・【ロッテ】佐々木朗希 剛腕ショー プロ初登板は12球で3人斬り「マウンドから見た景色はすごく興奮しました」(スポーツ報知)
昨日は佐々木朗希投手のプロ初登板という事で…テレビのスポーツニュースでも結構取り上げられてまして何度か見たんですが、やはり「味方で良かった…」の一言でした(^_^;)
登板後の第一声は、「超楽しかったです!」と #佐々木朗希 投手。「マリンは最高です!」と笑顔。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/OUDZK5n9U0
— 千葉ロッテマリーンズ (@Chiba_Lotte) March 12, 2021
◆オープン戦 ロッテ3―2中日(12日・ZOZOマリン)
ついにベールを脱いだ。ロッテ・佐々木朗希投手(19)が12日、中日戦(ZOZOマリン)に2番手としてプロ初登板し、6回の1イニングを打者3人12球、無安打無失点の完全投球で球速は今季最速の153キロをマーク。19年9月6日のU―18ワールドカップ韓国戦以来、553日ぶりの実戦マウンドとなった。東日本大震災から10年、野球ができることに感謝しながら「令和の怪物」が新たなスタートを切った。
「ピッチャーは、二木に代わりまして~佐々木~朗希~」。本拠地・ZOZOマリンでは今季最多となる4966人の観衆のボルテージが一気に上がった。6回2死、最後の打者・ビシエドを152キロの直球で見逃し三振に仕留めると、朗希は黄色いグラブをポンッとたたいた。「マウンドに立つまですごく緊張したけど、立ってからは集中して投げることができたかなと思います。結果的にですけど三振で抑えられたのと、三者凡退で抑えることができたので安心したというのが一番ですね」。マウンドを降りると思わず笑みがこぼれた。
プレートからサイズ29センチのスパイクでステップ幅を測り、7足分目に足場をならした。約2メートル先へ長い左足を踏み込み、自慢の直球を投げ込んでいった。先頭の京田を初球で一ゴロに打ち取ると、続く阿部を150キロの直球で遊ゴロに、ともに力で押し込んだ。4番・ビシエドには5球目、今季最速153キロを計測。球場はどよめきに包まれた。最後は152キロの外角直球で見逃し三振斬り。計12球中、変化球は阿部へのスライダー1球のみ。常時150キロ超の“剛腕ショー”でプロの階段を上った。
昨季は5月26日のシート打撃以降、コンディション不良に見舞われ、実戦登板はなかった。その中でも吉井投手コーチの下、1軍に帯同しながら体づくりに励み、体は一回り大きくなった。キャンプでは変化球にも手応えを感じ、確実にステップアップ。「去年やってきたことが意味のある1年だった」と振り返り、「マウンドから見た景色はすごく興奮しましたし、楽しんで投げられたかなと思う」と念願のデビュー戦をかみ締めた。井口監督は「ストライクゾーンで勝負できていたし、ちょっとピュッと投げたくらいで153キロ出しちゃう投手ですから、そういう意味では、だいぶ余力残してたんじゃないですか」と今後の成長に目を輝かせた。今後は「もう一回、上(1軍)で投げさそうという話にはなってます」とも明言した。
10年前。東日本大震災で岩手・陸前高田市の父と祖父母を亡くした朗希は「今こうやってプロ野球選手としてマウンドで投げて、野球ができていることにすごく感謝してます」と言葉を絞り出した。初めてのウィニングボールは家族に贈ると決めている。大きな可能性を秘めた最速163キロ右腕が新たな一歩を踏み出した。
で、YouTubeでもアップされてたんで改めて見たんですけども、
いやーたぶん見た目の球速よりも、打者は早く感じてんだろうなあ…と思うような球の伸びがすごかったっす。と同時にすらっとした長身からものすごい速球を投げてるのを見て、昔の巨人・槙原寛己投手のデビューしたての頃を思い出しましたね。確か股関節かどこかを痛めるまでは150キロをゆうに超える速球派の投手、怪我をして変化球も取り入れるようになっての完全試合を達成してた…という話も聞いたことがありますけど。
そして千葉ロッテの広報氏が撮ってた「舞台裏」の動画もアップされてました。
いやー、仕事が早い(笑)。
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ま、今はバックアップメンバーでも居残ったもん勝ちでしょう、大河よ。
