・ロッテ・石川完投でバトン!“M灯の一戦”先発・朗希「期待に応えたい」51年ぶりマジック点灯へ(スポニチ)
昨日の記事の続きになりますが…。
とにかく昨日はロッテ打線がウソのように繋がったこともそうですが、先発の五右衛門があの「繋がってナンボ」のオリックス打線を断ち切っての完投勝利をしてくれたのも大きかったですね。
◇パ・リーグ ロッテ8―2オリックス(2021年10月13日 京セラD)
ロッテは13日、首位のオリックス戦に先発した石川歩投手(33)が2失点完投の力投で8―2の勝利を飾り、ゲーム差を1・5に縮めた。14日の直接対決第3ラウンドに勝つか、引き分ければ、1シーズン制では51年ぶりとなるリーグ優勝へのマジック「9」か「10」が2位ながら点灯する。ここまで6度のマジック点灯への挑戦はことごとく失敗。2年目の佐々木朗希投手(19)を先発に立て、7度目の正直を狙う。
寡黙で口下手な石川が珍しく上機嫌だ。わずか97球で、18年4月17日以来となる完投勝利。「完封、そりゃあ、意識しますよ」と9回2死一塁から杉本に31号2ランを浴び、5年ぶりの完封は逃したが「いいプレッシャーの中でやれている。自分の状態が良くなかったら投げていても楽しくない。今日はしっかりと投げられて良かった」と冗舌だ。
負ければ、オリックスに優勝マジックが点灯する崖っ縁。前夜は2―0とリードしながら8回に左腕・小島が宗の同点2ランを浴びた。痛恨のドロー。試合後、人目をはばかることなく涙を見せた後輩の姿を、33歳の先輩も見ていた。
「小島はいい投球をしていた。自分もしっかりとゲームをつくりたいと思った」
魂のバトンを引き継いだ。1点リードの2回1死一、三塁のピンチではT―岡田をシンカーで空振り三振。伏見をカットボールで二飛に打ち取った。「変化球が良かった。あそこから大胆にいけた」と6月に右肘手術を受けた男が、無四球で今季5勝目を飾った。
これで優勝マジック点灯に「逆王手」をかけた。14日の天王山第3ラウンド。勝てば2位ながら、1シーズン制では1970年以来となるマジック9、引き分けでも10が点灯する。ここまでマジック点灯に6度挑戦も全て失敗。「7度目の正直」へマウンドには佐々木朗が上がる。
対戦する両軍がマジック点灯の可能性がある大一番だ。自身初の中6日となるが、「大きな変化はない。感覚、技術面でいえば、中6日の方が感覚が残っている」と頼もしい。今季2勝はいずれも甲子園、楽天生命パークと敵地で挙げた。試合前には初めてとなる京セラドームのマウンドもチェックした。高校日本代表で同僚だった左腕・宮城と初の投げ合いへ「大事な試合を任されたので、期待に応えたい」と燃える。
バトンをつないだ石川も大胆な予想を披露した。「朗希はずっといい投球をしているので、勝つと思いますよ」。敵地ながらスタンドは多くのロッテファンで埋まっている。51年ぶりのマジック点灯へ、役者と舞台は整った。
この五右衛門も「いざ、マウンドに立って第1球目を投げないと、調子が良いのかどうかわかんない」というピッチャーだと思ってまして、何年前に東京ドームの巨人戦を見に行った時も1回裏はものすごくいいピッチングをしてたのに2回以降、まさに「一変」するようなウソみたいな崩れ方をしたのを今でもよく覚えているので「まあ自分自身との戦いでもあるんだろうな」という感じはしますね。
勿論、そこに相棒となるキャッチャーのリードも加わるんでしょう。昨日は田村捕手で、その田村も加藤匠馬のトレードによる加入で決して「安泰な」レギュラーポジションではなくなっただけに(更に若手の柿沼友哉や佐藤トシヤの台頭に加えて、そしてドラフト1位で松川捕手も入ってくるわけで)、その田村捕手のリードも冴えてた上に、弱点とも言える打撃面でも大活躍で五右衛門をそちらでも「援護」できたのは非常に大きかったなあと思いますです。
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良い意味のジンクスは「使い倒したほうがいい」でしょう(笑)
・ロッテ 先発全員16安打!8得点で連敗ストップ エチェバリア発案“ぐるぐるポーズ”で上昇(スポニチ)
あー、昨日の試合終盤でタイムリーを打ってた三木亮がやってましたね。てっきりレアード様の「寿司」に対抗して(?)、蕎麦かうどんでも喰らうポーズかと思ってたら(^_^;)
◇パ・リーグ ロッテ8―2オリックス(2021年10月13日 京セラD)
ロッテ打線が先発全員の16安打8得点で2試合連続引き分けを挟んだ連敗を3で止めた。初回にレアードの右前打で先制すると、3回1死一塁から右足甲の骨折が完治していないマーティンが二ゴロを放って一塁に全力疾走で併殺を阻止。そこから4連打などで一挙4点を奪った。2安打2打点をマークした藤岡は「昨日、小島が好投したのに、野手が打てなくて情けなかった。今日は絶対に勝たなくてはいけないと思った」と振り返る。
ナインは安打が出ると、塁上では手をぐるぐると回すポーズを見せて盛り上がった。エチェバリアの発案で、藤岡は「何の意味ですかね。何かを混ぜるみたいな。初めてやったけど恥ずかしかった」と苦笑いを浮かべるが、ベンチのムードの良さを示していた。
でもまあエチェ師匠の発案のそれでしっかりと運気(?)と勢いがまた戻ってきたんであれば「効果はあった」という事でしょう(笑)、以前、ヤクルト時代の野村監督が勝ち続けている時はパンツを着替えないみたいな珍ジンクスを話してた記憶があるんですが、良い意味でのジンクスであればどんどん使い倒しちゃった方がいいっすわ、ええ(笑)
頑迷な審判が「試合の主役」になってはいけない。
・ロッテ・井口監督 リクエスト結果にまた不服「意見書出そうかなと思います」(スポニチ)
昔の著名な相撲評論家の彦山光三が「レンズと言えども正確とは言えんよ」と、決して写真を見ても持論を曲げなかったというエピソードが有りましたが、それを審判団がやってどーする、と。ビデオ判定の存在意義そのものを否定するようなことをやってはいけないね。
◇パ・リーグ ロッテ8―2オリックス(2021年10月13日 京セラD)
ロッテ・井口監督が判定を不服として球団から日本野球機構(NPB)に意見書を提出する意向を示した。6回に二盗を試みた中村奨がアウトとなり、リプレー検証を求めたが判定は覆らなかった。
ビジョンで流れた際の場内の反応から「お客さんがあれだけ、セーフだと思っている。前回意見書を出すのをやめようとしたが、合わせて出そうかなと思います」と話した。10日の日本ハム戦でも、リクエストの結果に異議を唱えていた。
あれだったら、サッカーで言うとこの「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)」やラグビーで言うとこの「TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)」と同じように、審判とは別の判定スタッフを設けて客観的判断を仰ぐべきなんでしょうね。少なくてもその判定の当事者たる審判が「試合の主役」になってはいけないでしょう。
で、今日の試合でオリックス・ロッテ共に勝った方にマジック点灯、引き分けた場合は試合数が多いロッテにマジック点灯という次第で。佐々木朗希、どこまで粘れるか。そして早いとこ打撃陣は援護してやるように。以上です。
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