【千葉ロッテ】昨日の小川龍成は日々のバント練習の賜物だったわけですなー。まさに継続は力なり(笑)

ロッテ・小川龍成「貢献できればいいなと思って毎日練習している」日々の積み重ねが生んだサヨナラバント安打!(Baseball King)

昨日のロッテ対西武戦の話の続きになりますが…。

しかし昨日はよくぞ一発で決めてくれたなーって思ってたら、そんな逸話がありましたか(笑)

ZOZOマリンスタジアムでの試合前練習で、ロッテの小川龍成は毎日欠かさずバントマシンを相手に黙々とバント練習を行う。毎日の積み重ねが、サヨナラバント安打に繋がった。

 「2アウト満塁になった瞬間に持ち味を出していこうかなと思っていた。サードの位置を見てセーフティしようと思って打席に立ちました」。

 代走から途中出場した小川は6-6の9回二死満塁で回ってきたこの日最初の打席、西武の守護神・アブレイユが投じた初球、「自分でも考えていましたし、ベンチにいる時に金子さんに2アウト満塁の時、サード、ファーストチャンスあるぞと言われたので、そこは金子さんのアドバイスも考えてやりました」と、三塁線に絶妙なセーフティバント。これが適時内野安打となり、サヨナラ勝ちとなった。

◆ 繰り返し練習

 三塁線のセーフティバントは、試合前練習で何度も何度も繰り返し行ってきた。

 昨年10月13日にZOZOマリンスタジアムで行われたCS練習では「毎日(セーフティバントの練習を)やっています!!」と三塁方向に何球も何球もセーフティバントの練習。今年2月の石垣島春季キャンプでも「もちろん送りバント、セーフティバントが多くなってくると思うので、そこは自分の持ち味にできるようにやっていきたいと思います」と練習を欠かすことはなかった。

 今年5月7日の取材で、セーフティバントの練習をする意図について改めて訊くと、「相手をかき乱すじゃないですけど、流れが悪かったりとか、なかなかヒットが出ないピッチャーの時にそういう時にリズムを崩すというか、そう言ったことができたらなと思って常に練習しています」と説明。

 5月19日の日本ハム戦、2-0の3回一死一、二塁の第1打席、伊藤大海が1ボールから投じた2球目の外角のツーシームを三塁線にセーフティバント。本人も「練習でずっと理想としていたバントができたので、完璧なバントだったかなと思います」と喜べば、吉井理人監督も「うまかったです。1球目はサインだったんですけど、2球目はサインを消して、自分でやって上手くいきましたよね。あれはよかったです」と手放しでほめた。

 この1本をきっかけに、セーフティバント安打を決めるケースが増えた。5月28日のヤクルト戦、0-1の2回一死一、三塁の第1打席、「バントはあると思って打席に入ったので心の準備はしっかり出来ていました。1点取ることができて良かった」と、吉村貢司郎が2ボール1ストライクから投じた4球目のフォークを一塁方向へセーフティバント。これが適時内野安打となった。

 5月31日の阪神戦も0-0の3回二死三塁の第2打席、「なんとか最善の策を考えて、とにかく同点に追いつく事だけ考えました」と青柳晃洋が1ボールから投じた2球目の外角ストレートを三塁線にセーフティバントを決めた。

 6月11日のDeNA戦、0-4の8回一死走者なしの第3打席、ウィックの初球を三塁線にセーフティバント内野安打。7月10日の楽天戦、0-1の初回無死二塁の第1打席、松井友飛が投じた初球を捕手前にセーフティバント。捕手・堀内が一塁へ悪送球。記録は捕安となった。

 「やっぱり他の選手みたいにバンバン打つタイプではないので、少しでもそういったところで貢献できればいいなと思って毎日練習している。決まるようになってよかったなと思います」。

 ここ数年、チームに貢献するため、この1本を決めるためにたくさんセーフティバントの練習を行ってきた。負けられない戦いが続く中で、自身の武器をさらに磨いていく。

この記事を読んでしみじみと思い出したのが、

かつて巨人→中日でプレーしていた川相昌弘選手のエピソード。後にバント数の世界記録も更新するんですが、やはり川相選手も日々のバント練習もさることながら、いつでもどこでもファウルラインに見立ててバントをするイメージを欠かさなかったんだそうですね。今は巨人の1軍コーチ(内野守備コーチ)として1塁コーチャーズボックスでいつも立ってるのを巨人戦の中継でお見かけすることが多いんですが、今年の秋の還暦を迎えるそうです、はい(^_^;)

