千葉ロッテ1-1オリックス(延長12回引き分け)。いやー似たものチーム同士の投手戦が実に凄かった(苦笑)

オリックス ロッテとの首位攻防第1Rは引き分け 宮城は7回1失点の好投 紅林に今季1号(デイリー)

先程の記事の話の続きになりますが…。

【千葉ロッテ】今日からオリックス戦。1ヶ月ぶりの種市篤暉対宮城大弥の対決とは実に熱い…。

2023年5月16日

しかし延長12回引き分けでも終わったのが21時半前。なんつー試合の速さなんだか、と思うような種市vs宮城両投手の投手戦と、両チームの凄い継投でした。

「ロッテ1-1オリックス」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスとロッテの首位攻防第1ラウンドは引き分けで終わった。オリックスは2試合連続の引き分けとなった。

 打線は三回1死から紅林が今季1号のソロを放ち、先制。ただ、八回無死二塁の好機などは作ったが、種市を攻略できなかった。

 先発の宮城は初回に折れたバットが直撃するアクシデントがありながら、7回5安打1失点の力投。5月は通算10試合に先発し、無傷の8勝を誇る皐月(さつき)男は白星こそつかなかったが、試合は作った。

 宮城は「立ち上がりにボールが浮いてしまっていたところは反省しなければいけませんが、後半からは味方のファインプレーにも助けてもらっていたおかげで、いいリズム、テンポで投げることができていたと思いますし、野手の皆さんに感謝したいです」とコメントした。

 同点のまま試合は進み、延長十二回でも決着がつかず。今季2度目の引き分けとなった。

そして千葉ロッテ的には今季2回目の延長12回引き分けだったんですが、

ロッテ0-0ソフバン。延長12回まで戦ってスコアレスドロー。実に凄い「投手戦な」試合でした。

2023年5月5日

↑5月5日のソフバン戦以来の引き分けでした。この試合では佐々木朗希が「指にマメができた」と途中降板した試合でしたがこちらも両チームの継投が凄かったもので、なんかただでさえロッテとオリックスは投手王国&火がつく時とつかない時の差が激しい打撃陣という「非常に似た者同士」なチームだなーとは昔から思ってましたが、たぶんそれも含めて、パ・リーグ全体がいろいろな成長や進化を経て中継ぎ・抑え投手も含めて相当レベルアップしてるのかもしれないですね。

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種市篤暉と宮城大弥。今後も何度も投げ合うことになる関係になりそう。

【ロッテ】種市篤暉が好投 ルーキー友杉が守備で盛り上げ、佐藤都が強肩で助ける(日刊スポーツ)

とはいえ種市篤暉は9回まで投げきってました。おそらくTJ手術をする前にプロ初完封勝利(140球ぐらい投げてた試合でした)以来なんでしょうね、こんだけ長く、そして100球以上投げたのも。

勝てば首位のロッテは先発の種市篤暉投手が好投した。試合前まで今季防御率1・65の安定感通り。リーグ最多安打を争う茶野を初回先頭で中飛に封じると、2イニング連続で3者凡退。フォークやスライダーも低めに決まり、凡打の山を築いた。

 3回1死から甘く入った直球を紅林に捉えられ、左越えソロで先制点を許した。だが、その後も安定感に揺らぎはない。6回には先頭の紅林に四球を出し、犠打で1死二塁のピンチ。茶野、代打のT-岡田をフォークで連続三振を奪った。7回も先頭の中川圭をフォークで、続くシュウィンデルを149キロの直球で連続三振。前日に「週の頭での登板となるので、前回と同じくしっかりと長いイニングを投げて、チームの勝利に貢献できる投球ができるように頑張りたい」と話した通り、前の回から4者連続三振と、ボールのキレも増した。

 守備も種市を盛り上げる。2回には先頭シュウィンデルの三遊間の打球を、遊撃のルーキー友杉が逆シングルでキャッチ。最深部からノーバウンドで一塁に送球してアウトにした。4回1死一塁では捕手の佐藤都が盗塁を刺し、三振ゲッツー。今季はソフトバンク周東、日本ハム五十幡、西武金子らの盗塁を封じ、試合前まで盗塁阻止率リーグトップ8割5分7厘の強肩で種市を助けた。

