【追記】記事が長くなったので後半部分は次の記事と分割しました(1/15 22:00)
・ロッテ二木康太「今年こそキャリアハイ」 20年の自己最多9勝超えに意欲(スポニチ)
昨日の記事の後半に紹介した「益田塾」の話の続きになりますが…しかしその中身と、更に参加している面々が実に興味深いっすねえ、いいなあ(笑)
#益田直也 投手のチーム全体を底上げして優勝をつかみとろうとする思いが伝わるロッテ10選手 #合同自主トレ でした。益田投手個人では元中日岩瀬仁紀さんが歴代トップの #通算登板数 1002超えも将来的目標。#chibalottehttps://t.co/ffNPUWiFIC
— 日刊スポーツ千葉ロッテマリーンズ (@nikkan_marines) January 14, 2023
ロッテの二木康太投手(27)が節目の10年目となる今季の目標にキャリアハイを掲げた。静岡県内で自主トレーニングを公開。「最近は、あまり良い成績を残せていないですし、今年こそキャリアハイを出したい思いがある」と意気込みを語った。
午前中にランニング、体幹強化などのサーキットトレーニング、午後に実技練習とハードメニューを消化。「むちゃくちゃ疲れているけど、去年の今の時期に比べれば、いい感じにきている」と手応え。体の使い方をメインのテーマに自主トレに臨んでおり、「(キャンプが始まる)2月1日にはしっかり投げられるように準備したい」と表情を引き締めた。
20年には自己最多の9勝をマークし、21年には開幕投手も務めたが、昨季は腰痛の影響もあって9試合の登板で2勝にとどまった。
「序盤2試合は自分の中で悪くなかった。それがケガしてから、なかなか感覚が戻らないままシーズンが進んでいった感じだった。その良い時に戻れるように、さらに上積みというか、さらに良くしていきたい」と巻き返しを誓った。
で、昨日の記事では岩下大樹と二木康太の「そろそろ結果を出さないと先発ないし1軍起用もやばそうだ」という両投手の名前は出てきましてそのうち、「先発をやらせてください」と吉井監督に直談判したという岩下投手の方は紹介しましたが、「今年こそキャリアハイの9勝以上を」という二木投手の話はこちらに…ということで。
本来は種市篤暉と共に「千葉ロッテが高卒でドラフトの下位の方で指名して、じっくり基礎体力から鍛え上げて最後は1軍に抜擢して先発ローテの一角を任せる」という育成メソッドの成功例としてこの3投手が「君臨」してほしいとこなんですが…3投手とも怪我したり調子が悪かったりでなかなかここ数年はパッとしなかった中に即戦力で投げられる大卒(小島和哉とか)やFA移籍してきた(美馬学とか)の先発陣や「令和の怪物」佐々木朗希が入ってきてえらいことに…てな事になったんですけども、まだまだ若手から中堅に差し掛かるぐらいの年齢だし、ここでもう一度体力・気力ともに鍛え直して、新監督にもなったんだしチーム内競争を勝ち上がって1軍の先発で結果が出るようになってくれれば嬉しいなあと思ってますです。
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何より「一緒に」参加している面々がなんとも興味深い(笑)
・ロッテ八木彬、最終目標はクローザー プロ2年目「勝っている場面で投げたい」(スポニチ)
そして益田選手会長えらいなーと思うのは、ライバルになりそうな後輩も一緒に誘って鍛え上げてるとこですね(笑)
ロッテの八木彬投手(25)が“勝利の方程式”の一角に食い込むことを2年目の目標に掲げた。静岡県内で自主トレーニングを公開。「まずは負けているところからになると思うけど、そこで抑えて信頼を得て、勝っている場面で投げられたら」と話した。
1年目だった昨季は救援で22試合に登板。シーズン途中で体力の消耗を感じたこともあり、練習量が抱負なこと知られる益田直也投手(33)の自主トレに参加。「1年間戦い抜く体力をつくること、去年、腕に頼って投げて怪我したこともあったので、体幹を重視しているということで志願させてもらいました」と説明した。
午前中に走り込みなどで肉体的に追い込んだ後、午後にキャッチボールやブルペン投球を実施するハードメニューの成果は早くも実感している。「腕に力を入れずに、体幹で投げることが少しずつできている。リリースのところで力を入れるだけでピッといくようになった。1年間戦い抜くために、この感覚はいるなと思ったので(参加して)正解だと思います」と手応えを口にした。
最終的には、益田が担うクローザーの座を目指している。「まずは登板数を重ねることが大切。登板数にこだわり、(昨季の)倍以上は投げたい」と意気込んだ。
いずれにしても益田選手会長がクローザーだろうがセットアッパーだろうが「ひとりで通年、しかも連投する」のはかなり厳しいんで、できるだけ益田選手会長を良い意味で「脅かす」ような選手が出てこないと困るわけで。
