・高安 悲願初Vならず “鬼門”千秋楽でまた涙 大関・大の里との優勝決定戦に敗れる(スポニチ)
早い晩飯食べながら大相撲中継を見てました。本割で苦手の阿炎には勝つも優勝決定戦で大の里に敗れた高安先生。うーん、惜しい。
大相撲春場所は23日、エディオンアリーナ大阪で千秋楽の取組が行われ、35歳のベテラン高安(田子ノ浦部屋)は12勝3敗で並んだ大関・大の里(24=二所ノ関部屋)との優勝決定戦に敗れて悲願の初優勝を逃した。本割で“因縁”の小結・阿炎(30=錣山部屋)を上手出し投げで下したが、鬼門の千秋楽でまたも涙をのんだ。
これまで高安が千秋楽に優勝の可能性を残していたケースは8度あり、22年春場所は王手をかけながら本割と決定戦で連敗。同九州場所でも三つ巴の優勝決定戦で阿炎に敗れるなど、あと一歩のところで“頂点”を逃してきた。
今場所は10日目に大の里を下して単独トップに立つと、11日目には難敵・霧島との元大関対決に敗れたが、引きずらずに王鵬、若元春に連勝。しかし優勝決定の可能性があった14日目は平幕・美ノ海に敗れ、大の里と11勝3敗で並んで千秋楽を迎えていた。
千秋楽の相手は、22年春場所千秋楽で敗れ、同九州場所の千秋楽の本割、そして優勝決定巴戦で敗れた“因縁”の阿炎。立ち合いで変化した相手に落ち着いて対応し、左上手をガッチリつかんで土俵に投げつけた。その瞬間、館内からは大きな拍手が巻き起こった。
しかし大関から陥落してから「優勝に手が届きそうになった」ことがなんと8回も…というのが凄いっすわ。
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「天敵」阿炎に勝ったとこまでは良かったけども…。
個人的には「いやー相撲協会、ここまでで苦手の阿炎戦を残してたとは。番組屋いい仕事をするじゃないか」と昨日の夜、千秋楽の対戦カードを見て思わず膝をポンと叩いてしまいましたねえ。実際は尊富士との対戦もなかったようですが、尊富士は5敗に交代してたので三役力士の阿炎をもってきたようでしたけどね。
で、「いやーなんでもやってくるタイプに弱いからなー、高安先生は」と思いながら見てたのですが、
大相撲春場所千秋楽、
土浦市出身の高安は阿炎と対戦し
12勝目をあげました!
優勝を争う大の里の結果を待ちます。NHKプラスで配信中👇https://t.co/55s8ZUMdbN pic.twitter.com/hjof4cjSqZ
— NHK水戸放送局 (@nhk_mito) March 23, 2025
いやー強かった。「さて次は大の里か。琴桜は勝てるんだろうか」と思いながら見てたら、
大相撲春場所千秋楽で高安、大の里ともに勝ったため、優勝決定戦にもつれ込みました。
NHKプラスで配信中👇https://t.co/55s8ZUMdbN pic.twitter.com/z70p4hW0YK
— NHK水戸放送局 (@nhk_mito) March 23, 2025
大の里、琴桜に何もさせずに圧勝して「うへー」って感じに( ゚д゚)ポカーン
で、優勝決定戦。「しかし高安先生、あのダンプカーみたいな大の里がぶつかってきたらひとたまりもないんでは?」と思いながら見てましたら、
大相撲春場所は高安と大の里の優勝決定戦の結果、大の里が勝って3度目の優勝を果たしました。
高安は惜しくも優勝を逃しました。高安、今場所の取組について記事はこちら👇https://t.co/SMCGvnYL5Y pic.twitter.com/f9vbLidhkX
— NHK水戸放送局 (@nhk_mito) March 23, 2025
うーん、大の里が強かった。高安先生、本当に残念…(ノД`)シクシク
そしてしみじみと思ったのは、高安の兄弟子であり、大の里の師匠である稀勢の里→二所ノ関親方のことで、確か稀勢の里も「初優勝」までに優勝次点を12回ぐらいしてたんですね。この当時は白鵬、日馬富士、鶴竜などのモンゴル勢全盛期で、なおかつ稀勢の里がどーしても序盤2日目あたりに黒星をつけてしまうプレッシャーの弱いとこがあったので、初優勝して横綱に昇進して、新横綱でも優勝するも大怪我で現役引退につながってしまった…ということがありましたし。
それを思うと、「なかなか優勝しそうで手が届かない」という高安につながる系譜と、師匠ばりの器用さも併せ持つ相撲ができている大の里は意外に早く幕内総合優勝を果たして大関までスピード出世を果たしたその両者の立ち位置とか因縁とかを思うと、いやー大相撲は奥が深いなーと改めて考えちゃった次第でした。
ちなみにちょっと前に定期購読している成田山新勝寺の広報誌に節分の豆まきの写真が出てました。
↑毎年、成田山新勝寺の節分には、大相撲の力士やその年の大河ドラマの出演者とかも呼ばれて豆をまいてるんですが、
↑よくよくみたら高安先生も、大の里関も呼ばれて豆まいてました(笑)。いやー千葉ロッテマリーンズが必勝祈願で成田山に来てるんですが、両力士が揃ってたとは(ま、新横綱の豊昇龍関は途中休場しちゃいましたけど)。そういう意味では「効く」のかもしれないね<成田山(笑)
しかし個人的にはなんか人生のハリ、というか今後の怖いもの見たさも含めて、
「一度でいいから見てみたい 高安優勝するところ」
これを見るのを楽しみに人生の後半生、頑張っていきましょうかね←しかし高安先生も35歳であれだけ動けてるんだから引退までにあと1-2回は巡ってくることを祈りつつ。あ、持病の腰痛には気をつけてね、ということ書いておきましょうかね。
以上です。
↑「愚直」。これほど最高級の褒め言葉もないですねえ(感涙)
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