で、渡辺直美女史の対応が「極めて大人」で、ただただ感心する次第ですな。

渡辺直美、東京オリパラの不適切演出報道にコメント「太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい」…全文掲載(スポーツ報知)

前の記事の続きになりますが…。

「渡辺直美をブタ=オリンピッグに」←ちっともおもしろくないのが逆に凄い(爆)

2021年3月17日

「オリンピッグ」でおなじみの(?)佐々木宏氏、あっさり辞める割には言い訳が長い(失笑)

2021年3月18日

東京五輪の開会・閉会式の「クリエーティブディレクター」とかやってた偉い人に揶揄されてた(のが文春砲で明らかになった)渡辺直美女史でしたが…いや、これぞ「大人の対応」ですな。

タレントの渡辺直美(33)が18日、東京五輪・パラリンピックの開閉会式の企画と演出の統括役を務めるクリエーティブディレクター・佐々木宏氏(66)が、渡辺の容姿を侮辱するような内容の演出を提案していたと報じた「文春オンライン」の17日の報道を受け、所属事務所の吉本興業の公式ホームページを通じてコメントを発表した。

 渡辺は「コロナの影響でオリンピックも延期となり、依頼も一度白紙になったと聞いておりました。それ以降は何も知らされておらず、最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております」と寝耳に水の報道だったことを明かした。

 その上で「表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます」とした。

 組織委は17日深夜、佐々木氏のコメントを公表し「渡辺直美さんに対しては、大変な侮辱となる私の発案、発言となること。これは取り返しのつかないことです。心から反省して、ご本人、そして、このような内容でご不快になられた方々に、心からお詫び申し上げます」と謝罪している。

 文春によると、佐々木氏は昨年3月、五輪開会式の演出メンバーに送信したLINEで、渡辺さんにブタの仮装をさせ、「オリンピッグ」として登場させるアイデアを披露していた。だが、メンバーから批判が相次ぎ、撤回に至った。組織委では2月、森喜朗前会長が女性蔑視発言で引責辞任している。

以下コメント全文

「オリンピックの件ですが、去年、会社を通じて内々に開会式への出演依頼をいただいておりましたが、コロナの影響でオリンピックも延期となり、依頼も一度白紙になったと聞いておりました。それ以降は何も知らされておらず、最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております。

表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。

実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます。

しかし、ひとりの人間として思うのは、それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております。

私自身まだまだ未熟な部分もありますので、周りの方にご指導いただきながら、これからも皆様に、楽しんでいただけるエンターテイメントを作っていけるよう精進して参りたいと思います。」

てかどっちが人生経験もふまえている大人の言動なんだか。

一応、今週の文春も読んでみたんですが…ま、端的に言えば「強引に仕事をすすめるタイプで敵をやたらと作りまくって、恨まれて、そしてあっさり足元を掬われた」って感じですね、この辞めたクリエイティブディレクター。その点、カネだけは無尽蔵にまさにドブに捨てるようにじゃぶじゃぶ使いまくってるようですが。

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いっそオリ・パラの閉会式で渡辺直美氏とこの乙武氏が総合司会でも。

乙武洋匡氏、不適切演出での五輪式典統括者の辞意に私見「もし、私が『Japanese DARUMA』に扮して…」(スポーツ報知)

という乙武氏の私見も。

作家の乙武洋匡氏(44)が18日、自身のツイッターを更新。東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出を統括するクリエイティブディレクター・佐々木宏氏(66)が開会式に出演予定だったタレント・渡辺直美(33)の容姿を侮辱する演出案を考案していたと文春オンラインに報じられた問題を受け辞意を表明した一件について私見を述べた。

 この日、「もし、私が『Japanese DARUMA』に扮して開会式に出演するような演出があった場合、やっぱり世界中から非難を浴びることになるのかな」とつづった乙武氏。

 「たとえば演出家の方が、そうしたアイディアを仲間内に提案した場合、やっぱり『辞任に値する内容』だと判断されるのかな。私に関してはOKにしてくれ笑!」と続けていた。

ま、現実的側面から言えば、ミゼットプロレス(低身長症のレスラーのプロレス)なんかもそうでしたが、いくらブレーンストーミングとはいえ、そちらの揶揄はなかなか難しい(かといって上の立場からセクハラめいたネタを発していい場所でもないし、勿論それを言うのであれば「失礼を承知で」とか「例えばめちゃくちゃ失礼なネタで申し訳ないけど」ぐらいの前置き(?)は必要でしょうけどね、それでもその立場によっては叱られたり進退をかける羽目になる人もいるでしょうけども…)。

ただし件の「クリエーティブディレクター」の無責任かつ上から目線で「他人にやらせる」案ではなく、逆に乙武氏ご本人から「いや、ボク、やってもいいっす。むしろやらせてください」と、「ネタとして提案」して、ご本人も含めて五輪組織委が総出できちんと誤解を恐れずに説明も果たして(←ここが極めて重要かつ難しいんですけどね)あえてオリ・パラの閉会式で実行するのであれば、何かひとつ、いろいろな意味でおもしろく興味深い「演出」にはなるかもしれないね。すーっとダルマが出てきてパッと割れたら乙武氏だった、という流れは、意外に五輪に続く東京パラリンピックへの続き物になるやもしれないし、と。

と思うと、かつて1998年の長野五輪の閉会式の時は欽ちゃん、つまりは萩本欽一氏がほのぼのとした司会をやってたのを思い出しますねえ。あのノリで渡辺直美氏と乙武洋匡氏のダブル司会で東京五輪の閉会式と、東京パラリンピックの閉会式とかやってくれないだろうかね。意外に「ひょうたんから駒」的な感じでいい閉会式になるかもしれないし…。

ただしその前に、そもそも東京五輪が無事に開催できるか否かも怪しいんですけどね(苦笑)

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