楽天の安楽投手のパワハラ問題。「やってる事の程度が低すぎて」これは一発アウトだろうな…。

・楽天　安楽パワハラ調査100人にアンケート、結果次第で退団も　契約更改は無期限延期で自宅待機に(スポニチ)

昨日発覚した楽天の安楽投手のパワハラ問題の話の続きになりますが…。

今の御時世、パワハラは最早「論外」だわな楽天の安楽投手…。

2023年11月25日

楽天球団は昨今のジャニーズや宝塚、歌舞伎界、更にビッグモーターみたいな「アホな自己保身」に走らずにしっかり「膿は出し切れよ」とは言いたいですね。

楽天・安楽智大投手（27）による若手選手へのパワハラ疑惑が浮上したことを受け25日、森井誠之球団社長（49）が仙台市の球団事務所で対応した。安楽の契約更改交渉は無期限延期され、自宅待機を通達して本人に聞き取りを実施。監督・コーチ、選手、スタッフら約100人にパワハラの有無などを問うアンケートも行った。調査の進捗（しんちょく）次第では安楽を12月1日公示の契約保留者名簿に載せず、一時的に「退団」扱いとなる可能性も出てきた。
　午後5時過ぎ。硬い表情で取材に応じた森井社長は「ファンの方にご心配とご不安を与えてしまって申し訳ございません」と謝罪した。複数の若手選手が球団に被害を訴えたパワハラ疑惑。球団はこの日予定していた安楽との契約更改交渉を無期限延期とし、自宅待機を通達した。前日から2日連続でコンプライアンス担当らが、安楽本人を聞き取り調査。本人は今回の騒動に「ご迷惑をおかけしています」と話していたといい、森井社長は「反省の意はあると受け取っている」とした。
　球団は真相解明へ選手、監督・コーチ、スタッフら約100人を対象にアンケート調査を開始した。この日メールで送信し、26日が回答期限。実際に安楽からパワハラを受けたか、見聞きしたか、他の選手からパワハラを受けたかなどを問う内容で、任意で名前も書き込める。新たな事案が上がる可能性もあり、アンケート結果を受けて再度、安楽に事情を聴く予定。今後、調査対象を安楽と所属期間が重なる退団者へ広げることも検討している。同社長は現段階では安楽以外にパワハラ疑惑で名前が挙がっている選手はいないとし「双方の（意見の）部分を照らし合わせて、適切な処置、対応をしたい」とした。
　「ハラスメント行為は断じて許されるものではない。絶対にあってはいけない。（事実なら）厳しく対処する」と森井社長。今後の焦点の一つは処分決定の時期だが、30日には次年度の契約保留選手名簿の提出期限が待っている。同社長は「まさに社内で議論しているところ。ラインの一つ」とし、名簿から外す可能性も「状況による」と否定しなかった。12月1日公示の名簿から外れれば、形としては「退団」扱いで自由契約となる。処分内容などに応じて再契約する可能性も残すが、状況は不透明だ。
　球団は今後、ハラスメント研修の徹底、相談窓口の設置なども検討している。「こういう話が表面化するのは内部に問題を抱えている表れ。お恥ずかしい限りで反省の弁しかない。企業として未熟な部分が大きかった」と森井社長。アンケート結果など、調査の次なる進展が待たれる。

いかに三木谷オーナー→石井監督兼GMの体制で「チーム内の規律が緩んでた」のと「いかにも空気が悪かった」んだろうなとしか言いようがないですね。

そしてこの記事の最後の部分の「やらかしたこと」のレベルの低さに改めて唖然…と。

【安楽が行ったとされるパワハラ行為】
　☆倒立命令と下半身露出　今夏のZOZOマリンでのロッテ戦前に、ロッカールームである選手に「倒立しろ」と命令。その選手によると、身動きが取れない体勢でズボン、パンツを下ろし下半身を露出させられ、陰部には靴下をかぶせられたという。
　☆罵声　別の選手は指導目的で「アホ」や「バカ」などの罵声を浴びせられたという。食事などの誘いを断ったり電話に出ない際は「だからお前はダメなんだ」などの言葉で人格否定を繰り返されたという。
　☆金銭の支払い強要　ある選手によると「罰金」と称して金銭の支払いを強要することがあり、内容もLINEの記録などが残っているという。
　☆暴力　21年の春季キャンプ中に平手打ちされむち打ち症状となったと、かつて在籍した選手が証言した。

うーむ、これはもう一発アウトだろうなあ。というかあまりにも「程度が低すぎて」同情の余地がない。特にZOZOマリンでの倒立命令と下半身露出の件ね。そして誰もそれを止めない(特に先輩が誰一人止めずに笑ってたという話もあり)のはチームとして本当に最悪としか言いようがない。

うーん、そのデーブ氏の発言は火に油を注ぐだけとしか。

・大久保博元氏　安楽のパワハラ疑惑に「ともに進んでいこうよ」自身はパワハラ巡り西武退団(スポニチ)

デーブ氏のYouTube動画は好きでよく見てますが…しかしこれはさすがにねえ。

今季、巨人の打撃コーチを務めていた大久保博元氏（56）が、YouTube「デーブ大久保チャンネル」を更新。安楽は、楽天で監督代行から監督に就任した14年オフのドラフト1位選手で思い入れがあるとし「反省して、謝ることしかない。どんな判定が下されても受け入れてともに進んでいこうよ」と話した。
　自身も西武コーチ時代にパワハラを巡り退団した経緯があり「今の時代、昔はこうだったなんて通じない」としつつ「安楽が悪い人間かといえばそんなこともない」とかばった。

おそらく「先輩や上司にはいい顔してたんでしょう?」って言われればそれまでだと思うんですけどね。残念だけど昭和時代の精神論野球ではもう通用もしないと思うし、果たして中田翔選手の時みたいに「ぶっちゃけ、戦力になれれば何でも取るさ」の巨人あたりが手を上げて無償トレードで獲得して「更生」のアシストをしてくれるかどうかもさだかではないし。もしかしたら原監督・デーブコーチの「今年始めの」体制だったらそれもアリかもしれないけど…。

ただ中田翔選手の場合は「いじりをやりすぎて問題になったが、もともと後輩には慕われていた」側面もあったようで、安楽投手の場合はそれもどうだか。いずれにしても上記4つのパワハラ疑惑の項目を見ると「人の好かれる要素が全くない」だけに。となると、デーブ氏の発言は単純に火に油を注ぐだけで何一ついいことがない。下手すれば「お前が言うな」と(以下略)。