・ロッテ 緊急降板の本前は「上腕骨螺旋骨折」と診断 吉井監督「大けがになっているので長期離脱に」投手陣にアクシデント続出(デイリー)
先ほどの記事の話の続きになりますが…。
救急車まで来た、という緊急降板した本前投手がやはり大怪我になってたようです。うーん、これはさすがに長期離脱やむなしでしょうな…。
「練習試合、ロッテ3-2楽天」(20日、糸満市西崎総合運動公園野球場)
吉井監督が四回に緊急降板した本前について「上腕骨螺旋(らせん)骨折」と診断されたことを明かした。
本前は四回に先頭・岡島から連打を許し、無死一、二塁で迎えた鈴木への初球がすっぽ抜け、バックネットに投げつける形となった。その瞬間、本前は左肩付近を抑えマウンドにしゃがみ込んだ。
ベンチからは小野投手コーチとトレーナーが駆けつけ、内野陣も心配そうに見つめた。そのままトレーナーに肩を抱えられてベンチに戻り、球場には救急車も到着するなど騒然となった。
「ひどい大けがになっているので、しばらく、長期の離脱になります」と語った指揮官。本前は球場に戻ってきた際、左腕を完全に固定した状態だった。先発転向を目指していた東條も故障で離脱しており「いない人はいない人で仕方がないので、いる人で頑張って行きます」と前を向いた。
左肩の脱臼とかそういうレベルのものではなかったんだねえ…。
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ひどい時は「骨が皮膚をつきやぶる」こともあるそうで…。
で、一応調べてみました。
・投球骨折/別名:上腕骨らせん骨折について(メディカルノート)
そしたらこんなページが見つかりました。この「メディカルノート」さんというサイトにそのまんまの「投球骨折」という項目がありました。
投球骨折とは、ボールなどを投げるときに起こる上腕骨骨幹部の螺旋骨折の俗称です。上腕骨とは、肩関節から肘関節をつなぐ一本の長い骨のことです。また骨幹部とは骨の中央部のことを指します。
骨の折れ方は、骨折線が入る方向によって横骨折、縦骨折、斜骨折などに分類されます。螺旋骨折とは、骨がねじれるように折れ、らせん状の骨折線が入っている状態です。
投球骨折は、野球やソフトボールなどで球を投げるときに、上腕骨の骨幹部にひねるような外力がかかることで起こるとされます。
上腕骨の付近を走る神経や血管に損傷が及ぶことや、骨が皮膚を突き破る開放骨折になることがあります。この場合、より迅速な医療機関の受診とすみやかな治療が求められます。
で、原因の項目にはこういう事も書かれてました。
投球骨折の原因は、野球などのスポーツ活動中、投げる動作をすることで上腕骨に捻転する力がかかることです。疲労などとの因果関係は直接的にはないと考えられており、回旋力がかかる投球動作そのものに投球骨折のリスクがあるといわれています。
投球骨折は、プロの野球選手ではなく、日ごろ投球する機会が少ない方が野球などで投球した際に起こりやすい骨折です。たとえば、草野球のピッチャーなどに起こることがあります。
またプロ選手であっても、関節の痛みなどにより正しいフォームでの投球が妨げられた場合などに投球骨折を起こすことがあるとされます。
上腕骨骨幹部の螺旋骨折は、腕相撲により起こることもあります(腕相撲骨折)。
腕相撲骨折の多くは負ける側の人に起こります。この原因は、投球骨折と同様に上腕骨にひねる力がかかるためです。
しかしこちらを読んでて腕相撲でも起きるってのがびっくりでしたねえ。しかも「多くは(半ば無理矢理に)腕をひねられる負けたほうに起きる」って点も。
果たして本前投手の症状が「神経や血管に影響を及ぶ」「骨が皮膚を突き破る」ぐらいひどかったのかはさだかではないですが、少なくても通常の怪我による腕や脚などの骨折とはかなり状況が違うのは間違いないようで、ギプスをつけての保存療法→後にリハビリ開始で身体や筋力を怪我前のとこまで戻していくのか、またはその前に手術が必要で、例えば患部の骨折した箇所にプレートやボルトなどを入れて更にリハビリ期間が延びるのか…と、おそらく「全治は未定」なとこまで行く怪我だったんだろうなと。
しかしプロ野球の選手でもこういう怪我が起きるんですね。一番びっくりしてそして「今後、自分はどうなるんだろう」と本前投手の不安な状況を考えると周りはどうやって声をかければいいのか…とすら迷って悩んでしまうとこだと思いますが、そこはトレーナーさんなメディカルスタッフさん、もし現在もロッテ球団と提携してるのであれば順天堂大学医学部附属浦安病院とかのお医者さんなどのプロの医療スタッフさんたちがナイスアシストして、少しでも不安や心配を取り除いて、ゆっくりだとは思いますが完全復活できるようにフォローしてやってほしいなと思います。
いや予想外に大怪我で言葉もありません。本当にお大事に…以上です。