・ロッテの遊撃手争いは…藤岡、小川、平沢、エチェバリア?(デイリー)
こんな記事も。まあ個人的には荻野貴司の次に「推して」いる平沢大河にゃ、どこでもいいからまんべんなく守って、それで代打でもなんでも構わないんで打ちまくって肝心要な場面で頑張ってほしいと思う次第です、はい。
「オープン戦、ロッテ-中日」(13日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・井口資仁監督は13日、中日戦の雨天中止決定後、取材に応じ、遊撃レギュラー争いについてシーズン中は、新外国人のエチェバリアを含めドラフト3位・小川(国学院大)、藤岡、平沢と競争させていくプランを明かした。
ここまでオープン戦は4勝3敗1分け。室内練習場で投手陣、野手陣の動きを見守った。特に遊撃手の白熱のレギュラー争いについて語った。ドラフト3位・小川が2月の練習試合での5試合連続安打を含め、オープン戦も打率・286、4盗塁。6日の西武戦意向、昨季のレギュラー藤岡と交互にスタメン出場させている。「小川が守備でもバッティングでも、いいものを見せてくれて本当に横一線でやっていると思う」と明かした。
さらに「2人で1年間、競争になるんじゃないですかね」としつつ、「当然、そこにエチェバリアが入ってくれればね。もう一人入ってくるかと」。来日未定のメジャーリーガー、エチェバリア(ブレーブス)を含めて併用の可能性もありそうだ。
つーか、今年は本当に藤岡裕大にとってはかつてないぐらいに「ケツに火がつきそうな」一年になりそーな予感が。せめて打率も2割5分ぐらい打ってくれれば文句はないんですけども。逆に藤岡裕大が打撃面でもたもたしてる間(?)に、他のライバルたちが打撃の方でもアピールできれば、昨年と違い全然チャンスはあるぞ、という意味ではまあ読めないですね、今年に関しては。
※逆にここからケツに火がついて、藤岡裕大がシーズン通して9番打者あたりで3割近い打率を残せるようになったらおもしろいんですけどね(笑)
と同時に昨年の千葉ロッテの短所でもあった「固定メンバーで戦ってる時に、バックアップメンバーの選手層が薄い」というのが、今回はどこでも守れる三木亮に加えて、同じくどこでも守れて更に昨年の絶不調の原因でもあった肘の怪我が癒えつつある平沢大河も使える選択肢があるというのは千葉ロッテにとってはかなり大きな一面になるような気もします。少し前までは根元俊一や大嶺翔太といった、やはりどこでもまんべんなく守れてたユーテリティプレイヤーが現役引退などで減ってしまってるだけに。
なので、開幕時はベンチスタートかもしれないけど、もしかしたらシーズン中に誰か(例えば中村奨吾、アジャ井上、安田尚憲、レアード様などなど)が怪我や不調を起こしたりすれば、本人も想定してなかった以上にあっさりと(?)出番が回ってくる可能性も高いですし、試合終盤や肝心要の場面で信頼されて代打や代走、守備固めとして送り込まれてそのまま次の打席で大チャンスがという、サッカーでいうとこの「スーパーサブ」的な役割でチーム内の信頼を勝ち得ることもあるかもしれないですし。おそらくそこらへんの積み重ねも大事なんでしょうね。
ま、平沢大河自身としてはショート一筋にこだわるプロとしての気持ちとしてはやはり不本意…ではあるかもしれないけど、そこはこないだも書きましたが、
「結果を残しちゃえばこっちのもん」「とにかく打撃も磨いてユーテリティかつゼネラリストとしてそのまま居残っちゃえ」でいいと思うんですね、今は。おそらくこだわりと同時にプロとしてのシビアなほどの割り切りもどこかで必要なんでしょうね。
で、もし1軍で文句なしの大活躍をして打撃トップ10入りしたりどこのポジションでもいいからベストナインorゴールデングラブ賞とかを取って「チームの顔」になって多少はわがままが言えるようになったら、改めて年俸更改の場でショート一筋宣言でも、更に例えば背番号を井口サンのつけてる6番をくれとか、福浦サンのつけてた9番をくれとか、(近い将来に)引退する清田先輩か角中先輩の1か3をくれとでも(以下略)。
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