【千葉ロッテ】気がつけば1997年度生まれの選手が最多になってまして…。

平沢、成田、原…ロッテ最多の9人が在籍する“97年世代”(ベースボールキング)

そうか、気づけば平沢大河とか成田翔とかの世代が最も選手が多いのか…。こないだまでは89年度がやたらと多いんだなと思ってたら。

◆ 着々と世代交代

 今オフロッテは、FAで楽天から美馬学、ソフトバンクから福田秀平を獲得し、新外国人ではジャクソン、ハーマンを補強するなど、来季に向けて積極的に動いている。

◆大型補強のロッテ その裏に数年後を見据えた戦略

 選手の補強に目がいきがちだが、年齢構成を見ても、今季は87年世代がチーム最多の7人、次いで88年世代、89年世代、90年世代、91年世代の6人と20代後半~30台前半の選手が多く在籍していたが、現時点で来季は育成選手を含めて97年世代の9人がチーム最多と世代交代も進んでいる。

 最多の9人が在籍する97年世代に目を向けると、15年ドラフト1位の平沢大河、同年のドラフトで同じくプロ入りした成田翔、原嵩の高卒組に加え、今季から育成選手としてロッテに加入した茶谷健太、今年のドラフトでプロ入りした佐藤都志也(東洋大)、高部瑛斗(国士舘大)、福田光輝(法政大)、本前郁也(北翔大)、 植田将太(慶応大)がいる。

 先にプロ入りした平沢は、「負けないように頑張りたいと思いますし、お互いを高めあっていければなと思っています」と話せば、成田も「負けないつもりですし、お互い切磋琢磨してやっていければと思います」と4年間プロで戦ってきた意地を見せていくつもりだ。

 一方、大卒組のドラフト3位・高部は、先にプロでプレーする同学年の選手たちに対し「同級生なんですけど、プロで4年しっかりやって経験もありますし、そういう部分でとてもスゴイこと」とリスペクトしながらも、「自分も早く経験をして、一軍の舞台で戦える力をつけていきたいと思います」と前を見据えた。

 なかでも、平沢とドラフト5位の福田光は、同じ右投げ左打ちで、ポジションもショート。平沢はショートを守る同学年の選手が入ることに「刺激されますし、お互いに意識しあってやっていければなと思っています」と話し、福田は入団会見で「意識せず、自分のやれることをしっかりやっていきたい」とコメント。ショートのポジションを争うのは平沢と福田光だけではないが、レベルの高い争いを期待したい。

 “97年世代”の1つ上には岩下大輝、東妻勇輔、小島和哉、中村稔弥など期待の若手投手がおり、1つ下にはチーム最多の8勝を挙げた種市篤暉がいる。さらに安田尚憲、藤原恭大、佐々木朗希も控えており、将来性豊かな若手が非常に多い。

 振り返れば、2005年にマリーンズが日本一、リーグ優勝したときにもチームの中心選手だった清水直行氏、福浦和也氏、小野晋吾氏、大塚明氏が75年世代、里崎智也氏、渡辺俊介氏、サブロー氏、橋本将氏が76年世代と、年齢が近い世代の選手が多かった。
 
 チーム最多の9人が所属する“97年世代”をはじめとした若い世代が台頭し、チームを引っ張っていく存在になっていけば、黄金時代の到来も現実的なものになるのではないだろうか。

▼ 97年世代

<投手>
成田 翔 98年2月3日生
原  嵩 97年12月6日生
本前郁也 97年10月2日生

<捕手>
佐藤都志也 98年1月27日生
植田 将太 97年12月18日生

<内野手>
平沢大河 97年12月24日生
福田光輝 97年11月16日生
茶谷健太 98年1月16日生

<外野手>
高部瑛斗 97年12月11日生

…しかし、少しずつ「世代交代」も進んでるんだなあ。

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2005年を思い出しますね(笑)

