・【箱根駅伝】青学大・原監督 V会見の第一声は地震被災者への気遣い「本来であればお正月は…」開催に感謝(スポニチ)
今年は生中継は半分も見れずに昨日も今日も夜のダイジェストを視ることになっちゃったんですが、それにしても駒沢のほぼレースプラン通りの走りの更に上を行った青学の凄さに脱帽でした。あと東洋4位復活とかフリーザ様軍団は健在、とかも。
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝 復路 (2024年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )
第100回のメモリアル大会で、青学大が2年ぶり7度目の総合優勝を果たした。10時間41分25秒(速報値)は大会新記録だった。原監督はメンバーの手で3度、宙を舞った。
2日の往路では、史上初の2季連続3冠を狙った駒大に2分38秒差をつけて優勝。余裕を持って迎えた勝負の復路も、盤石のレース運びでライバルの駒大を突き放した。
優勝会見で、原監督の第一声は、元日に発生した能登半島地震への配慮だった。「1月1日、能登震災において、本来であればお正月は家族団らんで、おせちやお雑煮を食べながら2、3日箱根駅伝をご覧いただける方、数多くいらっしゃったんだと思う。しかし、あのような災害の中で今でも苦しまれている方がいらっしゃる。そんな中での箱根駅伝、開催させていただいたことに対して、まずもってお礼を申し上げたい。ありがとうございました」と話した。
2日の往路優勝後にも「能登震災で開催できるかどうかわからない中、多くの被災にあわれた方がいる中で、箱根駅伝できること、本当に感謝申し上げたい」と話していた。
ある意味でこれは毎年思うのは大学3冠の出雲駅伝・全日本大学駅伝とは明らかに”何かが違う”んだろうな<箱根駅伝。
例えるならばJRAの牡馬クラシック3冠で言えば、皐月賞・日本ダービー・菊花賞の3レースで、最後の秋のレースの菊花賞が距離が3000メートルとえらい長距離になった上に、日本ダービーのような権威があってそれなりに歴史もあるから「マモノもいる」みたいなのを兼ねた感じなんでしょうね。実際に出雲駅伝と全日本大学駅伝に比べて、各区の距離が全区間少なくても20キロ以上もあって「歴史も威厳も距離特性も全く違う」ようなものもあるんでしょうね、きっと。
しかし優勝会見で能登半島地震の被災者の方々に配慮できるあたりがやはり青学の原監督は「わかってるなー」とその感じに唸らされますねえ。それと今年卒業する4年生たちにいい卒業旅行をごちそうしてやってください(笑)
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駒沢も東洋も実にいい走りだったと思いますけどね。
・偉業逃した駒大・藤田監督「反省がすごくある」歯車狂った3区“怪物”佐藤圭汰の陥落「みんなビックリしてしまった。想定が狂った」 佐藤は3区後に涙(デイリー)
で、駒沢もあの大八木のおっさん、もとい大八木監督から引き継いだ藤田監督もものすごいプレッシャーだったでしょうし、タイム的には「青学がいなけりゃ」総合優勝しててもおかしくない成績だっただけに。
「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
連覇を狙った駒大は青学大と6分35秒差の10時間48分0秒で2位に終わり、史上初の2季連続3冠はならなかった。
誤算が続いた。往路は1区に篠原倖太朗、2区に鈴木芽吹主将、3区に“怪物”佐藤圭汰と“3本柱”を並べて、先行逃げ切りを狙ったが、青学大の2区黒田、3区太田の区間賞激走によりプランが崩れると、往路制覇に失敗した。
2分38秒差で臨んだ復路も、6区に前回区間賞の伊藤蒼唯(2年)を起用できず、帰山侑大(2年)は区間12位と不発。7区の安原太陽(4年)、8区赤星雄斗(4年)は区間4位、9区花尾恭輔(4年)は区間5位だったが、首位青学大の背中はどんどん遠のいていった。
箱根経験者は駒大が10人中8人、青学大は10人中3人だった。経験でも圧倒していたチーム力をうまく生かすことができず、レース後、藤田監督は「総合優勝を狙っていた中で2番。満足はできない。初めて監督として迎えた箱根で優勝に導けなかった。反省がすごくあります」と、唇を噛み締めた。
「箱根はやはり難しい。3区の佐藤圭汰が競り負けたことでみんなビックリしてしまった。終わった後は涙だった。あそこからチームとして想定が狂ってきた」と振り返り、来季以降を見据え「引き続き強いチームを作っていくつもりでがんばっていきたい」と、前を向いた。
佐藤は「自分のところで逆転されてしまって、チームに申し訳ない。“来年しっかりリベンジしてくれ”と、言ってくださったので、自分が引っ張っていきたい」と、誓った。