・ロッテ・小野郁、充実のオフ 今季は「勝ち(試合)にもっと入り込めるように」(サンスポ)
そういう意味では同じく中継ぎで投げることになるだろう小野郁もまったく同様ですな(笑)
ロッテ・小野郁(ふみや)投手(26)が14日、静岡県内で益田らとともに行っている自主トレーニングを公開。今季は「ホールド数を挙げたい。勝ち(試合)にもっと入り込めるように」と目標を掲げた。
楽天からロッテに移籍して3年目だった昨季は44試合に登板し、18ホールドをマーク。キャリアハイの成績を残したが、新型コロナで離脱した時期もあり、「去年の試合数ではまだまだ」と満足はせず、さらなる飛躍を目指す。
益田が主催する自主トレにはロッテ移籍後から参加。ランニングや体幹を強化するためのトレーニングを重視するハードなメニューが特徴で「毎年きつい」と苦笑い。それでも「(体が)ぶれがなくなり、(投球時に)バランスを崩すことがなくなった。これだけやったという自信にもつながるし、1年間通してバテない体ができていると思う」と、充実のオフを過ごしている。
小野郁なんかは速球は実にいいものを持ってるんで、とにかく制球力と何が起きてもあたふたしない精神力さえあれば、たぶん佐々木千隼や唐川侑己などと中継ぎの勝ちパターンの一角を占める投手のチーム内競争も問題なく勝てると思うんすけどね。そういえば一昨年あたりには佐々木千隼が「中継ぎだけ」で8勝ぐらいしてましたね(苦笑)。あれはあれで先発投手の勝ちが消えちゃう問題はあるんですが、でもチームトータルで言えば勝ちが増えるのはいいことなんで、チャンスをものにできるように。
・【ロッテ】横山陸人“益田塾”に感謝 「ボールの反対側をたたくようなイメージ」感覚研ぎ澄ます(日刊スポーツ)
さきほど書いた「高卒のドラフトの(比較的:具体的には3位以下あたりの)低い順位で入団した選手を一から鍛え上げて最後は1軍で活躍できるように育て上げる」というパターンではこの横山投手あたりは大ブレイクしてくれれば更にロッテの若手は頑張っていけそうな感じになりそう。
ロッテの高卒4年目右腕・横山陸人投手(21)が“益田塾”で受けた躍進への教えに感謝した。14日、“塾長”を務めるチームメートの益田直也投手(33)らと静岡県内で行っている合同自主トレを公開した。益田とのキャッチボールの際に受けた助言がはまった。「左足の上げ方が独特と言われるのですが、しっかり右の股関節にはめることを意識しながらやっています」。上げた左足を“はめる”意識を持つことで右の軸足にしっかり体重が乗り、体は捕手方向に流れて力が伝わりにくくなることが狙いだ。
この“塾”では厳しいランメニューや体幹トレーニングが大きな特徴だ。強い体幹や下半身は投球時のリリースにも好影響を及ぼしている。昨年12月、通っているジムで撮影した映像を見て、リリースの弱さを感じた。修正にも手応えを得つつある。「なでる癖があるなと。体幹を使って投げることで、なでるというより、ボールの反対側(捕手側)をたたくようなイメージ。まっすぐがしっかり抑え込める。しっかりたたけるとスピンが効いた球が投げられるので打たれにくい」。2月1日のキャンプインまでに感覚を研ぎ澄ますつもりだ。
佐々木朗希投手と同期の最速150キロ超サイドスロー右腕には、中継ぎでの期待が高まっている。21年には10試合に登板したが、昨季はわずか1試合。「まずは1年間1軍で戦力として投げ抜くこと。最低でも40試合登板は目標にしたい。打者に対して結果にこだわっていきたい」。佐々木朗、佐藤都志也捕手、高部瑛斗外野手ら19年ドラフト同期にも負けていられない。
同期が佐々木朗希、佐藤都志也、高部瑛斗…で、その年のドラフト4位でしたね。となると同い年の佐々木朗希が「令和の怪物」の前評判通りにえらい活躍をしてるだけに。それでも150km超のサイドスローは魅力だと思いますねえ(それこそ「益田塾」の主催者の益田選手会長や、かつての巨人のエースだった斎藤雅樹投手のような感じなんでしょうね)。そういう意味ではサイドスローの大先輩の益田選手会長から技術とかを得られるものはとんとんゲットしちゃえと(笑)
すみません。次の記事に続きます(長くなりすぎました(号泣))。
そして投手陣以外でも、田村龍弘、江村直也そして平沢大河などもこの「益田塾」に参加してるそうです。で、先程まで書いてたこの記事が軽く6千文字を突破してしまいましたので、
次の記事に「つづき」を書きました。こちらに平沢大河や、田村龍弘、江村直也の記事を紹介させていただきます。次回に続きますスミマセン(苦笑)
以上です。
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