※追記しました(2021/10/05)
・DeNA・乙坂を自宅謹慎処分 コロナ禍におけるルール規律違反で(スポニチ)
なんか野球センスも良さげで勝負強くて「いい選手だなあ」と思ってたんだけどねえ…これは痛い。本人にしてもチームにしても。
DeNAは3日、乙坂智外野手(27)を厳重注意し当面の間自宅謹慎処分にすることを発表した。
球団によると、同選手は6月下旬に都内のナイトクラブで深夜まで飲食し、コロナ下で不要不急の外出、および外食を禁止しているチーム規則に違反した。週刊誌報道を受け、球団が本人に事実確認をしたところ、おおよその事実を認めた。
球団広報は「当球団では、現在でも感染予防対策を行っておりますが、改めてチーム内で周知徹底し感染予防に努めてまいります」とコメントした。乙坂は10年目で、今季はここまで17試合19打数4安打で打率・211だった。
一昔前だったらねえ、「プライベートはお前の自己責任で遊べ。球団は知らん」で済むんだろうけど。今では一番そこらへんが「緩かった」大相撲ですら出場停止を喰らってともすれば大関から三段目まで強制的に叩き落される時代になったわけで。そのあたりの自覚が足りなかったのか、それとももともとアレなキャラクターだったのかは知らんが。
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で、週刊ポストの記事だった模様。
・横浜DeNA代打の切り札・乙坂智 深夜のクラブで「マルチお持ち帰り」(週刊ポスト)
で、今回は毎度おなじみ(?)の週刊文春やライバル誌の週刊新潮とかではなく週刊ポストだったようで。記事を見た感じだど素行が悪くてたびたびこういうとこに来てたんで、あえて「張ってた」のかもしれないね。
6月下旬の土曜深夜、まん延防止も気にせず酒を提供している東京・渋谷のクラブで、大勢の女性に囲まれる長身の男がいた。横浜DeNAベイスターズの乙坂智(27)だ。
「ベイスターズファンなのですぐに乙坂だと気がつきました。体格が圧倒的に違うのと、あごマスクだったので目立っていましたね。VIPルームに入るわけでもなく、大音量の音楽で大勢の人が盛り上がるフロアの隅のほうでグラスを手に立っていました」(居合わせた客)
乙坂といえば米国人の父親を持ち、球界屈指のイケメンとして知られる。
横浜高校から2012年にドラフト5位でDeNAに入団、近年は勝負強さを買われて代打の切り札的存在に(2019、2020年の代打起用数はチーム1位)。今季はFAで巨人に移籍した梶谷隆幸(32)や、コロナで来日が遅れた外国人選手の穴を埋めるべくリードオフマンを務める時期もあったものの、5月後半からは二軍生活が続いていた。
「未成年との交際が週刊誌で騒がれるなど私生活に問題が多かったこともあり、もともと三浦大輔監督の評価は高くなかった。5月に二軍落ちしてからは練習の集合時間に2時間以上遅れてくるなど、やる気をなくしている。最近では二軍の試合にも出ていない状態です」(スポーツ紙担当記者)
乙坂がクラブに姿を見せた週末、一軍は甲子園で首位・阪神を3タテし波に乗り出したところ。そんななか、乙坂は出番を求めて夜の街へ──。
「『バレたらやばいんだよね~』と言いながらも、乙坂は嬉しそうな顔でスマホを取り出して、周りにいた女の子たちと連絡先を交換していました。女の子たちも、『私も、私も!』と積極的で、15人以上と交換していた。その後も入れ替わり立ち替わりやってくる女の子たちとずっと楽しそうに話をしていました。深夜1時半頃になると、乙坂は女の子2人を連れて店を出ていきました」(前出・居合わせた客)
クラブではマルチ安打の活躍を見せた乙坂だが、NPB(日本野球機構)は3月に不要不急の外出は避けるように感染予防のガイドラインを出している。
球団に聞くと、「当球団ではコロナ禍におけるチームルールとして、不要不急の外出、および外食を禁止しております。今回の当該選手の行動は誠に遺憾であり、厳正に処分いたします」(広報部)とのこと。
ファンが見たいのは本業でお立ち台に立つ姿だったはずだ。
てか、「お持ち帰り」の方でマルチヒットを打てんでも(失笑)
とりあえず個人的にはプロ野球選手に理性とか礼儀とかをむりやり強制するつもりはさすがに毛頭ないが、せめてオフシーズンはともかく(さすがに去年今年あたりまではそれもダメだろうが)、シーズン中にこんなとこに来るなや。本場所中にこういうとこに来て暴力沙汰やらかして引退に追い込まれた朝青龍みたいになんぞ、と書いておこうかなと。
追記(2021/10/05更新)
・DeNA 乙坂、中井、風張、勝又、斎藤ら10選手に戦力外通告(日刊スポーツ)
上記の一件から約3ヶ月。まさか「戦力外通告」まで食らうとは…。
DeNAは5日、乙坂智外野手(27)、中井大介内野手(31)ら10選手に、来季の契約を結ばないと通告した。
乙坂は横浜高から11年ドラフト5位でDeNA入団。14年5月31日ロッテ戦のプロ初打席で益田直也から代打本塁打を放った。17年のクライマックス・シリーズでは3ランを放つなど活躍した。今年7月には2軍での調整中に、週刊誌にクラブでの飲酒を報じられ、コロナ禍の球団ルールに反したとして、自宅謹慎処分を科された。
今季は1軍で17試合に出場し、19打数4安打、打率2割1分1厘だった。2軍では65試合に出場し、211打数54安打3本塁打17打点、打率2割5分6厘。3日のイースタン・リーグ最終戦(鎌ケ谷)では日本ハム斎藤佑樹と対戦するなど、3打数無安打1四球だった。1軍通算成績は468試合で676打数155安打10本塁打53打点、打率2割2分9厘。
中井は07年高校生ドラフト3巡目で巨人に入団。19年にDeNAに加入し、代打やユーティリティー選手として活躍した。今季1軍は12試合で14打数1安打、打率7分1厘だった。2軍では39試合に出場し、101打数28安打1本塁打13打点、打率2割7分7厘だった。1軍通算成績は505試合で936打数227安打16本塁打65打点、打率2割4分3厘。
他に斎藤俊介投手(27)、勝又温史投手(21)、飯塚悟史投手(24)、進藤拓也投手(29)、武藤祐太投手(32)、風張蓮投手(28)、笠井崇正投手(27)、レミー・コルデロ投手(23)の8選手が来季契約を結ばないと通告された。勝又は育成枠で再契約となる見込み。
斎藤と飯塚は8月に右肘のクリーニング手術を行ったばかりだった。
まさに文字通りの「朝青龍状態」になるとは。ただ27歳ってことはまだまだ若いし、どこか他球団が拾ってくれるのだろうか。
以上です。
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