 打線も0-1の4回に茶谷、安田の連続安打で1死一、三塁のチャンスをつくると、岡の二ゴロの間に茶谷が生還。5月はプロ入り後8勝0敗と無敗のオリックス宮城から同点に追い付いた。

 ▽ロッテ種市(9回3安打1失点の好投に)「野手のいいプレーに助けてもらいながら、週の頭での先発として長いイニングを投げることができたのは良かったです。3回の1発はしっかり反省します」

そして紅林選手にはホームランを打たれましたが、ピンチらしいピンチはそこぐらいで実に安定したピッチングでした。強いて言えば初回のチャンスをモノにできなかったのが悔やまれるとこですかね、ロッテ打線。

オリックス 宮城大弥に折れたバットが直撃 球場騒然も打球を処理 トレーナー駆けつけるも投球続行(デイリー)

そして宮城投手も本当にナイスピッチングでした。宮城投手からしても最大のピンチはこの1回裏だけだったような気がしますし。

「ロッテ-オリックス」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスの宮城大弥投手に折れたバットが直撃した。

 初回。先頭・友杉、続く藤原に連打を浴びた。中村奨は犠打で1死二、三塁。ここで井上を149キロ内角直球で詰まらせ、バットを折った。このバットが宮城を直撃し、打球も投手の前へ。完全にバットは当たったが、気にすることなく、すぐに打球処理。飛び出していた三走・友杉を三塁方向へ追いかけ、タッチした。

 球場は騒然となり、トレーナーと平井投手コーチが駆けつけたが、投球練習で確認した後に投球再開。大事には至らなかった。続く茶谷は151キロの直球で見逃し三振に抑え、ガッツポーズした。これで、5月は18イニング連続無失点になった。

 その後、1点リードの四回には1死から連打で一、三塁とされ、7番・岡の二ゴロ併殺崩れの間に三走・茶谷が本塁生還。同点とされた。

 宮城は過去、5月は通算10試合に先発し、無傷の8勝。今季も5月に入り、三回まで20イニング連続無失点だった。皐月(さつき)男が5月に今季初めて失点。初回には井上の折れたバットが直撃し、三回にはすっぽ抜けたボールがファウルゾーンへ転がるなど、アクシデントも多くなっている。

そして20イニング続いてた連続無失点が岡大海の併殺崩れだったのもなんか接戦だった「らしい」シーンでもありました。しかし初回のバットが当たったシーン、大怪我にならなかったようでそれは本当に何よりでした。

たぶん今年、そして今後もロッテ対オリックスのハイレベルな意味での「似た者同士」な競り合いは続くと思いますし、佐々木朗希対山本由伸の「怪物対決」同様に、この種市篤暉対宮城大弥のマッチアップな対決も何度も出てくると思うんですね。ともすれば共にクライマックスシリーズの1-2位対決でぶつかる際にはも両チームとも一線級の先発投手を持ってくるでしょうし、そういう意味では今後も重要な場面場面でこの両投手が投げ合う可能性も当然高いわけで、いやー共にどこまですごい投手になるんだろうな…と今後が本当に楽しみとなる両投手の投げあいでした。

そして今日は物凄く試合展開が早くて、

↑5回終了時点で午後7時13分。試合時間1時間13分。

↑9回裏終了時点(延長開始前)に午後8時26分。つまりは試合時間2時間26分。

そして延長12回が終わった時点で試合時間がなんと3時間18分で、

↑延長12回表にオリックスが攻撃中だった時間に、

↑同じ頃、静岡のヤクルト対巨人は壮絶な点の取り合いでまだ7回裏攻撃中、という、いやー同じ野球の試合とは思えねえな、とツッコミを禁じえない始末でした(苦笑)。

で、明日はロッテは小島和哉、オリックスは田嶋大樹という両左腕、しかも同じ1996年生まれという両投手が予告先発で発表されてます。明日朝はそこらへんの話を記事としてアップできればと考えてます。以上です。

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