もっとも前監督の大八木のおっさんだって、かつてはコーチ→助監督→監督とステップアップしていく上で4連覇もあったし失速もあったしシード落ちもあったし…で、決して長い指導者経験の中でずっと順風満帆だったわけではないですしね。だからこそいい経験にしてほしいですね、今後のためにも。
でも終わってみれば本当に青学・駒沢の2強は凄かった。どうやったら留学生なしであそこまで鍛えて強くなるんだろうな(^_^;)
・19年連続シードの東洋大 酒井俊幸監督「再建の一歩刻めた」10区の岸本は区間賞/箱根駅伝(月刊陸上競技)
そして個人的には一番びっくりしたのが東洋大の総合4位で大躍進でしたねえ。いやーよくぞここまで。
◇第100回箱根駅伝(東京・大手町←→神奈川・箱根町/10区間217.1km)
第100回箱根駅伝が行われ、青学大が2年ぶり7回目の優勝を果たした。前回10位の東洋大は10時間52分47秒で4位に入り、継続では最長となる19年連続シード権を獲得した。
鉄紺のプライドがタスキにこめられていた。11月の全日本大学駅伝では過去ワーストの14位からの逆襲だった。1区で九嶋恵舜(4年)が区間15位も、2区の梅崎蓮(3年)が区間6位と巻き返す。4区ではエースの松山和希(4年)が区間2位で、往路は4位に入った。
復路は前を猛追。城西大を21秒差まで追い詰めた。9区・吉田周(2年)が区間2位、10区の岸本遼太郎(4年)が区間賞。岸本は「やっと東洋大のユニフォームを着て走れて、最高の舞台で良い走りができました」と笑顔を見せ、「次は自分が引っ張っていけるように。トップ3とは言わず優勝を目指していきたい」と力強く語る。
酒井俊幸監督は「学生たちが昨年の10位から、チームを信じてよく頑張ってくれました。区切りの大会で再建となる一歩を刻めたと思います」と話し、北陸地方の震災にも触れ、「合宿でお世話になっているところも被害を受けています。走ること少しでも力になれれば」。
悔しさを乗り越えて再び強さを示した鉄紺軍団。再び頂点に立つために、挑戦を続けていく。
なんか大会前にはチーム内でごたごたがあったり、けが人続出で今回はさすがに…という前評判があったぐらいで。それでも最後は3位の城西大(←やはり過去最高順位だったそうです)の背中を見えるとこまで追い上げて20秒差の4位。チームスローガンの「その1秒を削り出せ」そのものの終盤の追い上げと諦めない気持ちには「東洋大はここからまた強くなっていきそうだな」と思った次第でした。
どうも記事にもあるとおり、東洋大は合宿で能登半島方面に行ってるそうで…そういう意味では19年連続シード、お見事でした。そしていろいろな人の力になれるように来年もぜひ頑張って欲しいですね。
・【箱根駅伝】フリーザ軍団に新たな緑色キャラ 第100回大会を意識「シェンロンをイメージ」(日刊スポーツ)
さすがはフリーザ様(笑)
第100回記念の箱根駅伝の復路7区に、全身白タイツのおなじみのフリーザ軍団が3日午前、登場した。次々に目の前を通り過ぎていく23校のランナーたちを、肩入れすることなく同じ熱量で等しく応援することを心掛けている。
最初はリーダーだけで沿道応援をしていた。18年前の2006年。「とにかく目立ちたかったので、スーパースターの歌手マイケル・ジャクソンのマネで沿道に立った。蛍光色なども試したが、最終的に全身白いタイツが目立つことが分かった」のが、フリーザにたどり着いた経緯だった。
箱根駅伝の生中継で「なんか白い集団がヘンテコな動きをしている」「寒くないのかな」「意味は分からないけど頑張っている」とインターネットを中心に賛同を得た。
沿道に立ち続けると仲間が増えた。5人のレギュラー以外にも、知り合いでもないのに、仮装する人が増えていった。そして今年は緑色のキャラが登場。リーダーは「箱根駅伝も第100回。その記念大会を意識して今回だけのシェンロン(神龍)をイメージした」と話した。
フリーザは大人気漫画「ドラゴンボール」に出てくる極悪キャラ。5体いるはずのフリーザは、シェンロンも含めると4体しかいなかった。残り1体は、リーダーの説明では「惑星間の都合で」で欠席だったそうだ。それでも「まあ、良かったです。雨も降らず、いい応援ができました」。リーダーは、24年の応援パフォーマンスに合格点を付けた。
ちゃんとTPOとか気遣いをしながら(そして決して通行人や他の応援している人たちに邪魔にならないようなとこで)応援してるのがいいなーと。
来年あたりはそれこそ沿道で声をかける駒沢の大八木総監督と遭遇しないかしら。「男だろ!!」と絶叫してるすぐ後ろにフリーザ様軍団とか(をい)
以上です。
ドラゴンボールZ フリーザ様の宇宙の帝王 トランプ(1コ入)
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