・ロッテ・益田 史上5人目通算通算100セーブ&100ホールド 緊急登板で「まさか」の達成(スポニチ)
昨日はオリックスに17安打も打たれるもダブルプレーの山を築いてロッテが逃げ切る…という不思議な試合でもありました。とりあえず五右衛門の勝ちが消えなくてよかったよかった。
◇パ・リーグ ロッテ0―3オリックス(2020年8月7日 京セラD)
ロッテの益田直也投手(30)が7日、オリックス戦で今季12セーブ目を挙げ、プロ野球史上5人目となる通算100セーブ&100ホールドを達成。2011年ドラフト4位での入団から地道に努力を続け、節目のセーブを積み上げた。守護神右腕の好投で、チームは貯金1で3位をキープ。再び上位戦線への浮上を目指す。
快挙の瞬間、益田は首を振った。笑みはない。浮かべたのは守護神として責任を果たした安どだった。
「まさか100セーブがこんなピンチで回ってくるとは…。ドキドキさせて申し訳なかったが、勝って終わることだけを考えた」
6―1の9回無死満塁で出番が来た。福田に押し出し四球、吉田正には右前打を浴びた。一瞬にして3点差。それでも冷静だった。伏見を投ゴロ併殺、メジャー通算282本塁打のジョーンズにも「長打だけ防げばいい」と最後は147キロ直球で二ゴロに斬った。
12年8月5日にプロ初セーブを飾った京セラドームで節目に到達。常に「本当は先発をやりたいが、自分はできない。中継ぎでもチームのためになれるように」という思いを抱く。通算142ホールドでダブルの大台はプロ野球史上5人目。言葉にはリリーバーとしての誇りがにじむ。
未来は何が起こるか分からない。市和歌山時代は控えの遊撃手。母子家庭ながら進学させてもらった関西国際大で投手に転向した。11年のドラフト4位で入団。1位に藤岡貴裕(現巨人)、2位に中後悠平がいた。大学日本代表にも選ばれた両左腕が注目だったが、1年目の春季キャンプから、首脳陣に「プチトルネードで投げる球が凄い」と評価された。「丈夫に生んでくれたお母さんのおかげ」と大きな故障もなく9年目も戦うタフさが最大の武器。昨オフにはFA権を行使せずに残留し、生え抜きとして選手会長も務める。
05、10年は日本一に輝いたがプレーオフ、CSを勝ち抜いての逆転劇。シーズン1位となれば74年以来となる。「パ・リーグはだんご。自分たちにもチャンスがある」。貯金1で、首位ソフトバンクに2ゲーム差。「9回に投げることは、みんなから頼むと思われている。同じ1イニングでも重みが違う」。仲間の魂を背負い、雑草右腕は9回のマウンドに立ち続ける。
本来はセーブシチュエーションではなかったハズなんすけどね。6-1リードで9回に入ったわけですから。
そこから3番手のチェン様が連打連打で満塁になり、益田選手会長が緊急登板して更に押し出し、そしてヒットが続いて…で「これはあかん。やばいかもしれん」と思ったら伏見を1-2-3のダブルプレーで斬って、最後はジョーンズをセカンドゴロで締めたら、それが益田選手会長の100セーブ目だった、という次第でした。
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しかしオリックス打線の方が悔やまれるだろうな、これ。
・真夏のミステリー!?オリ、毎回&先発全員の17安打で負けた…(スポニチ)
なんか稲川淳二大先生がミステリー話で語りそうな(意味不明)
◇パ・リーグ ロッテ6―3オリックス(2020年8月7日 京セラドーム大阪)
9回に若月が三塁内野安打を放ち、毎回安打を記録した。6回にはT―岡田の右前適時打で先発全員安打も記録している。17本のヒットを重ね、どんな快勝劇かと思えば、スコアは3―6の完敗…。京セラドームで見た“真夏の怪”に、スタンドはゲームセットを忘れて、しばし凍りついていた。
拙攻に次ぐ拙攻がすべての答えだった。3回から5回まで毎回先頭打者が安打で出塁しながら、後続がいずれも併殺打。3回の安達は2球目、4回のT―岡田、5回の小田はいずれも初球と、淡泊な打撃が目についた。
それでも、今季カード1勝7敗1分けのオリックスには、意地がある。5点差の9回から登板したチェンを攻め、若月、代打・西村、安達の3連打で無死満塁。代わった益田から福田が押し出し四球、吉田正の右前適時打で2点を返し、なおも無死満塁とミラクルへの期待を抱かせた。しかし、伏見が力のない投ゴロ。捕手→一塁と転送され、この試合4本目の併殺打で最大の見せ場は終わった。
「あと1本?そういうゲームでしたよね。17安打を打って、3点というね。最後に2点取ったけど、それまでに取っておかないと…」
西村監督の嘆きが通路に響いた。なかなか波に乗れない現状。歯がゆい試合内容がオリックスの“今”を表していた。
結局、五右衛門だけでも3併殺でピンチを切り抜けてた、というのか大量失点喰らわなかった要因だったんすけどね。それにしてもこういう試合もまた珍しい。
ちなみに今日は種市が登録抹消されてるので、誰が先発なんだろうと思ってたら、
久々の二木が登場、と。それにしても対戦相手のK-鈴木とはまた似たような戦績というか。一歩間違ったら点が入りまくりの乱打戦になりそうな防御率だけども…こんな時にお互い無失点な投手戦になったりしてね(笑)
以上です。
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