・日ハムファン&ロッテファンの間で突如「エリア66」論争勃発! 万波中正の呼称に「本家は岡田幸文だ!」(FLASH)
図らずとも(?)最近の日ハムの万波選手のナイス守備がきっかけで同じ背番号66だった元ロッテの岡田幸文選手の名前が出てくるとは…むしろ「発掘してくれてありがとう」って感じですな(^_^;)
8月18日、X(旧Twitter)のトレンドに「エリア66」がトレンド入り。調べると、北海道日本ハムファイターズの若き主砲にして、外野守備ではとくに強肩ぶりで知られる万波中正外野手(背番号66)を「エリア66」と呼ぶ日ハムファンの動きに対して、千葉ロッテマリーンズのファンとの間で論争が起こっているようだ。
抜群の身体能力を誇る万波は、8月17日のロッテ戦(エスコンフィールド)における右翼の守備で、好守を連発。6回には山口のフェンス際の打球を好捕。8回には、ポランコの右飛でタッチアップを狙った2塁走者・藤岡を、3塁へのレーザービームで刺して、球場をどよめかせたばかりだ。
こうした好守にくわえ、球界屈指の強肩ぶりから万波を「エリア66」と呼ぶ日ハムファンが増えているようだが、万波よりはるか以前に、千葉ロッテに「エリア66」と呼ばれていた外野手がいた。俊足を生かした守備範囲の広さで、中堅手としてスーパープレーを連発した岡田幸文(よしふみ・2009~2018年)だ。野球ライターが語る。
「『エリア○○』という呼び方は、もともとは、マリナーズ時代のイチロー(背番号51)の守備範囲が、MLBのファンから『エリア51』と呼ばれていたことから派生しています。現役時代のロッテ岡田も、相手チームのヒット性の当たりを何度もアウトにしたことで、コアなロッテファンの間で『エリア66』の異名で呼ばれるようになっていきました」
こうした背景から一部のロッテファンが「本家は岡田だ!」と激怒したようで、
《エリア66?ああ、万波のことか。残念ながら元祖エリア66である俺達の岡田には勝てない》
《エリア66は岡田の専売特許やろいい加減にしろ 万波は素晴らしい選手だし、凄い守備範囲と肩があるけど、岡田には到底及ばない せめて、せめて「北の」をつけるなり、オリジナルを考えるなり何なりしてくれ》
《岡田と万波はどちらも守備上手いんだけど それぞれ特に守備範囲と肩で内容が違うんだから全く同じ“エリア66”で言うのは違うでしょ》
などの声があがり、日ハムファンとの間で「エリア66」論争が勃発したのだ。
こうした思わぬ展開に、今シーズン、GAORAで日ハム戦の実況をつとめている土井悠平アナウンサーは、18日深夜、自身のXで、
《中継では、岡田選手へのリスペクトを込めてコメントさせて頂いたつもりでしたが「エリア66」論争が起きてしまって申し訳ない気持ちです》
と反省し、新たな呼び名として、《「エスコンフィールドブルペン前、ライト天然芝66番地」これでどうかな?》とアイデアを披露。
また万波自身は、17日のロッテ戦後の一問一答で、ファンから「エリア66」と呼ばれていることについて聞かれ、「(元ロッテ)岡田さんのファンに怒られてしまうんじゃないかな? って、恐縮も恐縮です。僕も『エリア66』と聞いたら、真っ先に岡田さんが浮かぶ。ありがたいですけど、ほかの何かを考えていただけたらと思います。角が立たないヤツでお願いします」とリクエスト。まるでファン同士の論争を知っていたかのようなコメントを出して、株をあげた。
万波のリクエストもあってか、ネット上には、さっそく
《北のエリア66》
《ゾーン66》
など、ファンが考えた万波の新たな呼び名がちらほら上がっているが、はたして万波の新たなキャッチフレーズは、どうなるだろうか。
返す返す惜しいのは、その岡田選手が引退した後、あれほどの守備ができるロッテの外野手がほとんどいなくなっちゃった事なんすけどね…。
↑ナイス守備の数々。絶好調の荻野貴司ぐらいしか思い浮かばないっすな…(逆に言えば、荻野貴司・岡田幸文・角中勝也or清田育宏という外野陣の凄まじさたるや(^_^;))。
うーん、そこらへんは高部瑛斗はもとより、藤原恭大や和田康士朗、もし外野にコンバートするんだったら平沢大河あたりも目指す道なんだろうね。
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ま、「良き後継者を得た」ということでいいじゃないすか(笑)
で、万波選手の身体能力が半端ねえ(大汗)
いやー日ハムはいい選手を育てたなあ…。連敗と連勝がはっきりしすぎている「まだまだ若いチーム」だけど、なんやかんやで(ノーテンダーみたいな「わざわざ中堅どころを追い出すような」やり方はどうかとは思うがその反面)、世代交代がうまく行ってるだけに数年後が楽しみでしょうね。
で、このあたりはしっかりと実況氏がナイスフォローをした上で、他競技を参考にするとすれば、
「箱根駅伝の山の神」
みたいな並べ方でいいんじゃないでしょうかね。初代の順天堂大の今井正人選手も、2代目の東洋大の柏原竜二選手も、3代目の青学の神野大地選手も「同じ時代に箱根駅伝では直接対決してなかった」からこそ未だに並び立って伝説にも逸話にもなってるわけですしね。
まあ実際はあの青学の神野大地選手のぶっちぎりっぷりも含めて、4-5区のコース変更が行われてしまった(4区が少しだけ長くなり、5区が少し短くなった←というか「山の神」が出てくる前の距離に戻っただけなんすけども)んで、彼らの伝説も逸話も未だに「あれは凄い走りだったねえ」となってるわけで。
それと同じで、ここはあえて「岡田幸文と万波中正のどっちが凄い」なんて言わずに「いやー、万波選手の活躍のおかげで、かつての岡田選手のナイス守備にまた脚光が当たるとは」とそこらへんを喜んだほうが精神衛生的にはちょうどいいんじゃないのかな?と個人的には思いますです。いや、良き後継者を得ましたな背番号66、エリア66も。まあたとえは悪いけど、かの「昭和の爆笑王」の林家三平師匠の名を、よりによってあんだけおもしろくない次男坊が(世間知らずのおかみさんの圧力も相まって)2代目を継いじゃったのに比べれば全然…ねえ?(^_^;)
…なんて書いてたら、万波選手、何年かしたらビッグボスから背番号1を譲られて「エリア1」になっちゃってたりしてな(笑)。以上です。
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