【千葉ロッテ】二木・種市・小島・中村稔・成田翔を米国トレに派遣するそうで。


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ロッテ井口監督、若手5投手に米トレ指令!日本ハム・金子も拠点の施設で球速UPだ(スポニチ)

将来のロッテの双肩を担う若手投手たちに井口監督が「ちょっとアメリカに行ってこい」と。ある意味で武者修行、セガサターン時代の「サカつく2」でいうとこの南米修行みたいなもんですな(←例えがビミョーに古い…)

ロッテ・井口資仁監督(44)が、種市、二木、小島、中村稔、成田の若手5投手を米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」へ派遣することが26日、分かった。「(同施設は)実績もある。経験になる」と話しており、11月下旬に派遣する方針が固まった。

 サイ・ヤング賞2度受賞のリンスカム、インディアンスで5年連続2桁勝利のバウアーらメジャーリーガー、日本ハム・金子も拠点とする。動作解析や100グラム~2キロと重さの違うボールを使った練習で理想のフォームを完成させる。完全習得すれば4~5キロの球速増が期待できる。

 最年長の二木でも24歳。今季チーム最多タイの8勝を挙げ、指揮官がエース候補と期待する最年少の種市は21歳だ。伸び盛りの若手投手に最先端トレーニングを学ばせ、先発の柱へと成長させる。

サンフランシスコ・ジャイアンツで小柄ながら物凄い速球を投げてたリンスカム投手がここを使ってたんすか。それは同じような小柄な成田翔にとっては物凄い参考になるんじゃないですかね。

しかしもし「完全習得すれば」という条件はあまりますが、150キロ前後の速球がバンバン投げられるようになれば、勿論変化球や緩急を使ったもっと「幅の広い」ピッチングもできるわけで。おそらく数年後、今のわくわくさんの次のロッテのエースになると思われる種市と、その種市に負けじと思うだろう二木をうまく競わせて、わくわくさんや五右衛門ですらうかうかできない先発ローテ争いを繰り広げてくれると嬉しいんですけどねえ…。

あと個人的に思うのは、とりあえず種市・二木・成田翔あたりは背番号を10番台(わくわくさんが去年までつけてた16番とか、わくわくさんの前のエースだった成瀬がつけてた17番とか、またはいっそのこと平沢大河を背番号を1桁台にして、それで空けた(?)13番とか…)に替えてくれないかなあ、いわゆる「出世番号」としてね。

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後半戦の西野投手の活躍には本当に頭が下がる思いで…。

先発・救援にフル回転のロッテ・西野勇士が辿り着いた新たな感覚(ベースボールキング)

それと今年は、シーズン後半から「復調」した五右衛門と西野にはもう感謝の言葉しかないっすわ…。

先発・リリーフにフル回転

 「シーズン最初に1年間本当にフルでやって貢献したい気持ちがあった。それはなんとかできた。目標は達成したのかなという感じがします」。

 ロッテの西野勇士は今季、先発にリリーフとフル回転した。開幕一軍を掴むと春先はビハインドゲームのリリーフを中心に安定した投球を見せ、一時はセットアッパーを担当。後半戦からは先発に配置転換し、9月7日のソフトバンク戦ではプロ11年目でプロ初完封を挙げるなど、6試合の先発で5試合クオリティ・スタート(6回3自責点)をマークした。

 1年を通して安定した投球を披露できた要因について西野は「トレーニングもそうですし、ケアもそう。今年はこれをやろうと決めたこと、自分がやりたいことを最初から最後までやり続けられたのが良かったと思います」と説明した。

二軍でも腐らず取り組んだ姿勢

 2014年から3年連続で20セーブ以上をマークし、抑えも担ってきたが、ここ数年は自身が納得のいく投球ができなかった。

 それでもファームで過ごす時間が多かった17年や18年も腐ることなく、黙々とトレーニングをしている姿は印象的だった。「悔しい思いもありましたよ。僕も先輩なので見せないといけない。ある程度、僕の中での野球観じゃないけど、野球に対する取り組み方の姿勢がある。後輩たちが見て、こういう風に野球に取り組んでいくんだというのを見せられればいいかなと思います」。

 一緒に汗を流してきたマリーンズの先輩たちの練習姿勢も、大きく関係しているという。特に今季限りで現役から引退した福浦和也から学ぶことが多かった。「本当に福浦さんの影響がスゴイあると思います。僕の中でも人として、凄い尊敬するというか、ああいう人になりたいと思うくらいスゴイ人。野球に対する姿勢や準備を学ばせてもらった。僕の野球に対する姿勢というのもそういうところからできあがっていると思う」と存在の大きさを強調した。

