【千葉ロッテ】佐々木朗希を「思い切って」1ヶ月単位で休ませつつ、更に先発陣の拡充を図る、と。

【ロッテ】佐々木朗希、異例のローテでシーズン投げ抜く 酷使回避へ1か月おきに抹消(スポーツ報知)

これはなかなか斬新かつ大胆なやり方を…(驚)。ただ、千葉ロッテの場合は吉井コーチの育成方法とかもあって先発ローテ枠が安定していて更に先発候補が何人もいるからそこで競わせて拡充させるという案は凄いなと思いますね。

ロッテの佐々木朗希投手(20)が“進化ローテ”でシーズンを投げ抜く。井口監督は13日、今後の起用方針について「先発全員だけど、1回休ませたりとかを考えながら。(朗希に関しては)1か月単位でやっていきたいなと思ってる」と明かした。

 10日のオリックス戦(ZOZO)で史上16人目となる完全試合を達成した佐々木朗。今季は中6日でのフル回転が期待されているが、まだ体は発展途上。疲労や故障を防ぎ、トレーニングも含めながらメリハリをつけた起用で成長も促す方針とみられる。

 チームには1軍のローテで回る石川、小島、美馬、朗希、ロメロに加え2軍には本前や河村、森らの若手も控える。2年目の中森も急成長中で、さらにはこの日、種市がイースタン・リーグで復帰登板。先発陣の頭数にゆとりがあることから酷使を避けた起用が可能な状況だ。

 指揮官は「もちろん控えの先発の仕上がり具合を見ながら。雨でどう飛ぶかというのもあるのでそれも踏まえながらローテを」としたが、佐々木朗は基本的に中6日で登板し、5月頃に一度抹消などで体を休める可能性が高い。さらに進化しながら朗希が勝ち星を重ねていく。

確かに佐々木朗希は「マウンドに立つたびにどえらく成長している」感じはしている反面、あの160キロを超える豪速球は確実に「体が軋む」ような思いもしてるハズで、心身の見えないダメージを考えると当面はストップ・アンド・ゴーのような感じでやっていった方がいいんでしょうね。そしていずれは年間通して先発ローテを守り切れるような心身にもなっていくんでしょうし、25歳をすぎればMLBへの移籍も視野に入ってきてあっちに行ったら平気で中4-5日間隔で一年中、先発ローテの中で投げ続けていくわけですから。

そこらへんはMLBの選手として経験した吉井コーチ→ピッチングコーディネーターと、井口監督は「実体験」としてわかってるんでしょうね、たぶん。

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「それ」ができるだけの投手陣の充実ぶりは…あと野手も頼む(苦笑)

これは佐々木朗希「だけ」を休ませるんではなく、現時点で先発ローテで投げている五右衛門や美馬、ロメロ、二木、小島も「たまに1回ぐらいはローテをすっ飛ばして2週間は休ませる」ってのがポイントでしょうね。そこに怪我から戻ってくる予定の種市はいるわ、これから1軍先発も虎視眈々と狙う選手もいるわ…で、ある程度の機会を与えて競争と育成と拡充を図るってのはなんつーか斬新だなあと、そして「そこまで千葉ロッテの投手陣で、できるチームになってきたんだなあ」というのがなんとも感慨深いですね。

ま、井口監督には投手陣でこれでうまくいったらぜひ野手陣も。具体的には中村奨吾とか、去年で言えば荻野貴司や藤岡裕大のような全試合出場ペースで出ていた選手にもそれなりの休養も(本音を言えばさらにレアード様やマーティン様もたまには休めるぐらいの打撃陣の活躍っぷりも祈る。藤原恭大とか安田尚憲とか)。そういえば一昨日昨日と2軍の試合で平沢大河がヒットを結構打ってましたんで、大河を含めて若手・中堅クラスの機会拡大(ただし結果を出す云々は当然選手個々の問題にはなりますが)のためにも、「それができる」だけの野手陣の選手層の拡張も早い段階で必要なんでしょうね。

故郷の「佐々木朗希を応援する会」、なんと地元以外の全国・全世界からも入会可能に(驚)

【ロッテ】快挙の佐々木朗希 地元陸前高田の「応援する会」に全国や世界からも入会可能に(日刊スポーツ)

しかしこれは凄い。全国・全世界からも入れるってとこが(笑)

ロッテ佐々木朗希投手(20)の生まれ故郷、岩手・陸前高田市の市民有志で設立された「佐々木朗希選手を応援する会」が14日、新たな展開を見せた。

この日朝9時、同会によって陸前高田市役所4階に完全試合達成を祝う横断幕が貼られ、その後、臨時役員会が行われた。これまでは入会を市民または市出身者に限定し、約1週間で250人ほどが入会しているが、この日の会議後から全国に対象を広げることが決定した。すでに首都圏からも申し込みが入っている。

事務局長の村上知幸氏(51)は「東日本大震災の復興支援や交流などで陸前高田にお越しいただいた方々からも、問い合わせが入りまして」と説明。「朗希君や千葉ロッテマリーンズのファンの皆さん。まだ陸前高田のことを知らない方々もたくさんいらっしゃると思うので、新しいつながりが増えていけば」と話した。

全国はもちろん「そこに線は引いていないです」と海外からの入会もできる。WEB上ではフェイスブック「佐々木朗希選手を応援する会事務局」からも申し込み可能となっている。

これは仮に佐々木朗希がロッテからMLBのチームに海外移籍したとしても、そして佐々木朗希がプロ野球人生を終えてセカンドキャリア(それが野球解説者やプロ野球指導者、またはまったく別の業種に鞍替えするのかはわかりませんが)を迎えることになっても「我々はずっと佐々木朗希を見守っていきます」的なコンセプトがなんかいいなあと思いますね。

もちろん、全国・全世界まで広げちゃうと「会員管理」とかが大変かもしれませんが、そこはその道のプロに頼めるとこには頼んじゃって、末永く続けていければ嬉しいですね。そこはある意味で大相撲のタニマチ、各部屋の後援会のようなある程度の(相撲部屋を運営できるほどの)ベラボーな利益を出す必要はないし、かといって会の人達の手弁当だけでは手に余るだろうしで、うまく(仮に会報とか作る際の写真などの)権利関係とかは千葉ロッテ球団とか、将来的にはMLBのチームや機構などとWin-Winの関係で行けるように。

そしてかつては復興支援の一環で少年時代の佐々木朗希が千葉マリンスタジアムでプレーしてたように、これまた復興支援で佐々木朗希がご縁となって陸前高田市を中心としたいろいろな町おこしとかのイベントができれば、と。そんなことを考えちゃいますね。うーん、これは少年野球教室とか、ロッテ対楽天戦(←やはりここでの対戦相手は東北全域から愛されている楽天さんしかないでしょう(笑))の公式戦をここらへんの球場での地方シリーズとかも実現できるかもしれないね(^_^;)

で、今日はペイペイドームでのソフバン戦です。ついでに書くと今日の首都圏、昨日の気温の半分ぐらいしかなくてむちゃくちゃ寒いっす。

以上です。

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