そりゃ里崎智也氏も不甲斐ないロッテと、無礼な客には「怒って当然」だと思う。

・ロッテ・レアード5戦連発ならずも好調　井口監督、打線組み換え示唆、４番の可能性も(スポニチ)

昨日、甲府対岐阜戦と同時に見てた西武対ロッテ戦は、山賊打線のえじきになったロッテが惨敗してこれで3連敗。

いい加減、打線をいじらないと致命的になるぞ、こりゃ。

ロッテ・レアードの偉業達成はならなかった。
　前日まで開幕から4試合連続本塁打。5試合に伸ばせば89年のブーマー（阪急）に並ぶプロ野球記録だったが、この日は3打数2安打。9回1死の第4打席も左前打に終わり「（記録は）知っていたけど、難しい。4試合でも大きな達成だし、満足しているよ」と振り返った。
　それでも「状態はいい」と好調はキープ。4番・井上が打率・048と絶不調で、井口監督は試合後に「明日は大幅に打線を替える」と明言した。レアードが4番に座る可能性もあり、頼もしい助っ人は「どこの打順でも、自分のやることは変わらない」と力を込めた。

ただなー、井口監督、「打線を替える」ってのが「打者のメンバーを替える」ぢゃなくて「打順を替える(メンバーはそのまま)」って可能性も高いからな(；ﾟДﾟ)。やはりアジャ井上は5月以降の再起を期してオープン戦以来の絶不調の再調整を2軍で図ったほうがいいと思う。それは膝の調子がいまいちな藤岡裕大も同様に。

つーか、9回裏2死の最後のバッターとなった鈴木大地選手会長の一塁へのヘッドスライディングを見て「いやあ、大地をもっと使ってやれよ」って強く思った次第。一塁も守ったんでこれで内野はすべて守れる次第になったわけですし。

里崎智也氏が「無礼な客」に怒るのは当然。

・里崎智也氏、ファンに右腕引っ張られ苦言「松坂の一件もあったし言わせてもらった」(スポニチ)

昨日、Twitterで話題になってた話でもあったんですけどね。

元ロッテの里崎智也氏（42）が2日、自身のツイッターを更新。東京ドームで行われた巨人―阪神戦で解説を務めた後、ファンから腕を引っ張られたことを明かした。
　ツイッターで「結局変わらないのかな？」と切り出した里崎氏。「解説後、お客さんがまだ数十人ぐらいいらしたので、全員には対応できないのでと、サインをお断りしたら、かなり強い口調でサインと言われながら右腕上腕を強く鷲掴みされ引っ張られた」と試合後に起こった出来事を説明した。
　「肩肘に不安があるわけじゃないので痛って感じで終わったけど、あたり前じゃないからね」と苦言。「松坂の一件もあったし、今年はラグビーＷ杯、来年には東京オリンピックパラリンピックが日本で行われる。世界のスーパーアスリートに同じような事があることは許されないので敢えて言わせてもらいました」と思いをつづった。
　プロ野球では、今春のキャンプでファンサービスを行っていた中日・松坂がファンと接触。右肩を痛めて離脱している。

で、里崎氏がTwitterでつぶやいてたのはこういうのでした。

結局変わらないのかな？
東京D解説後、お客さんがまだ数十人ぐらいいらしたので、全員には対応できないのでと、サインをお断りしたら、かなり強い口調でサインと言われながら右腕上腕を強く鷲掴みされ引っ張られた。肩肘に不安があるわけじゃないので痛って感じで終わったけど、あたり前じゃないからね
— 里崎智也 (@satozakitomoya) April 2, 2019

なんだろうな、この「サービスして当然」みたいな態度の客。ファンとは言いたくねえ、って感じ。

まあ趣味の世界だからと舐めきってる奴があまりにも多いこの国ですし、メディアも含めて、スポーツアスリートを芸能人と同格に扱い、言葉は極めて悪いですが「金だけは稼いでいる河原乞食」みたいな目で見てリスペクトの欠片もない国民性を思うに、そりゃ、イチロー氏やゴジラ松井氏が日本に戻ってこないで、「アスリートとして一応のリスペクトを欠かさない」アメリカの方が居心地が好いのは当たり前って話でして。

私自身はモノに対する執着心がないのでサインの類はほとんど貰ったことはないですし、本当に欲しい時は、そういうサイン会のようなイベントに行けばいいとも思ってるので、わざわざ出待ちまでして貰いに行き、しかも貰って当然っていう態度を取る精神構造はわかんねえよなーってとこですかね。たぶん、「大きなお友達」的なクソガキと転売ヤーが数十人もいたんでしょう。本当にお気の毒に…。

里崎氏は日曜日の楽天戦でもCSの解説で「同じコースに投げて同じように打たれている。学習能力がない」ってロッテのバッテリーをかなり激烈に批判してましたが、まあ不甲斐ないロッテにも、アホな客もどきにもそりゃ怒りたくなる時もあるだろうよ、とはしみじみ思いますね。

以上です。