妻子の通院先の病院に、川島永嗣選手のユニフォームなどが飾られていてびっくり。

今日は家族の送迎および付添いで世田谷区の国立成育医療研究センターに行ってきました。たまたま診察待ちで座ったベンチの真正面に、サッカー日本代表の川島永嗣選手のユニフォームやスパイク、グローブ等が展示されていてちょっとびっくりしました(笑)

ここの病院のご縁は、まさに「たまたま」でして。

この世田谷区の「国立成育医療研究センター」は日本有数の大規模なこども病院なんだそうで(いろいろと調べたら日本最大、という資料もあってびっくりしました)、そんな病院になんで都下のうちらが通ってんだ?…という話なんですが、実はうちの息子が生まれる際に、妻が妊娠中毒症で地元の病院に入院してたところ、切迫早産となり、新生児用の集中治療室(「NICU」と呼ばれてます)がある病院に転院する際に、多摩地区の病院にNICUの空きがなく、最終的に引き受けてくれたのがここの病院でして、生まれた日はラッシュが始まってた夕方に、小一時間かけて福生の病院から国道16号線(東京環状)と中央高速と環八を救急車でぶっ飛ばして(苦笑)世田谷区まで運ばれた…という次第でした。

なので救急車でいっしょに付き添って運ばれた私は車内から窓の外の風景も見てないので、妻が夜に無事に出産を済ませ、とりあえず家には軽い認知症持ちの妻の父もいるし帰るか…と深夜に帰ろうと思ったら自分がどこにいるかわからないという困った事が起きまして、ナースステーションの看護師さんに最初に尋ねたのは「えーと、ここって最寄りの駅ってどこなんすか?」でした。しかも人は季節外れの大嵐でして(；ﾟДﾟ)

※ちなみに最寄りとしては小田急線の祖師ヶ谷大蔵と成城学園前のちょうど中間点で、いずれもバスに乗るぐらいの距離があったんで、その晩はタクシーで帰りました。世田谷(高速は調布→八王子)から福生の自宅までの14000円はさすがに自己新記録でした(苦笑)

で、最初は1250gという超未熟児で生まれて、NICUの一番重篤な新生児の部屋に居た息子も、

2ヶ月ちょっとで一番症状が軽い新生児の部屋に移動できまして体重も2.4キロまで増えて無事に退院して今に至る次第です。今では6歳になって身長も110センチぐらい、体重も15キロぐらいあるんですけどね。

それ以降、息子が1歳の時までは毎月のリハビリに(2歳に入ってからは紹介状を書いてもらい隣町の療育センターに行くようになりました)、それ以降は妻子ともども半年に一度の検診でここの病院に来るようになりました。

結構、有名人が「慰問」に来る病院らしい…。

で、その後も何度か通院のたびにイベントみたいなのに遭遇したことがありまして、今年の5月に実際にあったのは帰り際、一階のロビーで何か人だかりがあるぞと思ってどれどれと覗いてみたら、

新日本プロレス　プロレスラーの真壁刀義選手が慰問にいらしてくださいました。トークショーと写真撮影会で、子どもたちを励ましてくださいました。ありがとうございました！ pic.twitter.com/QxBswjms0u
— 国立成育医療研究センター (@ncchd_pr) May 21, 2019

プロレスラーの真壁選手がトークショーで話してましてびっくりと(苦笑)。「確かに新日本プロレスの練習場と合宿場は世田谷区にあって地元だからご近所なんだけど…すげえなあ」と帰りの車を運転しながら妻と話してました。

しかし川島永嗣選手も来たんだな、ここの病院に。

で、今日は妻が半年に一度の定期検診で、エコーやったり、血液検査や尿検査などをやって、最後は結果をふまえての診察…だったんですが、どこもかしこも予約の患者さんで混んでましてどこも待ち時間が長くて座るベンチを探すにも苦労するほどでした。

で、こういう表示されるモニターが見える、

二階のベンチでよっこらしょ、と座ったら、真正面に「おや?」という展示物がありました。

「あ、サッカー日本代表の川島永嗣のユニフォームじゃん」と。

左右に一枚ずつ掲げてありまして、

こんな感じで川島選手と看護師さんなどとの記念写真のも貼ってありました。

更にここのユニフォームの下には、

川島選手のスパイクと、グローブがガラスケースの中に展示されてまして「いやーこれもすごいわ」と(笑)

確か川島選手は以前は川崎フロンターレでプレーしてたので、この小田急線沿線と川崎は多摩川で挟まれているぐらいのそれほど遠い距離ではなく、更にこども病院の慰問という事でこういうこともやってたんだねえ…と。今は海外でプレーしてるらしいんですが、日本サッカー界のスーパースターのおひとりですので、こういうことも大事にする人なんだねえ、と妻と話してました。

…ちなみに妻の検査と診察は当初は11時を予定してたんですが、なんやかんやで血液検査の結果が出てくるのも遅くなり病院を出れたのは15時になろうかという時間でした。「しまった、ここの病院、「待つ」というのも仕事のひとつだった」と舌打ちしながら車を運転して帰路についた私でした(爆)。