芸人でも「仕事で致命的な程の遅刻癖」は、そりゃダメだわ…と和牛の解散報道で思ったり。

解散の和牛・水田 最後まで治らなかった遅刻癖…13年前も相方巻き添えで無期限謹慎(女性自身)

昨日の夜、SNSでこの解散のニュースを見て「あー遅刻癖か…そりゃ相方さんも堪忍袋の緒が切れたんだろうな」と水田氏の相方の川西氏に同情を禁じえない次第でした。


12月12日、お笑いコンビ「和牛」が2024年3月末をもって解散することを、所属する吉本興業の公式サイトを通じて発表した。

水田信二(43)は解散のきっかけについて、《3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったこと》と明かしている。以後、《漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました》と相方の川西賢志郎(39)との間に溝が生じていたという。

その結果、《お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました》とコンビの関係性が悪化してしまったと告白していた。

また、川西も《3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました》と遅刻が溝を深めたとコメント。水田の行動への不信感から、《徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました》と苦しい状況に陥ってしまったという。

実は、水田は’10年にも自らの遅刻をきっかけとして、“解散”を提案したことがあった。

「和牛の二人は、’19年2月に『八方・陣内・方正の黄金列伝』(読売テレビ)に出演した際に、’10年に起こった解散危機について話しています。そのきっかけは、水田さん主催で、他の芸人を呼んで行うトークライブがあったのですが、夜の9時からのスタートにもかかわらず、水田さんが寝坊して遅刻したというもの。その様子を所属事務所の幹部が見ていたそうで、無期限謹慎処分に。それで、川西さんに申し訳ないとおもって解散を言い出したそうです」(芸能記者)

しかし、川西は水田の謹慎がとけるのをじっと待っていたという。結果、謹慎は50日にも及んだ。

たびたび芸能界でも話題になる“遅刻”。時間に遅れて周りに迷惑をかけるだけでなく、コンビの信頼関係も崩してしまうーー。事務所幹部の厳しい判断もそんな思いがあってのことだったのかもしれない。

にしても「午後9時スタートのトークライブに寝坊」ってのが凄まじい。これがラジオ番組出演とかで午前9時の約束ならまだしも(大汗)。

まあある意味で芸能界、特に芸人の世界は「カタギではない」ので一般常識を当てはめたり、ましてや「人格が破綻していても芸がおもしろければそれでいいじゃん」というファンがいるのはわかるんですが…。

それでもたぶんこの世界は余程の超売れっ子でもない限り「一匹狼」で活動するわけでは当然なく、特に吉本興業みたいな数多な芸人さんやスタッフさんに囲まれて仕事をする状況だと「本来だったら口を利くのも難しい」ぐらいの大先輩・大御所さんを待たせることだってあるわけですしね。例えれば自分がぺーぺーの若手芸人で、テレビ番組で共演するとしたらダウンタウンの松本氏やオール巨人氏などを待たせるわけにはいかないでしょう。むしろ約束の時間よりもかなり早く来て台本読むとか楽屋に顔を出して挨拶したり…をすると思うんだけどねえ。

果たして水田氏の寝坊癖はそれは単なる怠惰だったのか、それとも何か病気だったのかはちょっと気になるとこではあるんですが…それでももし後者だったら「んじゃ13年前の謹慎期間に病院に行ったりして治療しろ。50日もあったのだから。」と言われても文句は言えないですな。

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そのあたりの機微が「わかる人にはわかる」んだろうね。

「横柄な感じが」和牛 最後のM1で上沼恵美子が痛烈指摘していた“慢心”(女性自身)

で、こんな記事も。上沼恵美子氏も今でこそ大御所のポジションだけど若い頃は下積みの時代があっただけにここらへんはあの場で見抜いてたのかも知れないね。

吉本興業は12月12日、公式サイトでお笑いコンビ・和牛が来年3月末をもって解散すると発表。突然の予期せぬ出来事に、激震が走っている。

発表されたコメントで、水田信二(43)は《きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました》と解散に至った経緯を綴った。

対して相方の川西賢志郎(39)が発表したコメントは、コンビ間の“温度差”を感じさせるものだった。

《3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました》

水田と川西は解散後も吉本興業に残り、今後はそれぞれ活動していくという。彼らの解散は芸人仲間たちも寝耳に水だったようで、SNSでは驚きの声が広がっている。

’06年にコンビを結成し、漫才日本一を決める『M-1グランプリ』では’15年から5年連続で決勝進出に上り詰めた実力派の和牛。なかでも’16年~’18年は史上初の3年連続で準優勝を果たし、レギュラー番組が増えるなど確固たる人気を獲得していった。

多くのお笑いファンの心を掴んでいた和牛だが、電撃解散を受けて再注目されているのは’21年まで『M-1』審査員を務めていた上沼恵美子(68)の“痛烈酷評”だ。

上沼は’19年の『M-1』で出場コンビ・からし蓮根の審査中にもかかわらず、和牛に対して突如怒りをあらわに。「去年もその前も、私は和牛をチャンピオンに入れました」と切り出し、「でも、何かそういう横柄な感じが和牛に対しては感じました。だからちょっと厳しい意見を……」と説教し始めたのだ。

ヒートアップした上沼は「なんかもう、『このステージは僕のもの』『リサイタル!』みたいな。何のコンテストでも緊張感も何にもない。そういう、ぞんざいなものを感じました」「大御所みたいな出方して」と言い放ち、会場は騒然。

和牛に期待をかけていただけに、「決勝まで残りくさらんかった! それが腹立つ」と恨み節。最後はからし蓮根に「いいぞー! 頑張れー!」とエールを送り、「私は寝る!」と“上沼劇場”の幕を下ろしていた。

和牛の解散理由が「水田の気の緩みによる遅刻」とのことから、SNSでは“慢心”を指摘した上沼の発言が再び話題を呼んでいる。

《恵美子の心眼すげえな》
《ここからもう既に始まってたんやろうな…》
《上沼恵美子、最初から和牛の彼らを見抜いてたか!》
《まだ上沼恵美子がM-1審査員の時に和牛に「私は去年までずっとあんたらを評価してた。今は緊張感が無い、コンテストを自分らのステージやと思って出て来てる、慢心してるやろ」みたいにブチ切れてた事があったけどあの人正しかったんやな》

「『M-1』優勝目前と言われていた彼らですが、’19年の『M-1』は4位に終わりました。直後に出演したラジオ番組では“今年のM-1で最後だと決めていた”と打ち明けており、実際にラストイヤーまで2年を残して撤退。

上沼さんが指摘した“慢心”があったかどうかはわかりませんが、互いにコメントに記していた『3年前』は長年掲げていた『M-1』優勝の目標がなくなったタイミングとも見ることができます。テレビ番組でも“2人で一生漫才で生きていく”と語っていただけに、解散は悩んだ末の答えなのでしょう」(芸能関係者)

袂を分かった2人は、どのような道を歩んで行くのだろうか。

うーん、結果論かもしれないけど「分かる人には分かる」部分もあるんだろうね。

個人的に思うのはたぶん水田氏は今後もピン芸人やサイドビジネス等々で卒なくいろいろとうまく立ち回ってやっていくんでしょうが、生真面目そうな川西氏の方が心配。しかしあんだけクレバーな芸人さんが多い中でもロコツに慢心する人は出てくるんですね。昭和の頃の破滅型芸人さんじゃあるまいし…。

以上です。

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