「両軍に実況が筒抜け」←んな野球漫画みたいな事が本当に(爆)

珍事!両軍に実況筒抜け「捕手インコースに構えた」(日刊スポーツ)

記事の見出しを見た際に、「んな、むつ利之先生の「名門!第三野球部」みたいな、実況を現場丸流しな話があるんかい!」とツッコミを禁じ得なかったんですが…そうか、静かな無観客試合で更に中継席に窓がないと本当にありうるんだな。そりゃ困る(苦笑)

<ヤクルト0-3中日>◇21日◇神宮

無観客試合ならではの珍事が神宮球場で起きた。9回表開始前、中日与田監督が嶋田球審に話しかけた後、同球審は一塁側ベンチに向かいヤクルト高津監督とスタンドの放送ブースを指さしながら話し合うシーンが見られた。

中日の加藤球団代表によると与田監督は「報道ブースから『捕手がインコースに構えた』などの声が聞こえる」と伝えたという。

ネット裏にある放送ブースでは前面に窓がない状態で試合中継を実施。スタンドが無観客で静かなため、解説者の配球の読みや捕手の位置を伝える実況の声がグラウンドレベルで聞こえたようだ。試合後に審判団がセ・リーグに報告し、加藤球団代表はセの杵渕統括から「各球場に注意を促し、すぐ是正する」との説明を受けたことを明かした。

ヤクルト高津監督 ブースで実況している声が聞こえてくるらしい。「コースに寄ったとか、そういう声が聞こえたので」とアンパイアに言われました。

中日与田監督 選手の方からいろいろ審判に伝えてほしいという要望があった。

そりゃ中日の与田監督、そりゃ審判にも言いたくもなりますわ(苦笑)

スポンサーリンク

これは実際に「試合をやらないと」わかんねえなあ…。

これが東京ドームみたいに放送ブースがちょっとグラウンドのピッチレベルから離れている高いとこにあったり、仮に本当にダッグアウトの隣、キャッチャーの真後ろのあたりで実況席を置いてるとこもあることはあるんですが…それでもフツーはラジオやテレビの中継席には防音窓があるから大概は聞こえない…んでしょうけども。

とはいえ、例の「ソーシャルディスタンス」とか「3密」対策でこうなったとは思うんですけども、仮に実況席・中継ブースぐらいだったら別に窓閉じてエアコンなり空気清浄機なりで換気を徹底すれば済む話だろうにな…。テレビもそこそこ細かい実況はする事もあるけど、むしろラジオのほうが「聴取者は映像がないから」より細かく実況をするわけだし。まさに放送局側も、プレーをしてる野球チーム側もまさに「商売上がったり」な話になりそーで。

いずれにしてもこういうのは「実際に現場で経験しないと気づかない」類のものなのかもしれないですね。一応、セ・リーグ側もどうにか「各球場で是正する」と言ってるようですし、実況席をベンチやグラウンドから聞こえないとこに移動させるとか実況席の窓などの開放をやめてエアコンや空気清浄機に頼るとか、国や自治体が定めている「ソーシャルディスタンスの指針」ってのはあれはあくまでもどこぞのお役所でお役人たちが(専門家とやらに監修してもらったとはいえ)会議室で決めた「平均レベルの活動指針・予防策」でしょうから…まあこういうのは二度とない事を祈りたいんですが、おそらくあちこちの「現場」でも頻発していくんでしょうね、たぶん(苦笑)。

しかしまさに「事実は小説よりも奇なり」というか「実際にやってみないと何が起きるかわからん」とはまさに(^_^;)

▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへにほんブログ村 野球ブログ プロ野球へにほんブログ村 ニュースブログへ