・ロッテ 3年目の「ダイナマイト」山本が24日の西武戦でプロ初スタメン 吉井監督が明言「7番ライト」(スポニチ)
今日は雨天中止となってしまいましたが明日も吉井監督いきなり仕掛けてきましたなー。ちゃんと2軍の選手たちも見極めて出場機会とチャンスを与えてるのが何より素晴らしい。ぜひダイナマイトだけにあわよくば攻撃の発火点になってほしい(笑)
「ダイナマイト山本」がプロ初のスタメン出場を果たす。
23日に出場選手登録を抹消された井上に代わって、ロッテの3年目・山本がきょう24日に1軍に今季初昇格。吉井監督は「スタメンで。7番、ライト」と同日の西武戦での先発起用を明言した。
「2軍からも調子がいいと(報告が)上がってきている。外野手も今ちょっと手薄。山口や藤原、荻野、高部たちが帰ってくると、山本もなかなかチャンスがないかなと思ったので。違う刺激を与えようと思っています」
昨年7月に育成から支配下登録された山本は、これまでの1軍出場は2打席のみで2三振。昨秋のフェニックス・リーグで長打力を発揮し、名前が「大斗(だいと)」とあって視察した指揮官に「ダイナマイト」と命名された。
21日のイースタン・DeNA戦では超大物助っ人バウアーから先頭打者本塁打。2軍では3本塁打を放っている。かつて女子プロレス団体「JWP」などで活躍した女子プロレスラーはダイナマイト関西。山本が「ダイナマイト」として1軍で爆発的な活躍を目指す。
で、パ・リーグTVさんにそのバウワー選手からの先頭打者ホームランの動画が出てました。
↑なんつー思いっきりの良い(笑)
去年までの井口監督だったら「呼んでもろくすっぽ使わず、そしてすぐに2軍に逆戻り」な選手が多かっただけに。考えてみたら今季は4月早々に荻野貴司が怪我して平沢大河を2軍から1軍に呼んで即スタメン…の試合での起死回生の逆転2ランとか、和田康士朗もそうですし池田来翔もそうですし、一応呼んだらすぐ使ってみてそれで結果も出ているってのを見るとなんつーか選手たちのやりくりもそうだし、選手たちにやる気とそれとなく危機感も与えつつで「うまいなあ」と思うことが多いですね。
とりあえずD山本には「臆すること無く」全打席フルスイングで行っちゃうぐらい、もうイケイケドンドンでやってほしいですね。最初は4三振でも構わないし、三振前の大ファウルのひとつやふたつを見せてZOZOマリンのお客さんをびっくりさせてほしいなと願ってます。
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これでまたチーム内競争が激しくなることを、我々は喜ぶべきなんだろうね(笑)
で、そのD山本の代わりに誰をとりあえず登録抹消したのか、と思ってたら、
・【ロッテ】西武戦雨天中止で井上晴哉抹消 吉井監督は代わって山本大斗の1軍昇格とスタメン予告(日刊スポーツ)
内野手のアジャ井上でした。ただしちゃんと吉井監督がその理由も説明してましたね。
西武戦(ZOZOマリン)が雨天中止となった23日、ロッテは井上晴哉内野手(33)の出場登録を抹消した。吉井理人監督は「ファーストを守る子が増えて、彼の出番が少なくなっているので。スタメンで出てなんぼの選手。2軍で打撃の調子を上げて、またこっちが苦しい時に助けてもらえたら」と話した。
代わって24日の同戦から、山本大斗外野手(20)を今季初昇格させる予定。昨夏育成から支配下に上がり、チームの起爆剤になってほしいとの願いから吉井監督に「ダイナマイト山本」と命名された有望株。21日のイースタン・リーグDeNA戦ではサイ・ヤング賞右腕バウアーから先頭打者本塁打を放っている。
同監督は「外野手がいま手薄で。山口や藤原、荻野、高部たちが帰ってくるとなかなかチャンスないかなと思ったので、今ちょっと、違う刺激を与えようと思ってます」と話し、昇格即「7番・右翼」でスタメン起用を予定していると明かした。
