて規格外のすごい投手がどんどん出てきてレベルアップおよび裾野が広がるってのは悪い話ではないと思いますけどね。
ただもしMLBに行くんだったら置き土産としてポスティングで行って決して少なくない移籍金を古巣に残してやってくれ、と。その資金をもとにまた新しいすごい投手を鍛え上げて成長させるから…というそういう良い意味でのサイクルが確立されるといいんだけどね。
以上です。
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