【千葉ロッテ】今年のスローガン、「その1秒を削り出せ」の東洋大陸上部ぽくて好いなあ(笑)

ロッテ 21年の新スローガン「この1点、つかみ取る。」課題を表現(デイリー)

というわけで、千葉ロッテ球団のスローガンも発表されました。

いやー、駅伝フリークな私としては「山の神」柏原竜二選手がいた頃につけられた東洋大陸上部の「その1秒を削り出せ」ってぽくて実にいいですねえ(笑)

ロッテは31日、2021年のチームスローガンが「この1点、つかみ取る。」に決定したと発表した。

 昨季はチーム打率・235、リーグ5位の461得点と投手防御率のよさと比べて得点力アップが課題となっていることから、このスローガンとなった。

 井口監督は球団を通じ「あと1点をどのようにつかみ取り、1点をどうやって守るのか。1点の大事さは昨シーズンを振り返った時の大きな課題であると認識しております」とコメントした。

 さらに「その部分を全員で共有し、考えて導き出し実現していくという思いで、このスローガンとします。さまざまな反省や課題を一つ一つクリアし、1点ずつしっかりと積み重ねていく。1点の重みを感じながら、目標とするリーグ優勝を2021年必ずつかみ取りたい思います」とVへ力強く語った。

要は「9回2死でリードされていても、あっさり終わらずに意地ぐらいみせろって事なんでしょう。おい、中村奨吾新キャプテン、特にあんたがな(苦笑)。

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東洋大駅伝部の「その1秒を削り出せ」のスローガンっぼくていい。

で、冒頭にも書いた東洋大陸上部のスローガンになった、

この今や箱根駅伝などの東洋大の代名詞「その1秒を削り出せ」のスローガンも、実はものすごい理由があったもんでして…。

それは「山の神」柏原竜二選手が3年生の時だった記憶があるんですが、この年は往路は優勝(それこそ柏原選手の3年連続の5区区間賞で)したのですが、復路で早稲田大に首位奪還されたまま、そのまま逃げ切られてしまったんですね。ただし終わってみればそのタイム差はわずか21秒。何せずーっと第一中継車からの映像では、ほとんどの場面で先頭・早稲田のランナーの背後に東洋大のランナーが見えているという凄まじい結末でして。

これを踏まえて「ランナーひとりがそれぞれ1-2秒削っていれば、もっと早稲田と肉薄した勝負ができて優勝もできた」という反省点からこの「その1秒を削り出せ」というスローガンが登場しまして、翌年はまさに「ぶっちぎり」で(そして柏原選手は4年連続で5区区間賞を達成したりして)東洋大が圧勝して再奪還に成功した…という次第でした(ちなみに3代目の「山の神」と呼ばれた神野大地選手などの活躍で青学旋風が起きたのはこの数年後のことでした)。

なので、それを思うに「とにかく粘るだけ粘れ。」というコンセプトは、あまりにも終盤が淡白すぎる、もっといえば「お前、実はもう諦めてるだろ?」と思わざるを得ないような去年までの主力選手たちを、そこからレギュラーを分捕って粘りまくってくれ…という期待も入ってるんじゃないでしょうかね、そんなような気がします。

せめてマーティン様や荻野貴司のような、その結果はどうであれ見ているファンの心を打つような粘りに粘るバッティングも見せて欲しい。そんな期待はしたいですね、はい。

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