・「愛感じまくりで胸がいっぱい」DeNAの佐々木千隼が古巣戦に登板 ビジター球場でロッテの粋な演出にファン感動(日テレNEWS)
昨日の横浜戦の話の続きになります。
昨日はロッテの先発の中森俊介の好投(後続がそれをぶち壊してましたが)と、ロッテから横浜に現役ドラフトで移籍した佐々木千隼が元気そうだった事が本当に何よりでした、はい。
◇プロ野球セ・パ交流戦 DeNA13-3ロッテ(12日、ZOZOマリン)
現役ドラフトでDeNAに移籍した佐々木千隼投手が、12日のロッテ戦の9回にリリーフ登板。古巣の本拠地でのマウンドに粋な演出がありました。
DeNAの大量リードで迎えた9回裏。佐々木投手の名前がコールされると、球場に鳴り響いたのは、Perfumeの楽曲『FLASH』。この楽曲はロッテ時代から現在まで佐々木投手が登場曲として使用しています。
登場曲などの演出を行うのは、ホームの選手に対してのみですが、7年間プレーした慣れ親しんだマウンドへ上がる右腕に、ロッテ側が粋な演出をみせました。
これにはロッテファンからも歓声と拍手。声援を受けた佐々木投手は、ランナーを出しながらも1回無失点で試合を締めました。
SNSでは「粋な演出に愛感じまくりで胸がいっぱいになった」「なんか知らんけど涙出てる」「佐々木千隼愛されてるね」など両ファンから感動の声。
さらに「新天地で花開くことを願って送り出した子だから…どうぞケガなくみんなと仲良く活躍してほしい」「横浜DeNAベイスターズで頑張るんだよ!そしてベイスターズファンに愛されるんだよ!」などエールの言葉が寄せられました。
↓いやーZOZOマリンも実に粋な演出を(笑)
#佐々木千隼 古巣本拠地ZOZOマリンに登板!
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「佐々木千隼、本当に新天地で頑張るんだぞー」とロッテ球団およびファン各位が横浜に送り出したようなもんで、試合の趨勢はロッテの後続の投手陣が大壊滅してもうどうしようもなかった展開でしたが、なんつーか「あ、元気そうでそれは何より」とそこだけはほっこりした気持ちになったのは何よりでした。
ちなみに佐々木千隼がドラフト1位で指名された2016年のドラフトで入団したロッテの選手、育成を含めて9人いたんですが今では4位の土肥星也(昨年今年は育成契約となってました)と6位の種市篤暉しかいないという「いやー本当にプロって厳しいわ」という現実も。ま、その種市は高卒で入団してじっくり鍛え上げられて今やロッテの右のエースに成長したんですが、昨日の先発の中森俊介も同じ道で続いてほしいなと願っておりますです。
※と同時に思うのは、1軍で使う気がないんだったら交流戦が終わったら相手チームとの交渉次第だけど、できればセ・リーグのチームにトレードに出してやれっていう選手は何人もいますけどね。たとえば平沢大河とか二木康太とかアジャ井上とか…。いずれにしても飼い殺しだけはよくないですね。
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昨日の横浜のジャクソン投手もやはり凄いピッチャーでした(笑)
・DeNA新助っ人・ジャクソン「魔改造」舞台裏 「バウアーはどうアジャスト?」で急上昇の道へ!(スポニチ)
しかし昨日の横浜の先発のジャクソン投手。「あのヒゲ、暑そー」とか思ってたら中盤に味方の打撃陣の猛援護で勝ち投手にまでなってしまうとは(^_^;)
最速158キロの新助っ人腕、DeNAアンドレ・ジャクソン投手は、開幕先発陣入りし5月7日に不調で出場選手登録を抹消された。その時点で6試合1勝3敗、21四球で防御率6・11。不安定な投球続きにSNSではファンから「そのまま帰国?」などの辛らつワードが並んだ。
もちろん、苦しんだのはジャクソン自身だ。年俸約1億4500万円に見合う活躍ができず、あせりも生じていた。
そこで助っ人は考えた。2軍調整中に球団スタッフに質問したのが「去年、バウアーはどうやって日本野球にアジャスト(適合)したのか?」だ。昨季1年間在籍したサイ・ヤング賞右腕は多くのデータを残した。その「宝の山」の遺産を選手に還元するのは球団の責務だ。
小杉陽太1軍投手コーチは言う。「バウアーはバウアー。だけどこちらから“バウアーはこうだった”と話すことはない。それでもジャクソンからバウアーの名がでてきた。そこで初めて去年のデータをもとにした話し合いをもった」。
詳細は明かせない部分が多い。それでも助っ人はヒントを得た。話し合いの中で改良に向け目をつけたのが、武器の「チェンジアップ」だった。
ジャクソンのチェンジアップは元来直球のイメージと同じで速く、140キロ台が平均球速。だがそれはコンタクト能力の高い日本人打者には半速球の「打ちごろ」球になっていた。白球の縫い目に指をかけて投じ、指が縫い目をひっかきスピンがかかり球速がでる。
一方でバウアーの投球には緩急があった。変化球も低めに集まった。それを参考に、ジャクソンはチェンジアップの球速を落とすことに取り組んだ。投球時に指は縫い目を外す。スピンはかからず球速は落ちる。球速を140キロ台から130キロ台に落とした。
11日のロッテ戦でも、初回1死から友杉に投じた5球目の最初のチェンジアップは138キロだった。最速は156キロ。助っ人は緩急をつけ7回無失点の快投を演じ、3勝目を手にした。
小杉コーチも「もう大丈夫でしょう」と太鼓判を押す。「バウアーはどうアジャスト?」から「魔改造」が始まったジャクソン。覚悟を決めたその一言が助っ人を右肩上がりへ導き、巻き返しを狙う三浦DeNAの大きな武器になろうとしている。
「去年、どうやってバウワー投手は日本野球にアジャストできたんだ?」ってとこからじっくりと投手コーチなどとのコミュニケーションができて…というのが実に素晴らしい。1990年代ぐらいまでの外国人投手だとプライドも高そうでそういうのはなかなか難しかったんかもしれないけど、今はMLBに比べてNPBがそんなに劣っているというわけではないので多少のリスペクトをもって研究熱心で頑張ってくれるタイプの選手はありがたいんだろうなーと思いますね。
とにかくセ・リーグは本当に今年は大混戦。できれば横浜・中日・ヤクルトあたりがここから大躍進してくるともっと凄いことになりそう。少なくても阪神や巨人がオールスターぐらいの頃にマジック点灯とかそういうことはなくなるだけでも盛り上がって良さげだと思うです。
で、今日も横浜戦です。
ロッテには西野勇士、横浜は大貫晋一の両投手が予告先発で。大貫投手、ここまで負け続けではあるんですがそれでも防御率は3.22と決して悪くないのがなかなか。そして西野勇士に関しては中継ぎ陣が昨日見たとおり「アレ」な事が起きそうなのでできるだけ省エネなピッチングでイニングイーターしてくれるとありがたいです。ま、勝ち負けは別にしても自分の仕事に徹してくれれば、と。
以上です。
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