ロッテも甲府も惜敗だったが、アジャ井上の「あわやサイクル」にはスカッと(笑)

ロッテ井上惜しい…“サイクル超え”2発4打点(日刊スポーツ)

今日はDAZNで横浜FC対甲府戦を、パ・リーグTVで千葉ロッテ対西武戦を同時に見てました。まあ甲府は惜敗、千葉ロッテは終盤追い込んだんだけど…という残念な結果でしたが、まあロッテのアジャ井上の大活躍で胸がすく思いをしたんで今日は満足で(笑)

<ロッテ6-8西武>◇24日◇ZOZOマリン

 ロッテ井上晴哉内野手が、史上66人目、71度目となるサイクル安打を目前で逃した。

 2回の第1打席で左前安打、4回の第2打席ではプロ5年目で自身初となる左翼フェンス直撃の三塁打、6回の第3打席で中越え9号ソロを放ち、二塁打が出ればサイクルと、快挙に王手をかけた。

 7回2死一、二塁の第4打席は、W杯サッカーの名解説でおなじみ西武松本の外角球をバックスクリーンに運ぶ10号3ランを放った。フェンス直撃なら二塁打の可能性もあったが、規格外のパワーに打球はグラウンド内で収まらず、自身初となる2桁アーチとなった。9回の第5打席は前打者の角中がニゴロに倒れ、回ってこなかった。

 それでも井上は“半端ない”活躍でこの日4打数4安打4打点の大暴れ。前日23日には決勝の満塁本塁打を放つなど5戦4本塁打と量産態勢に入った。試合には敗れたものの山賊西武打線にも負けない怪力ぶりで存在感を示した。

しかしまー、昨日の雨中の満塁弾といい、「和製デスパイネ」みたいになってきたなー、アジャ(笑)

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最終打席、2ベースを打てばサイクルヒットだったとこで…。

今日の試合は、先発の酒居が序盤に西武打線に捕まって0-4になったんですね。そこからアジャ井上の第二打席のシーンがやってきまして、あわやホームランかというようなレフトスタンドのフェンスに打球が跳ね返りホームランにならず。しかしアジャは三塁まで到達してスリーベースという、どうも彼にとっては初の三塁打ということになったそうです(確かにあの巨体で三塁打はさすがにな…)。

そしてその後に西武にも追加点は入ってしまったんですが、

6回裏にどでかいライトへのホームランを打ちましてこれで2試合連続アーチを。しかし先頭打者だったんで残念ながらランナーはおらず1点のみ、と。ただ、最初の打席でヒットを打ってまして、これで次の打席で2ベースを打つと、なんとサイクルヒット、という状況になったわけです。

で、次の打席に、果たしてどーなるか、と思ったら、次の7回裏に早くも回ってきまして、

2ベースどころか、またしてもホームランを打っちゃうとは(^_^;)

いやあロッテの投手陣がなー、6-7回で更に4失点喰らってなきゃどうなったかわかんなかったのにね…。

ちなみに9回は1番の荻野貴司から始まって「さあ、5番のアジャに第5打席は?」と思ってたら、1アウトから2番の藤岡裕大が追撃のソロホームランで6点目を取ってくれたんですが、3番の中村奨吾と4番の角中勝也が共に討ち取られて、アジャの手前でゲームセット、というなんとも「らしい」結末になってました(苦笑)。

↑今日の4打席の動画がアップされてました。

でもまあなんとか扁桃炎から復帰したアジャ井上が、例年だとこの時期はもう2軍で調整みたいな事が多かったんですが、自身初のシーズン2ケタホームランにも達してくれましたし、それこそ今はソフトバンクで活躍しているデスパイネと風貌が似た感じで「和製デスパイネ」みたいな感じで、ホームランも打てれば流し打ちもできる、みたいな見た目よりも(?)器用なバッティングをしていってくれると嬉しく思いますです。今日は惜敗でしたが、アジャのバッティングでスカッとしたファンは多かったでしょうね(笑)。

…で、思い出したのが子供の頃に好きで読んでた「リトル巨人くん」という漫画で、巨人くんが中畑選手と「ボクがもしサイクルヒットを打ったら何でも言うこと聞いてもらうからね」と約束したら、本当に最終打席の前にヒット・スリーベース・ホームランを打ってしまい、中畑選手顔面蒼白、そして最終打席は…というと、サヨナラホームラン、というオチがついて、結局、中畑選手が皆に晩飯をごちそうするという話がありましたね。

そうか、アジャ井上はそれをリアルでやったのか…。これは投手陣から飯でも奢ってもらったほうがいいね(苦笑)

で、甲府の方も「惜敗」でした。

横浜FC1-0甲府(スポーツナビ)

で、甲府の方は連戦の疲れと、司令塔の小塚(および堀米)の徹底マークが功を奏して横浜FCが虎の子の1点を守ったという試合でした。

前半の横浜FCは、同じく3バックを敷く相手に前線のパスコースを遮断され、相手ゴール前に入り込めない時間が続く。

守りの場面では、甲府の「心臓」小塚の展開から何度かピンチを迎えたが、守備陣が体を張って阻止し、スコアレスで折り返す。後半は、中盤の強度も上げて小塚を徹底的に封じ込むと、徐々に主導権をつかみ始める。すると、終盤に齋藤功が見事なボレーでJリーグ初ゴールを決め、そのまま1-0で試合終了。一方の甲府は、司令塔への徹底マークを攻略することができず、後半は攻撃の見せ場を作れなかった。

負け方は数週間前の山形戦とほぼ同じで、司令塔を封じてどうにか守り通して、後半、(前半に攻めにガンガン走りまくる)甲府のスタミナ切れと守備のほころびを待ってワンチャンスをモノにする、という、思えば吉田達磨氏が監督をやってた時と同じような負け方でしたね。なお、上野展裕監督になってからは初の「完封負け」だったそうです(←って、吉田監督の頃の得点力不足だった甲府にとっちゃウソみたいなフレーズだ(爆))

なのでよくよく調べると、甲府の今期のリーグ戦6敗は全て1点差ゲーム(実は0-1か1-2かです)。そして現在、甲府は1試合少ない19試合なんですが総失点が19失点、と。ゆえに守備側を責めるわけにはいかないし、今回はやはり前回の敗戦同様、「対戦相手がしっかり研究してそこのポイントをしっかり抑えた」んでしょうね。むしろ横浜FCさんを称賛すべき試合だったと思います。

※まあそれとは別に審判各位のジャッジのレベルの低さには怒りを通り越して失笑する始末でもありましたが…。

なので甲府に関しては怪我人の復帰(特にチーム得点王のバホスとか)を待ちわびつつ、好調の小塚・堀米を経由するサッカーとは別のオプションの攻撃パターンも再構築すべきなんでしょうね。まあリンスとかもワントップのタイプの選手ではないし、チームでワントップができるバホスと金園が揃って怪我で離脱してるだけに…。とりあえず甲府は前節が3日前のアウェイ新潟戦で事実上中3日、一方で中6日空いてた横浜FCに「スタミナ負け」した感もありますし、これを踏まえて今はちゃんと休むのも仕事だよ?ということで…。

以上です。

↑なぜかアジャがホームランを打つとベンチでこれを手渡されて(笑)。いやあ親会社思いだなーw

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