【日本シリーズ第2戦】昨日阪神に8点取られたオリックスが、今日は逆に8点取って大勝するとは(^_^;)

オリックス 驚きの8-0返しで1勝1敗のタイ 中嶋監督が打線組み替え8得点&宮城6回無失点から完封リレーでリベンジ(デイリー)

日本シリーズ第2戦でした。いやーオリックスナイスリベンジ(笑)。というかこれでお互いに4戦で33-4という珍スコアにはもうならないぞと(以下略)

「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ8-0阪神タイガース」(29日、京セラドーム大阪)

 オリックスが初戦と真逆のスコアとなる驚異の「8-0返し」で阪神を圧倒。1勝1敗のタイとした。

 初戦で2安打完封負けに終わった打線を中嶋監督が大幅に組み替えた。初戦はベンチ外の西野を2番、出番のなかったセデーニョと広岡も先発起用した。三回は広岡が口火を切り、西野が右中間を真っ二つに破る先制の適時三塁打。四回は2死から好機を演出し、野口、広岡、中川圭の3連続適時打で一挙3点を奪った。

 さらに七回は2死満塁から代打・ゴンザレスが走者一掃となる左中間フェンス直撃の3点二塁打を放ってダメ押し。八回には阪神の2失策に乗じて加点し、第1戦の阪神打線と同じ8点のリードを奪った。指揮官は「昨日の試合が申し訳なかったので、やり返せてよかったと思います」と勝利監督インタビューで語った。

 一方、初戦でエースが打ち込まれる厳しい状況でマウンドに立った宮城大弥投手は6回4安打無失点の快投。「初回から自分のリズムで投げることができたと思いますし、ランナーを許してからも、しっかりと切り替えて集中して投げられたと思います」とシリーズ2勝目を手にした。

 立ち上がりから力のあるボールで阪神打線を封じ込んだ。1点を先制した直後の四回には2死から連打で一、二塁のピンチを招いたが、ノイジーを三振に仕留めるとこん身のガッツポーズを見せた。

 4点リードをもらった五回はきっちりと三者凡退。阪神に付け入る隙を与えなかった。これでポストシーズンは昨季から17回1/3を連続で無失点。宮城の後を受けた七回は宇田川、八回は山崎颯と侍ジャパンのメンバーが完全投球でつなぎ、最終回は小木田が締めた。

 昨年も2敗1分けから4連勝で日本一をつかんだオリックス。今年も初戦を落としたが、チームに全く引きずる様子はなかった。2年連続の日本一へ、オリックスの逆襲が始まった。

しかし不思議なもんで、

↑第1戦。阪神8-0オリックス。阪神13安打・オリックス2安打。

↑第2戦。オリックス8-0阪神。阪神12安打・オリックス3安打。

いやあ、まさに両チーム互角だなあ、と(^_^;)

あとこれは完全に結果論なんで恐縮ですが「劣勢な方がエラーして足を引っ張ってる」傾向もあるんで、やはり「できるだけミスをしない」ってのは本当に大事なんだなーとしみじみと感じた次第でした。

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それとなんか主審のストライク・ボールの判定がねえ…(苦笑)

【宮本慎也】オリックス宮城大弥と阪神西勇輝の明暗分けた狭いストライクゾーンへの対応(日刊スポーツ)

あとは中継見てて気になったのは「いやあ主審、その判定もどうかなー」というのがね。

<日本シリーズ:オリックス8-0阪神>◇第2戦◇29日◇京セラドーム大阪

 初戦をエースの山本で落としたオリックスの2戦目は、宮城が先発した。波に乗っている阪神打線を相手にどういうピッチングをするか注目していたが、投球内容を見ると圧巻の内容だった。

 6回4安打無失点。日本を代表する左腕だけに、数字だけを見ればそれほど大げさに褒める内容ではないと思う人がいるかもしれない。しかし、今試合の市川球審は、右打者の内角に投げる球に対してストライクゾーンが狭かった。特に左投手にとって、ここに決まる真っすぐは「クロスファイア」と呼ばれるように生命線になる球。両コーナーを丁寧に突いていく宮城のようなタイプにとって、致命傷になりかねない状況だった。

 1点をリードした4回2死一、二塁だった。一発のある右打者のノイジーに対し、カウント2-2から内角の真っすぐで勝負。決まった瞬間、宮城も見逃し三振だと確信したのだろう。マウンドを降りかけたが、判定はボールだった。しかし宮城は気落ちすることなく、外角のフォークで空振り三振に打ち取ってピンチをしのいだ。

 右打者の内角の真っすぐがボールになると、左投手は一気に苦しくなる。右打者にとってここの球がボールだと、それほど内角の意識をそれほど高めなくても済む。そのためこのコースから落とす変化球、食い込んでくる曲がり球にバットが止まりやすくなる。

 阪神の先発・西勇と宮城のピッチングを比べるとよく分かる。西勇は右投手だが、一塁側のプレートを踏んで投げるように、球筋は左投手と似たタイプ。軸球も右打者の内角に投げるシュートで、ここのコースのストライクゾーンが狭いと苦しくなる。

 4回2死から宗に対し、カウント3-1から内角にシュートを投げたがボールに判定されて四球を与えた。次打者の紅林にはカウント1-1から3球目、内角シュートもボールに判定された。そして次に内角シュートを続けたが、甘く入ってライト前ヒット。続く野口の2球目と3球目も際どいボールに判定され、カウント2-1からの外角チェンジアップが甘くなってタイムリーを浴びた。

 宮城と西勇が降板した後、それほどストライクゾーンは狭くならなかったが、無失点の宮城と3回2/3で4失点だった西勇との差になった。

 オリックスにとって初戦をエース山本で落とし、連敗すれば3戦目からは敵地・甲子園で3試合となる。宮城も4回までは慎重になりすぎているように感じたが、4点差になった5回と6回は無安打投球。しかも打者7人で初球がボールになったのは1球だけ。付け加えるならボールになった森下への初球も、内角真っすぐでストライク判定でもおかしくない球だった。宮城の素晴らしい投球で、勝敗を五分に戻した。

まあNPBの審判はMLBの一部のアレな審判に比べればまだまし…とも思いますし、プロ野球(←ってあえて書きますが)のジャッジはサッカー特にJリーグの一部のへっぽこ審判のジャッジひとつで「試合が全てぶっ壊れる」みたいなこともあまりないのでそこは一定の信頼はあるんですが、しかしバッテリーにとって「相手チームの攻撃陣対策」と同様に「可変するストライクゾーンをお持ちの審判への対応」もしないといけないと、そりなストレスが何倍にも溜まるでしょうな。

しかしさすがに1勝1敗だと「優勝の確率は何%」のスポーツ紙の見出しもさすがに出しにくい(笑)。個人的にはあれは「捕らぬ狸の皮算用」が過ぎるのであまり好きではない。なので、大相撲でいうとこの「ヌケヌケ」つまりはお互いに勝って負けて勝って負けて…で第7戦ぐらいまで行ってくれねえかなあと明らかに他人事のように期待しちゃってる今日この頃ですな(笑)

以上です。

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