・【ロッテ】吉井監督、6回降板の種市篤暉に注文「今日の流れを作り出してしまったのは彼なんで」(日刊スポーツ)
今日も楽天戦でした。なんつーか6回で110球を超える「苦闘」なビッチングで、8回裏の無死1-2塁からの大チャンスもモノにできず最後は「益田劇場」…という「痛い試合」でもありました。うーん勿体ない。
<ロッテ3-5楽天>◇2日◇ZOZOマリン
ロッテは痛恨の逆転負けで首位オリックスとの差が9・5に広がった。
先発種市篤暉投手は3点の援護を受けながら6回途中で113球を要して1失点ながら降板。その後、救援陣がリードを守れなかった。吉井監督は「数字上はナイスピッチングに見えるけど、今日の流れを作り出してしまったのは彼(種市)なんで。これからエースになるんだったら、こんな風にならないピッチングをできるようになってほしい」と話した。
▽ロッテ種市(7三振を奪って奪三振数はリーグトップをキープも6回途中1失点で降板)「6回持たずにマウンドを降りてしまってリリーフ陣にも毎回負担をかけて申し訳ないです」
▽ロッテ・ポランコ(2回に先制22号ソロ。リーグトップの浅村に1本差)「甘い球が来たから自分のスイングで強く振る事を意識して感じよく打てたわ!パワー!」
それでも3-0のリードから6回途中113球は「ちょっと投げすぎ」って感じは否めないよなあ。相方の柿沼友哉のリードもちょっとアレだったし、主審のストライク・ボール判定にもちょっと首を傾げたくなる部分もあったし…で、種市ひとりのせいではないのは重々承知なんだけどね。
でもまあ吉井監督の「ゲキ」はちゃんと本人に伝わるように言っているのは「さすが」だと思いますね。前監督の「もっとちゃんとしないと」みたいな突き放した言い方だと「お前も選手を送り出してからは何も指示してねえじゃん」ってツッコミを禁じえないとこではありましたので、特に去年なんかは。
ちなみに楽天の先発の田中マーくんは3失点はしましたが7回まで投げて102球でした。いかに今日の種市の投球数が多かった、という証左ですな。
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たぶん楽天の安楽投手が試合の流れを「変えた」んでしょうね。
・楽天、逆転勝利で鷹との2差キープ 小郷の23打席ぶり安打が同点弾、阿部V打(Baseball King)
しかしそれを考えると、楽天の本当の「殊勲」は8回の大ピンチを切り抜けた中継ぎ投手陣なんじゃないのかしら、と。
● ロッテ 3 - 5 楽天 ○
<21回戦・ZOZOマリン>楽天は逆転勝利で連敗ストップ。借金を再び「4」に減らし、3位・ソフトバンクとの2ゲーム差を保った。
楽天打線は2点を追う3回、7番・阿部が3号ソロを右翼席へ運び反撃開始。再び2点を追う7回は、8番・小郷が23打席ぶり(3四球含む)の安打となる8号2ランを右翼席へ運び試合を振り出しに戻した。
同点の9回は相手守護神・益田から一死二塁の好機を作り、阿部が左中間を深々と破る適時三塁打を放ち逆転に成功。なおも一死三塁で続く小郷が、この試合3打点目となる左前適時打を放ち5-3とリードを広げた。
先発の田中将は2本のソロ本塁打を浴びながらも、7回6安打3失点とゲームメイク。同点の8回は2番手・鈴木翔がピンチを招き降板したが、一死一、二塁でリリーフした安樂が見事な火消しでゼロを刻んだ。2点リードの9回は守護神・松井裕が締め、2年連続6度目となる30セーブ目(1勝3敗)に到達。安樂に今季2勝目(1敗)が記された。
ここで言えば石川慎吾・茶谷健太を打ち取った安樂智大がそれに当たるんでしょうね。そして明らかにロッテに流れが行ってたとこをイーブンに引き戻して、更に「守護神の」益田選手会長をも攻略して「流れを手繰り寄せて、しかも試合もモノにした」という点はむしろ楽天の投打を褒めるべきなんでしょうな。
と同時に言えるのは「な?うかうかしてると試合の流れはこうなるんだぞ?」というのをロッテの若手連中が経験として活かしてくれればそれはそれで、とも。
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