Twitter等のネット界隈を見てると「打撃不調な平沢大河とこのD山本を入れ替えるんだろうな。同じポジションだしな」という予想してた人が多かったんですが、今回はアジャ井上との入れ替えでした。でも吉井監督いわく「アジャはスタメンで出てナンボの選手だから、2軍で調子をあげて、また苦しい時に助けてもらえたら」という言葉だけでも、たぶんアジャの心は悔しさも勿論ある反面、きっちり吉井監督や首脳陣からもその意図の説明をされた上で、ここで充分評価されている点を実際に言われてプライドもくすぐられて「ようし、頑張るか」って思ったんじゃないのかなと思いますです。
で、大河に関しては、個人的には少し前の記事で「実は千葉ロッテ的には彼には打撃の不調は多少を目をつぶっても、それでもそれを補うだけの”起用できるだけの利点”があるからたびたび使われているのではないか?」という推測ないし憶測的な(?)事を書かせてもらいまして、それが安定した守備であり(少なくとも本業の遊撃手よりもエラーが格段に少ないのが彼のセンスの良さと遊撃手の難しさを物語ってるわけですが)、リーグ最多クラスの犠打数や、最近は安打はなかなか出ないけど四球はきっちり選んで塁に出ての出塁率…など、その点が吉井監督や福浦ヘッドなどの首脳陣に評価されている点はあるんでしょうね。勿論、ここに「打って守れて走れる」荻野貴司と高部瑛斗が怪我が癒えてベストな調子で戻ってきたらそうも言ってられなくはなるんでしょうけど(苦笑)。ゆえにスタメンでなかった場合では代走・守備固め等々でもしっかり役割をこなしつつ、決して打席のチャンスは多くはないけど、そこで少しでも1軍戦の打率をせめて2割5分程度まで上げるように試行錯誤していく必要はあるでしょうね。
そして明日から登場する予定のD山本もそうですが、池田来翔や茶谷健太、佐藤都志也、大下誠一郎、和田康士朗などの同年代または少し若い選手たちとチーム内競争で競り合って、お互いが少しでもいい選手になっていけるように、シーズンの最後の最後で最良の結果で笑って泣けるようにベストを尽くしてほしいなと思ってます。個人的には今季1度ぐらいは見てみたいなあ、大下誠一郎のサヨナラ打とかを。そしたら千葉ロッテベンチも大盛り上がり、ロッテファンも笑って泣いて…という実に思い出深いシーンになるんじゃないのかと(笑)。
そして去年までの井口監督の時はどーしても監督自身の経験不足とか考え方もあってこういう「わくわくするような新しい選手が出てきて、更にチーム内競争で刺激が高まる」というのが殆どなかっただけに。そこらへんはたぶん監督1年目の吉井監督も、これから監督になると思われる(だから事実上の助監督的な立場である)福浦ヘッドなども試行錯誤、日々研究と反省なんでしょうね。でも監督やスタメン確保されてる選手たちが「天狗な気持ち」になるよりかは全然ましでしょうね。
そんな「スライド登板」も珍しい(^_^;)
・ロッテ吉井監督 作戦ばらしちゃった?メルセデスを24日の西武戦でリリーフ起用(スポニチ)
それもまた凄い「スライド登板」だわ(苦笑)
えっ、作戦をばらしちゃった?
西武戦(ZOZOマリン)が雨天中止となり、ロッテ・吉井監督は先発予定だったメルセデスを24日の同戦でリリーフ起用することを明かした。
先発は当初の予定通りに小島で「2人で9イニングを全部終わらせてくれたらいいなと思っています。小島はフルでいきます。残ったのをCC(メルセデス)が投げてくれたら。あくまで計画ですけど」と吉井監督。
リリーフデーだった18、21日に中継ぎ投手を多数使ったこともあり、助っ人左腕を「変則スライド」でブルペン待機させる。本人はリリーフの経験もあるといい、「出るのは回の頭から。何かあればリリーフを挟んで回の頭からと思っているので」。
と、ここまで話した指揮官だったが「でもこれ、西武にバレたら作戦が…」。周囲の報道陣も爆笑。最後には「まあいいや」とおおらかに笑っていた。
小島和哉を先発で登板させて、行けるとこまで行ったらメルセデス氏に締めてもらいたい、というプランなんすね。まあメルセデス氏がすれば今日先発予定で雨天中止になっても明日投げる、でも先発ではない…ってのはこれほど珍しい「スライド登板」も凄い(苦笑)。
以上です。
↑タイトルが素晴らしいな、トシちゃん(笑)
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