取り戻せない感覚

 練習姿勢も大事だが、同時にプロの世界では「結果」が求められる。17年が5登板、昨季は14試合の登板で、防御率6.19と精彩を欠いた。

 昨年の秋には「自分が良かったときの感覚を取り戻そうというわけではないけど、ある程度、自分の中で良い感覚があるなかで、そういう感覚を取り戻せていないところがある。正直それができていないというのは、今の結果がでていないことに繋がっている。今年(2018年)は本当に全然できていない。正直チームの戦力になれていない」と自身が思い描くピッチングができないこと、チームに貢献できていないことを悔しがっていた。

 西野は良かった時の感覚を取り戻すことに取り組んでいたが、「アメリカでトレーニングをやって、良くない点とかもわかった。それを修正するじゃないですけど、もちろん2年も良い感覚がなかったら、前の感覚という話ではない」と、新しい感覚を手に入れようと試行錯誤してきた。

 その結果、オープン戦の時には良かったときの感覚に「戻りつつあるけど、100ではない。ハマったときはそのときと変わらないくらいの球が投げられている。そうでないときもあるので、そこがもうちょっと埋まってくれればという感じ。7~8割はいい感じで来ています」と、自身の中で手応えを掴みつつあった。

新しい感覚

 リリーフを務めていた5月下旬の段階では、「一進一退という感じ。良いときもあれば、悪いときもある」と話していたが、夏前には「みんな好不調の波があるように、その中で『これだ』っていうのをみんな掴むから1年間一軍に居続けられる。僕の中でもある程度、『こういうのかな』というのが1個あって、それは先発転向する直前から(良い)感覚が続いているのかな」と、“新しい感覚”をつかみ始めていた。

 先発転向後の成績を見ても、6試合の登板で39回1/3を投げ、2勝2敗ではあるものの、防御率は2.52。冒頭にも述べたように、5試合でクオリティスタート(6回以上3失点以下)を達成するなど、結果にも好感触の成果が現れている。

 投球スタイルを変えたわけでなく、投げている球種は良かったときとはほとんど変わらない。「本当に良いときに戻すという感覚はないけど、スタイルは変わらない。そこは変えちゃダメなのかなと思います」。試行錯誤をしながら、たどり着いた新たな感覚。悔しかった2年間というのは、決して無駄ではなかったのかもしれない。そんなことを思わせる今季の働きぶりであり、これを来年以降も継続できるかが本当に重要なことになってくる。

もともとは、西野投手は入団時は育成契約で入ってきた選手だったんですね。3年ぐらい育成選手で鍛えられてから支配下登録された苦労人で、初年度に先発としてフル稼働し9勝もあげてたところ、その年の守護神だった益田投手が怪我で離脱したのをきっかけに抑えに回ったという経緯があったりします。で、伊東監督の頃の守護神で肘だかどこかを痛めて数年前に先発転向するもあまりにも結果が出なくて2軍にいた時期があったんですね。

ちなみに順番でいうと、益田→西野→益田→内→益田…と守護神の変遷を経て(実際は一昨年・昨年は益田がどうも好不調の波が激しすぎて、セットアッパーに益田が回り、9回に内が抑えに回ってたこともありました。で、内は今年は手術して離脱してたので…)、そして今年も一時期は益田がどうも不調で、ダブルストッパー案もあったんすけどね。

ただ今年からロッテにやってきた吉井コーチが益田の起用法をしっかりと考えてくれたのと益田本人も調整方法を少し変えたのかシーズン終盤に崩れることが減りまして、そこに更にルーキーの東妻(←この投手はドラフト指名された時から「抑え希望」で入ってきた珍しいタイプでした)が出てきて、これで西野を先発に回すことができて、ここにきて西野が目が覚めるようないい安定したピッチングができるようになったのは大きかったですねえ…。こういう「悔しかった2年間を決して腐らずに頑張って、そして結果を出して無駄にしなかった」というタイプの選手(そしてこういうエピソード的な話)は個人的には大好きですね(笑)。

できれば若手の台頭に「坑(あら)がう」…と書くとちょっと語弊が生じますけど、やはり若手・中堅・ベテランが限られた先発ローテ枠を競うぐらい切磋琢磨して、井口監督や首脳陣に「誰を起用しよう」って悩ませるぐらいの多士済々ぶりなチームになってくれると嬉しいですね。「エース」のわくわくさんは来年はどうなるのかはさだかではないですが、やはりすんなりと種市や二木、岩下などに譲るわけはないでしょうし、いい意味で競争原理がはたらいてくれるとありがたいです。あ、野手もね(ノД`)シクシク

以上です。

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