・ロッテ・石川 球団56年ぶり快挙見えた!最多勝&最優秀防御率 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
この結果、CS進出へのマジックナンバー(クリンチナンバーというらしい)が「5」ということになったそうで。まさに「圧巻」の一言に尽きる完封劇でしたわ…絶景かな絶景かな(号泣)。
唯一のピンチも動じなかった。ロッテ・石川は3―0の4回に初安打を許し、2死から失策で二、三塁のピンチを招いたが、「2死だったので割り切って投げた」と宝刀の外角シンカーで島内を捕邪飛に仕留めて無失点。そのまま119球を投げ4安打に封じ、今季3度目の完封を初の無四球でマークした。
リーグトップの防御率を2・13まで下げ、自己最多の14勝もソフトバンク・和田に並ぶ1位だ。勝率でもリーグ規定の13勝以上の投手では和田と並びトップの・737。それでもタイトルには無関心だ。「投げずに獲れるもんなら獲りたい」と真顔で言って笑いを誘った。最多勝と最優秀防御率の2冠を達成すれば、球団では1960年の小野正一以来56年ぶり。マイペースを貫き、気づけば球団史に残る記録を残そうとしている。
8月5日のオリックス戦(京セラドーム)では1点リードの9回2死で志願して降板。この日も終盤は「もうダメです」と“降板志願”を繰り返したが、落合投手コーチに「行けるところまで行ってくれ」と説得された。「嫌だなって思いながら」リーグ最多タイの5度目の完投。守護神・西野が離脱し、代役守護神・益田も右肘痛を抱える中、価値ある完投だ。
先発は残り2試合の見込み。伊東監督は「涌井と2人で投手の柱。もっと欲を出してほしいけどね」と笑った。チームはCS進出へのクリンチナンバーを5に減らした。短期決戦ではロッテの2本柱は脅威となる。
まじめな話、ロッテは中継ぎ・抑えがことごとく怪我で離脱したりもしくは本調子ではないだけに、五右衛門には半ばむりやり9回まで投げてもらっちゃって負担をかけちゃったなあ…って申し訳ないんだけど、それでもチームとしては「9回まで投げてくれてありがとう」って感じなんでしょうね。
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3位は死守したい。
エース格の涌井と五右衛門、それにルーキーの関谷と今季からロッテに来たスタンリッジはほぼ通年で先発ローテーションを守って投げてるだけにシーズン終盤でいろんな疲れも溜まってるんでしょうけどね。まあできればこのまま怪我人を出さずに無事に3位を死守してCSに殴り込みたいとこなんすけどね…。
ちなみに怪我人で思い出したんですが、2点目は怪我して戦線離脱しているデスパイネの代わりに4番に座ったアジャ井上のセンターオーバーのタイムリー2ベース。これが早いカウントからピッチャー返しを心掛けたようなバッティングは物凄く良かったですね。願わくばこれの繰り返しでデスパイネが戻ってきたときに「アジャは外せねえなあ」と首脳陣が悩むぐらいに頑張ってほしいですな…。