息子の学校用の「座位保持装置」が新調されまして…その先代を自宅用として持って帰ってきたお話など。

うちの息子は先天的な発達障害がありまして車椅子を使って地元の特別支援学校に通ってます。そんな息子が学校で授業などで使っているのが「座位保持装置」という木製の車椅子のようなものでして、体格の成長と共に作り変えることになってそれができたので引き渡しがあった…という話です。

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さすがに小1から使ってたのでサイズが小さくなってきまして…(^_^;)

今まで使っていたのは、小学校(特別支援学校は都立の小中高一貫のとこなので「小学部」と呼ばれてます)に入る直前に、理学療法・作業療法のリハビリや幼稚園代わりに数年間通っていた母子クラスがあった療育支援センターで作ってもらいました。ところがさすがに小1→小5になると身体がえらくでかくなりまして…ま、標準に小5に比べるとまだまだ全然小さいのですが(笑)、車椅子や座位保持装置などをある程度の年数ごとにおニューのを新調するということもやってます。

で、車椅子は昨年の春に、

息子の車椅子が新しくなりました。で、今度のは「ヴァンフォーレ甲府っぽい」色に(^_^;)

2023年3月14日

一足先に一回り大きいのに新調してもらいました。なおこの時の車椅子の色は赤と青が基調で、私が贔屓にしているサッカーの「ヴァンフォーレ甲府」のチームカラーに合わせてもらってました(^_^;)。

今回は学校の授業で使っている「座位保持装置」を新調することになりまして、その数ヶ月ほど、理学療法のリハビリの際に体格を調べたり、新調するにあたってはどこらへんを改良するかなどを、療育支援センターの理学療法士さんや、整形外科の先生、更に車椅子や座位保持装置を製作する業者さん立ち会いでちょいちょいと調整が行われて、昨日、引き渡しということになったのでした。

なお「色」は橙色と黒が基調で、これは妻が大の巨人ファンだからという話で(苦笑)。

そして、更に今しがたまで先生や介護の看護師さんに給食を食べさせてもらったりしてる時に使っていた、まもなく「先代」となる、現役ほやほやの座位保持装置も持ってきました。というのは通っている特別支援学校と療育支援センターは隣通しなんですね(笑)。実際は学校の裏手の出入り口と、療育支援センターの正面玄関までは「アクセス通路」という屋根つきの通路でつながっておりますので、妻と車椅子の息子と共にこちらも押して持ってきた次第でした。

↑こっちが「先代」となった実質4年半以上使っていた座位保持装置になります(やっぱし先代も妻のリクエストで「ジャイアンツカラー」でした(笑))。よく見ると肩・胸・腰のとこにつける黒いベルトが使いすぎてヨレヨレになっております。

↑そしてこちらが次のメインで使う座位保持装置です。色とかはほぼ同じなんですが、椅子の大きさがやはり大きくなりましたし、よくよく見るとベルトが真新しくてぴしっとしておりますです。

で、なぜ先代のも療育支援センターに持ってきたのか…と言いますと、先代の座位保持装置は次のそれが学校で使われるようになった後は自宅で、主に食事を食べさせたりする際に居間に置いといて引き続き使うんですね。それ用に業者さんについでにサイズや高さ、あと学校の先生や看護師さんの話では、息子は両腕の横にあるてすりをガチャガチャいじるんだそうで、少し手すりが上下にバコバコずれるようになってしまったのでそちらも再調整して直してもらってから、我が家に引き取るということになったのでした。

↑で、新しいのを微調整する際に息子にも実際に座ってもらって、これで完成で引取…となりました。

そして息子は、今度は胸と腰のあたりにつけているコルセットも新調するというのでそのサイズ調整とかをやってもらうことになりまして、私はとりあえず新しくできた座位保持装置を一足先に隣の特別支援学校に押して持っていくことになったのでした。

そして我が家に「先代」が引き取られてきました。

なお「先代」の座位保持装置は調整する箇所が結構多かったようで、リハビリの時間内だけではちょっと収まらない…そうで、その日は療育支援センターのリハビリルームの廊下で預かってもらいまして、翌日、息子が学校に行っている昼間に(いつもは車椅子を運べるリフター付きのワゴンのうちの車で)引き取って自宅まで運ぶことになりました。

お昼すぎに昨日預かってもらってた療育支援センターに行って、先代の座位保持装置を引き取ってきまして、

↑こんな感じでリフターに乗せて、

↑リモコンで「入」のボタンを押して、

↑ぐいーんと、リフターで座位保持装置を車の後部へ…と思ったら、少しリクライニングしないと天井の高さに足りないことが判明しまして、

↑こんな感じにフルに近いとこまでリクライニングすることにしたらすっぽりと入りました。これは座位保持装置は足のとこが高さが調整できるんですね。例えば給食を食べさせてくれる(主に横に椅子を座った)先生や看護師さんの身長に合わせて高さが変えられるので、引取時は学校で少し高めに設定したまま持ってきてしまったからでした。

そして先代の座位保持装置は自宅のリビングに運んだのでした。

ついでに書くと、この前の座位保持装置は、

こういう青い白玉模様の柄の今度のよりもかなり小さいサイズの座位保持装置だったんですが、こちらは年明けに市役所に電話して粗大ごみの回収の予約をして処分ということになります。車椅子は海外でも需要があるので寄付してきれいにして海外に送ってくれるNPO法人もあるんですが、そこのNPO法人さんに以前聞いた話では、海外では座位保持装置はニーズがないらしく(車椅子で用途が兼ねられてしまうらしいんですね)、結果的にはこちらで処分ということになりました。

で、年明けに粗大ごみとして処分するまではガレージ奥の物置に、ということに。いやーたぶん5年近く使い込んでまして、確か我が家に来たのが「佐々木朗希をドラフト1位のくじで当てちゃった」ぐらいの頃だったんで、奇しくも佐々木朗希がロッテを退団してMLBに挑戦するタイミングとほぼ同じくして息子の座位保持装置も代替わり…ということになったのでした。いやー長らくお疲れさまでした。そして学校用の「先代」の座位保持装置も、今後も我が家でどうぞよろしくです(笑)。

以上です。

 

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