・上沢直之 「家族のため」気持ちは日本復帰に…どうするか年内には絶対決めたい(スポニチ)
今年、日ハムからMLB入りを目指すも大成できなかった上沢直之投手の話。古巣の日ハムが必要であれば戻ってほしいとこなんだけど…元同僚の有原投手みたいにソフバンに行かれるのもちょっとなーと(^_^;)
レッドソックス傘下3AウースターからFAとなった上沢直之投手(30)は、もがき苦しんだ米1年目を終えた。昨オフ、マイナー契約でレイズに入団。開幕直前にレッドソックスに移籍し、メジャー登板は2試合にとどまった。「Uwasawa’s Journey」最終回は、右肘痛から復活を目指す現状と、今後について語った。
ご無沙汰しています。米1年目は9月中旬に右肘を痛め、残念ながら途中帰国となりましたが、約8週間のノースロー期間を経て、現在は自宅のある札幌でキャッチボールを再開しています。試合で投げられるレベルが100とすれば、20~30くらいですが、痛みはなく、50~60メートルの距離を投げられています。
基本的には一人でネットスローがメインですが、カキさん(13~18年まで日本ハムに在籍した新垣勇人氏)が「できるタイミングがあったらキャッチボールやるよ」と言ってくれているので、ありがたく思っています。
右肘はシーズン終盤にかけて徐々に痛みが強まり、「疲労骨折に近い状態」と診断されました。投球フォーム、疲労などいろいろな要素が重なって負担がかかってしまったと思います。帰国後にファイターズ時代にお世話になっていた大学病院でメディカルチェックをしてもらい、手術は必須ではないということは伝えられました。
このオフのテーマはとにかく体のパワーアップと、より良い感覚をつかむために技術的な練習を増やすこと。単身渡米だったので、帰国後に家族と一緒にいると間違いなく精神的に落ち着き、先日は函館旅行もできてリラックスできました。食生活は妻のサポートもあり、体が変わってきているのを実感します。実際に体重は89、90キロくらいで変わっていませんが、14、15%あった体脂肪率は11、12%くらいに減り、筋量が増えてきています。
来年どこでプレーできるかは、現在、代理人を通じて日米含めて両方話し合っている状況です。何とも言えない部分が多いですが、今年1年、僕の中で思うところもあり、家族にかなり迷惑をかけました。家族にとっては僕が日本にいた方がいいと思いますし、野球の面で足りない部分が多いなと感じたので、現状は日本の方に気持ちは傾いているかなと思います。もちろん、悔しい思いもあり、米国でやり返したいという気持ちがあるのも事実です。どうするか年内には絶対決めて、早い段階でどちらか絞りたいなと思っています。
12年間在籍して育ててもらったファイターズに一番、思い入れがあります。ただ、どの球団でも話を頂けるのであれば“結構です”と言うのではなく、一度話を聞きたいと思っています。プロ野球選手はそんなに長くできる職業ではありません。今年は家族には本当にわがままを聞いてもらって米国に行かせてもらいました。練習を続けながらオファーを待って、将来についてしっかり考え自分がどうすべきか決めたいと思っています。
ま、この投手の移籍時も、ロッテにいた佐々木朗希と同様にマイナー契約でほとんど移籍金を残さずに出て行っちゃったんで古巣の日ハム側が「いらねえよ」と言ってしまえばそれまでの話なんですけどね。故障もしてますし。なので「1年で出戻りする気か?」という辛辣な意見が出てしまうのは致し方なく、そのあたりはどうしても賛否両論になるのは仕方ないんでしょうけどね。
ただ「有原式FA」とまで揶揄されている(?)、やはり日ハム→MLB行き→結果が出ずにソフバン入団で日本復帰の有原投手と同じような日本球界復帰は勘弁してくれねえかなーとは思いますけども。ただプロであり個人事業主である一投手に最大評価=高い年俸や契約金を提示されたチームに入る、というのはそれはそれで当然でもあり仕方ないっちゃ仕方ない話でもあるんですが…まあ古巣の日ハムが動くかどうかでしょうかね。
ところでもし日ハムが手を挙げなかった場合は、千葉ロッテなんかは動かないのかねー(笑)。吉井監督も元々は日ハムのコーチを長くやってた上に日ハム戦を大の苦手にしてたから多少の気心は知れているだろうしで。とりあえずオリックスや巨人、ヤクルトとの争奪戦になりつつある石川柊太投手のFA獲得の方に全力投球ですかね、今のとこは。
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余談:1軍にいる日数が増えれば増えるほどお給料も。
・【ロッテ】内野兼捕手の大下誠一郎が現状維持でサイン 「来季は野手一本で」レギュラー奪取宣言(スポーツ報知)
こちらは余談ではありますが…漢・大下誠一郎はあとは打撃だけなんだけどねー。
ロッテの大下誠一郎内野手が19日、千葉市内で契約更改を行い、現状維持の年俸800万円でサインした。
元気印のムードメーカーとしてベンチを盛り上げるとともに、今季は本業の内野手に加えて控え捕手としても準備を重ねたが、「来年は野手一本で」と、捕手は兼務しないことを明かした。
目指すは一塁や三塁の定位置奪取。「今年以上の成績はあたりまえなんで、しっかり1年間戦っていけるようにキャンプからアピールしたい」と、このオフは打撃強化に取り組んでいる。「フォームもタイミングの取り方もガラッと変えてるつもり」と、大胆なモデルチェンジでプロ6年目に臨む。
で、漢・大下誠一郎の場合は年俸は800万円とのことですが、1軍最低年俸は1600万円と設定されているので、1軍に登録されている日数によって追加報酬が加算されていくんですね。だいたい1シーズンが150日として1日あたり9万円ぐらいですね。たぶんそこにいろいろとオプションもついていると思われるので…いやーぜひ来年は縁の下の力持ちだけではなく、守備はもとより打撃の方もぜひ活躍を祈ってますです。
以上です。
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