以前、このブログでも取り上げた大井競馬場の御神本騎手の話だが、まさかこういうペナルティが待っていたとは…。
2年連続でNARグランプリ最優秀賞金取得騎手賞を受賞した大井の御神本訓史騎手(33=三坂盛)が、6月から南関東での騎手免許を失うことが分かった。
17日、地方競馬全国協会の免許試験委員会が開催され、筆記試験、面接試験、及びこれまでの業務内容を勘案し、不合格を決めた。
同騎手は一昨年2月から昨年11月まで計14回、資格のない者を大井競馬騎手調整ルームに入れ、3月2日から30日間の騎乗停止処分を受けていた。
なお、同騎手は現免許の有効期限の5月31日までは騎乗可能。今後、免許を再取得するには、8月1日免許か12月1日免許の試験に合格して他場へ移籍するか、南関東の場合は来年4月1日免許の試験を受験して、合格しなければならない。
南関東ってことは、大井・船橋・川崎・浦和…あたりになるんだろうか。いやあ、よほど素行が悪くて問題になっていたんだな、この人…(汗)
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狂気をはらむとはまさに…。
以前の記事も書いたが、天才な勝負師は特に狂気もはらむこともあるのはいろんな世界で聞かれる話で。
具体例として以前の記事で書いたのは、競馬での田原成貴、将棋での坂田三吉、落語での古今亭志ん生・立川談志、と名前を書いたのだが、改めて考えれば、野球で言えば清原和博、囲碁でいえば藤沢秀行もそれに含まれるかな、と。
サッカーではなかなか思い浮かばないのだが、素行が意外に悪い天才って意味ではかつて、長年、甲府にいた藤田健なんかはそれの傾向にあたるかもしれない。まあどの世界にもいるんだろうね、そういうのは。共通しているは「ファンには愛された」という点でもあるのだが。御神本ジョッキーもたぶんそうなのだろう、とは思う。まあ談志師匠もお弟子さんを含めて「落語は最高、でも人格は(以下略)」と散々ネタに(汗)
で、どうするんだろうね。一年待って南競馬に復帰を考えるか、よそでもう一勝負か、それともJRAへ殴り込みか。ただなあこういう素行は、なかなか治らねえしなあ。周りがうまく手を指し延ばしてくれるといいんすけどね。中村ノリとかになる前に。