かつては、福浦御大や里崎智也氏、サブロー氏、渡辺俊介氏あたりの75年度や76年度がえらい多い時期もあったんすけどね。

で、その選手たちが主力となって、2005年のパ・リーグ制覇と日本一(この時はプレーオフで勝ったチームがリーグ優勝でしたので…レギュラーシーズンは2位だったんすけどね)や、2010年のCS下剋上と日本一に貢献した主力選手たちになっていたんですけどね。そういう意味では、ま、高卒入団して4年目になる選手と、大卒でドラフト指名される選手が入ってくる22-23歳あたりの世代が多くなるのはある意味で当然っちゃ当然なんですが(そして更に2年後に大卒→社会人経由でドラフト指名されて入ってくる選手も出てくるんですが…一方で退団する選手も一定数出てくるわけですしね)。

そういう意味では、平沢大河はもちろんのこと、成田翔や原嵩もそろそろ1軍に呼ばれて定着することを目標にしていかないと「同い年の後輩」に一気に追い抜かれる可能性も高いし、うかうかしてらんねえなあ…って思うんでしょうねえ。ま、チームの方もある程度そこは計算に入れて「必死こいて頑張れ」って感じで補強とかもしてるんでしょうけど。願わくば、かつての西岡剛・今江敏晃の両選手みたいに若手で「抜擢」されて大活躍するようになってくれれば嬉しいです、はい。

楽天に移籍した酒居投手は実は「楽天の天敵」だったらしい…。

楽天は「天敵確保」 酒居の人的補償獲得にファン期待「勝ちパターンで」(Full-Count)

で、こちらは美馬学のFA補償で楽天に移籍することになった酒居投手の話ですが…え、楽天の天敵だったんか?(^_^;)

酒居は今季途中から勝ちパターンの一角として自己最多54試合登板した

 楽天は19日、国内FA権を行使しロッテに移籍した美馬学投手の人的補償として、ロッテから酒居知史投手を獲得したと発表した。背番号は「28」。その一報を伝えた球団公式ツイッターにはファンから酒居への期待の声が集まっている。

 酒居は大阪ガスから16年ドラフト2位で入団。3年目の今季途中から勝ちパターンの一角を担い、自己最多でチーム3位の54試合登板、5勝4敗、20ホールド、防御率4.37を記録。最速150キロの伸びのある直球と落差の大きなフォークを武器に奪三振率9.36をマークした。

まだ26歳で、ブレークの予感を感じさせる右腕の獲得。今季の対楽天戦では11試合登板し、3勝1敗5ホールド、防御率4.50だった。楽天の球団公式ツイッターには酒居のプロテクトから外れていたことへの衝撃と同時に、期待のコメントが殺到した。

「酒居がプロテクト外れていたなんて意外」

「今季50試合以上登板した酒居投手がプロテクトから外れていたのは正直意外でした。ともあれ、酒居投手ようこそ。楽天イーグルスでの活躍を期待しております!」

「鷲の天敵確保」

「酒居は苦しめられた相手だけにこの加入は大きいぞ!!先発も中継ぎもできるし」

「まさか酒居投手が獲れるとは、試合でもよく見た選手なので楽しみですね!」

「酒居選手推しです。嬉しい」

「ハーマンの穴を埋めてください」

「ようこそイーグルスへ 勝ちパターンの1人としての大活躍 楽しみだなぁ」

「これはでかいよな?」

「ロッテ太っ腹やな」

 酒居は23日に入団会見を行う。新天地での活躍に期待したいところだ。

あー、今年5勝のうち3勝が楽天だったんか(^_^;)

しかしなんでまた酒居をプロテクトから外してたんだろうな。ジャクソンとハーマンを取る目処がついたことと、ルーキーの東妻の成長とかに期待して「じゃあ酒居にするか。もう26歳だし」となったんだろうかね。

とはいえ、ドラフト2位指名ってことは、もしかしたら佐々木千隼のくじを外してたら外れ1位で指名してたかもしれない選手…と思うと、ロッテ球団も思いきった事をしたよなあ、と。とはいえ鈴木大地のFA補償で楽天からロッテにやってくる小野郁も安楽智大がドラフト1位指名された年の2位指名でまったく状況は似たようなタイプの選手ゆえに(これまでの戦績はかなり違ってますが…ここはあくまでもこの両選手との交換トレードではないってのがポイントなんでしょうね)。

新天地での活躍を祈る。ま、野暮な事をいえばできればロッテ戦以外で(をい)

以上です。

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