・ロッテ・松川 高卒新人開幕マスクで見事完封リード!67年ぶり!白星発進貢献(スポニチ)
昨日の記事の話の続きになりますが…。それにしてもルーキー・松川虎生。
年齢がほぼ倍ぐらい違う五右衛門や、最速161キロのゲレーロ、そして高校の大先輩の益田選手会長とかを相手に堂々たるリードっぷりには「恐るべし18歳」、と( ゚д゚)ポカーン
マリーンズ公式YouTubeに開幕スタメンデビューした #松川虎生 選手に接近した映像をアップしました。是非、ご覧ください!
▼視聴はこちらhttps://t.co/W0lYSgr6ft#chibalotte #広報カメラ #プロ野球開幕 pic.twitter.com/wfWyjyXwOm
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) March 25, 2022
◇パ・リーグ ロッテ4―0楽天(2022年3月25日 楽天生命)
ロッテのドラフト1位・松川が67年ぶりの快挙を達成した。高卒新人捕手として史上3人目の開幕マスクをかぶると、15歳年上の先発・石川を7回3安打無失点に導いた。
「左打者が多いので、石川さんのシンカーやツーシームを引き出すために、内角直球を使うことを意識した」
8回はゲレーロ、9回は市和歌山の先輩である守護神・益田をリードして完封リレー。高卒捕手が出場しての開幕白星は55年の大映・谷本稔以来だ。松川は「試合前は緊張していた」と明かすが、井口監督は「どっしりとベンチのいいところに座っていた」と笑う。
8番で起用された打撃は3打数無安打も7回無死一塁では1球で送りバントを決め「サインが出たらしっかりやるだけだった」。18歳と思えない落ち着きぶり。昨季は開幕5連敗スタートだったチームは、3年ぶりの開幕白星を挙げた。
で、少し前には、
この松川虎生が、実は守護神の益田選手会長の高校の後輩だったという事が話題になった時には「そのうち、1軍の試合でバッテリーを組めるといいねえ」なんて思ってたんですが、まさか開幕戦でいきなりそれがかなうとは(^_^;)。そしてその益田選手会長の前に登板したゲレーロ投手の最速161キロのどえらい直球とかもフツーにさばいてましたしね。まあオープン戦では佐々木朗希の最速163キロも出た豪速球を実に難なくこなしてたとはいえ…本当に18歳か、あんた?(苦笑)。
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こりゃ田村龍弘にも「最強の」ライバルが登場したのかもしれない。
・【ロッテ】18歳松川虎生、開幕マスクで勝利導く「非常にいい形で虎生がリードした」井口監督(日刊スポーツ)
で、こちらは日刊スポーツさんの記事。ピンチの場面で堂々とインコースのサインを出せるってとこが何よりも凄い。
<楽天0-4ロッテ>◇25日◇楽天生命パーク
18歳がロッテを開幕勝利に導いた。石川に背中をポーンとたたかれた松川虎生捕手(18)が、実は背中を押していた。
3点リードの7回2死一、二塁で楽天鈴木大。ここさえ切り抜ければ、の場面。松川はいつものようにマスクの中で左下に視線を落とし、思案した。
「1打席目はひっかけてセカンドゴロ、2打席目はシンカーを捉えられてライナー。どんどん内を突いていこうと思いました」
内、内と2球突く。石川は振り返る。
「僕もインコースいきたかったんですけど、まあラクしたいなっていう部分もあって、外(のサインが)出たら多分うなずいてたと思うんですけど、そこでインコースが出たので」
さらに内、内を攻め、切り抜けた。
「背中を押されるじゃないですけど、そんな感じで投げられたので。あれはすごく良かったと思います」
松川は人知れず本塁上でウン、ウン、ウンと3度うなずいた。石川に近寄る。笑ってポーンとたたかれた。この上ない賛辞だ。
50時間前は「緊張しないッス」と言った18歳はさすがに「最初はすごく緊張しました」という。間合いを重視する右腕を盛り立て、7回の打席ではオープン戦でもなかった犠打を1球で決めた。井口監督は「今日の流れ的に、非常にいい形で虎生がリードしてましたんでね。最後まで行かそうと思いました」とゲームセットまで託した。指揮官が初めて、松川のことをファーストネームで呼んだ。
ここで比較するのは申し訳ないけども、「いつも安易に外角一辺倒(で狙われて痛打される)」「そしてバントもロクに決められない」ってのが正捕手争いの一番手だった田村龍弘への最大の不満点だったもので、松川虎生もまだまだこれからのプロ野球人生でもしかしたらイップスのような精神的に追い込まれての不調にさいなまれるかもしれないけども、それでもプロデビューでここ数年の千葉ロッテの捕手事情の懸案(?)が一気にクリアできるかもと思えたのは本当に良かったなあ…とは思いますね。
※と同時に松川がインコースを指示できたという事は、去年までの田村の外角一辺倒のアレはチームの指示ではなかったんでしょうね、きっと。
とはいえ、長いシーズン。相手チームの徹底研究と18歳高卒ルーキーならではの経験不足・プロアマの格段の違いなどで「揉まれて」いくんでしょうし、そこはたぶん井口監督も松川一辺倒な起用はしない・できないと思うので、今季は2軍スタートとなった田村龍弘や加藤匠馬も去年良かったとこをさらに引き出しつつ、だめだった部分を改善と研究を繰り返していざ1軍で起用された際には「おお、しっかりと弱点を研究してるじゃないか」とそこらへんでのチーム内競争を期待してますです。…ま、それはそれとして昨日は本来は捕手登録の佐藤トシヤが開幕スタメンを1塁手で迎えたのもそれはそれでびっくりしましたね、はい(笑)
で、今日も楽天戦(14時開始だそうです)。ロッテは小島和哉、楽天は岸孝之の両先発だそうで…岸投手、去年は結構攻略できてたけどロッテキラーになることもたびたびだからねえ。ロッテ打線、今日も「つながれる」打線をどうかよろしく。
以上です。
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