※ちなみにこの本は持ってまして(自炊してiPadに入れてます)、たまにちょくちょく読んでます。当時の長嶋監督の頃に散々珍采配、更に「1番から8番まですべてホームランバッターを並べたがる」ような珍スタメンで出場機会が減ったりして苦労させられた話とかも…(苦笑)

そんな川相選手のエピソードを思い出しつつ(ちなみに500犠打を超えるバントをしてきた中で自分自身の判断でセーフティバントをしたのは10回もなく、ほとんどがベンチの指示だったというのもまた凄まじい)、「やはり相手投手の150キロを超える豪速球を迎えて、そこでバントを決める難しさたるや」を思うと、才能やセンスだけではどーにもできない部分も多々あるでしょうし、どーしてもバントが苦手な選手(ロッテでいえば田村龍弘とか平沢大河とか…そして得てしてそういう場面に遭遇する率が高いのもなんつーめぐり合わせか(大汗))も少なくないだけに、

継続は力なり

というのは確かにそこにはあるし、それが実を結ぶのはやはり本当だなと、昨日のサヨナラセーフティバントを思い出してはしみじみと感じる今日この頃です、はい。

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今日のメルセデス先生はどうだろう。

【パ・リーグ順位表】2位・ロッテが西武にリーグ記録タイの同一カード12連勝 3位と2ゲーム差に広げる(日テレNEWS)

昨日の時点でロッテは西武に開幕12連勝…とのことですが、今季のロッテは「勝つ時は接戦、負ける時はひどい負け方」が多いので、全く実感はないですね。たぶん今日明日にでも西武に負けてそこからリスタートになるんではないかなと。

プロ野球パ・リーグは30日、各地で3試合が行われました。

首位ソフトバンクは4位・楽天と対戦。初回に4番・山川穂高選手が3ランを放ちリードを奪うと、山川選手は8回にもホームランを放ち大活躍。一方、この日の先発・モイネロ投手は6回までノーヒットノーランのピッチングを見せる好投。7回に楽天・浅村栄斗選手にタイムリーを許し、ノーヒットノーランとはなりませんでしたが、試合は大量10得点を奪ったソフトバンクが勝利しています。

2位・ロッテは最下位の西武と対戦。2点ビハインドで迎えた8回、ソト選手のホームランで1点を返すと、2アウト満塁から藤原恭大選手のセカンドへの当たりが相手のエラーを誘い1点を勝ち越します。しかし9回、山村崇嘉選手のタイムリーで再び6-6の同点に。そして迎えた9回裏、2アウト満塁のチャンスで小川龍成選手がセーフティースクイズを成功させ、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。敗れた西武は今季開幕から続くロッテ戦での連敗を12に広げ、ロッテの同一カード12連勝はパ・リーグタイ記録に並びました。

3位・日本ハムは5位・オリックスと対戦。両者譲らぬシーソーゲームの中、試合は3-3で延長へ。延長戦でも両軍チャンスこそつくるものの譲らず、3-3のまま引き分けました。この結果、日本ハムは2位ロッテとのゲーム差が2ゲームに開いています。

【30日のパ・リーグ結果】
◆ソフトバンク10-1楽天
勝利投手【ソフトバンク】モイネロ(7勝3敗)
敗戦投手【楽天】早川隆久(7勝4敗)
本塁打【ソフトバンク】山川穂高17・18号、栗原陵矢9号

◆ロッテ7X-6西武
勝利投手【ロッテ】横山陸人(3勝1敗2S)
敗戦投手【西武】アブレイユ(1勝5敗17S)
本塁打【ロッテ】ポランコ13号、ソト13号

◆日本ハム3-3オリックス
本塁打【日本ハム】マルティネス10号
【オリックス】森友哉4号

しかしソフバン負けねえなー。楽天でもこんなに点差がついてしまうのか…( ゚д゚)ポカーン

で、今日もロッテは西武とのナイターです。

またメルセデス先生は実に手強い対戦投手が…。西武の青山投手、前の試合はオリックス相手にプロ初完封でしたか(プロ2年目で今年から先発転向したらしいです)。なんかこういう「初物(ほぼ初物、も含む)」には弱いからなーロッテ打線。そしてメルセデス先生、防御率と勝ち負けが釣り合ってないにも程がありすぎる(ノД`)シクシク

以上です。

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