【千葉ロッテ】9回2死で同点になるも、延長で代打・高濱の決勝打が(感涙)

ロッテ 40日ぶり勝率5割復帰で3位タイ浮上 まさかの延長戦突入も代打・高浜が決勝打(スポニチ)

あんだけこないだまで全敗していて「大の苦手」にしてた西武から前橋・大宮で2連勝し、まさか5月上旬に借金完済するとは思ってなかったぞ、千葉ロッテ(苦笑)。

◇パ・リーグ ロッテ5―4西武(2019年5月9日 県営大宮)

 ロッテが同率4位で並んでいた西武との延長戦を5―4で制して3連勝。開幕2戦目の3月30日以来40日ぶりとなる勝率5割復帰を果たし、日本ハムと並ぶ3位タイに浮上した。西武は3連敗で借金2とし、5位に転落している。

 ロッテは4―3で迎えた9回、2死一塁で試合終了と思われた秋山の遊ゴロを三木がエラーして一、二塁としてから代打・岡田に同点打を許して4―4で延長戦に突入。

 だが、11回、四球を足場に1死二塁とすると、三木の代打に出た高浜が左越え二塁打を放って勝ち越し。この1点リードをその裏、6番手・西野が守り切った。

 西武は初回、1死二塁から源田の右前適時打で先制。1―2と逆転された直後の5回には1死満塁から主砲・山川が右翼フェンス直撃の二塁打を放って再逆転し、9回に土壇場で追いついて延長戦に持ち込んだが、5番手のマーティンが力尽きた。

いつもだと先制されてそのまま…というのが、昨年・一昨年あたりのパターンだったんですが、今年は同点に追いついて、一度は逆転して、そして9回にエラー絡みで同点にされて、「あ、去年までだったらここで打たれてるな」と思われたシーンで、どうにか益田が源田を抑えてくれて3アウトに持っていってくれたのが良かったです。益田もここ2シーズンはこういう場面で何度も悔しい思いをしてたでしょうに。

…で、最終的には延長10回を投げた唐川が勝利投手に、最後の延長11回をぴしゃりと抑えた西野が今季初セーブということに。まあ西野は益田・内の前の守護神だったんすけどね。先発の岩下は3失点、9回の益田は1失点しましたが、2番手のチェン様、3番手の酒居が無失点で切り抜けてくれまして、なんか今年の千葉ロッテの中継ぎ・抑えは一味違うみたいだ(笑)

↑チェン様のナイスピッチングの動画もありましたが、ショートの三木亮もたびたびいい守備をしてたんですけどね…。あの9回のエラー以外は。

スポンサーリンク

そして最後に決めたのが苦労人・高濱選手でした。

しかし凄いなーと思ったのは、8回にいったんは勝ち越しのタイムリーを打ったのが清田で、そのタイムリーを打った清田の代走で登場した岡が延長11回にフォアボールで塁に出て、吉田の送りバントの後、三木亮の代打で出てきたのが二軍で結果を出してようやく一軍からお呼びがかかった苦労人・高濱卓也でした。

「いやあ、井口監督、いいとこで起用したなあ」と目を細めてつぶやいた次第でした。

で、ヒーローインタビューはその高濱選手だったんですが、

インタビュー動画の最後に映った、高濱選手にユニフォームを持って感涙してる女性ファンの方の姿に…ぐっと来たなあ(涙)。

いやー、ロッテファンは高濱とか細谷圭とか中堅からベテランに差し掛かる世代の選手が非常に苦労して二軍から這い上がってきたのをみんなわかってますから。そういう意味では「総力戦ってのはこういういざ、という時に使える選手を常に用意しておくものなんだな…」としみじみ実感した次第でした。もっとも西武も9回裏の2死から同点打を打ったのは岡田雅利という控え捕手であり代打の選手でしたし。そういう意味では「渋い、いい仕事をする選手が、決して多くはないチャンスの中で首脳陣の期待通りにきちんとアピールできた」両チームではあったんですね。

で、調べてみたら奇しくも、西武の岡田選手が平成元年6月30日生まれ、ロッテの高濱選手が平成元年7月6日生まれ…の今年29歳、初夏には30歳になる、という誕生日が非常に近い者同士の「ここで結果を出さなきゃ」的な選手がそれぞれ結果を出したってのは…たぶん今後もロッテと西武の「総力戦」は続いていくんでしょうね。できれば戦力が戻りつつあるソフバンさんを少しでも食い止めてほしいっす(苦笑)。

※ちなみにロッテは明日からヤフードームでソフバン3連戦です。

 

▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへにほんブログ村 野球ブログ プロ野球へにほんブログ村 サッカーブログ J2へ