・【速報】“私人逮捕系” YouTuberらまた逮捕 動画撮影のため覚醒剤所持を教唆した疑い(FNNプライムオンライン)
なんやかんやで「自称・正義の人たち」も常時繁華街や現場で張り込むわけにはいかんから「やらせ」に走る、と。なんとチープな正義なことやら(失笑)
いわゆる私人逮捕系YouTuberの男2人が薬物所持の逮捕現場を撮影するために男に覚醒剤を買わせ持って来させた疑いで警視庁に逮捕された。
覚醒剤取締法違反の疑いで先ほど逮捕されたのは自称・パトロール系YouTuber「ガッツCH」中島蓮こと今野蓮容疑者と、「みっちー」こと奥村路丈容疑者の2人。
2人は、今年8月、女性を装って一緒に覚醒剤を使うことを持ちかけて誘い、男に覚醒剤を買わせJR新宿駅前まで持ってこさせた疑いがもたれている。
捜査関係者によると2人は、動画内で警察官に通報するなどし、逮捕される現場を撮影するために男を呼び出していたという。
この動画には今月13日に名誉毀損の疑いで逮捕された煉獄コロアキこと杉田一明容疑者も撮影に参加していた。
まあな、素人が「パトロール」してそう簡単に「犯罪の現場」に遭遇できるわけもないからな。そういう系の「お仲間」でコラボして動画でアクセス数稼いで一儲け…なんつー甘い考えでやらかしたら、「あんたらが覚醒剤をもってこいって行ったからでしょ?」で当局からお縄頂戴になるという情けない「オチ」が待っていた、と。
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バカは氏ななきゃ治らんor氏んでも治らんとは言うけども、だ。
・増える「私人逮捕系」動画、再生回数稼ぎで過激化 名誉毀損の恐れや〝勘違い逮捕〟も(産経新聞)
たぶんこういうバカは「模倣犯」(迷惑系の人気YouTuberがひとり出てくると雨後の筍のように出てくる)と同じなんで、どんどん司直に突き出して警察沙汰・裁判沙汰にしちまえばいいと思うんですけども。で、社会問題になってきたら法規制とかを。
盗撮や痴漢といった犯罪が疑われる一般人を追跡したり、拘束して警察に突き出したりする様子を発信する「私人逮捕」系と呼ばれる動画を撮影していた男が、警視庁に逮捕された。男は〝容疑者〟と勘違いした無関係の女性を執拗(しつよう)に撮影していたという。こうした動画は、最近、交流サイト(SNS)に多数投稿されているが、手法が過激化。名誉毀損(きそん)や傷害など新たな犯罪につながる恐れもあるという。
■しつこく追いかけ回す男たち
「お姉さん、パパ活やってるでしょ」
「お金返して8万円、俺に」
9月19日、東京都千代田区の帝国劇場付近。アイドル公演のチケットを転売していると女性に迫り、動画を撮りながらしつこく追いかけ回す男たち。
その様子をユーチューブに投稿し、女性の名誉を傷つけたとして警視庁は今月13日、名誉毀損の疑いで、ユーチューバー「煉獄コロアキ」こと杉田一明容疑者(40)を逮捕した。
■「転売ヤー」と勘違い
「私人逮捕」「世直し」などと称した動画を多数投稿していた杉田容疑者。捜査関係者によると、交流サイト(SNS)で転売ヤーに接触して会う約束を取りつけ、メッセージのやり取りで伝えられた服装が似ていた女性を転売ヤーと勘違いし、撮影に及んだという。
女性は不正転売をしておらず、付近で友人と待ち合わせをしているところだった。杉田容疑者は調べに対し「広告収入を得たり知名度を上げたりして有名になりたかった」と話し、東京ドームなどでも同様の撮影行為を行ったと説明しているという。
■再生回数稼ぎ?
杉田容疑者のユーチューブアカウントは停止されたが、盗撮や痴漢、売春などの疑いがある人を問い詰めて捕まえる私人逮捕系動画はSNS上で多数投稿されている。中には100万回近く再生されているものもある。
こうした動画の多くが杉田容疑者のように再生回数を増やし、収入を稼ぎたいとする意図があるとみられ、同種の動画と差別化を図るために、行為が過激化する傾向にあるとされる。
こうした動画に「大事故につながる」「やり過ぎだ」との批判も多い。
駅構内で痴漢や盗撮を現認し、地面に倒すなど手荒な行為に及ぶ動画も見受けられる。
JR東日本は電車や駅構内での営利目的の撮影の遠慮を求め「周囲のお客さまに危険が及ぶ行為など、駅や車内の秩序を乱す行為はおやめいただきたい」としている。
■配信は名誉毀損の恐れ
刑事訴訟法は、犯罪を行っている人、行って間もない人を「現行犯人」として、警察官などではない一般人が逮捕状なしに取り押さえることを認めている。
自身もユーチューバーとして活動する高橋裕樹弁護士は「動画の中には現行犯逮捕の要件を満たさないとみられるものもある。けがを負わせると傷害罪にもなり得る」と指摘。「私人逮捕とその様子を配信することの是非は別問題。撮影して配信することには問題が多く、程度によっては名誉毀損罪に問われる可能性もある」と語る。
■おとり捜査は「共犯」に
また、実際には、犯罪事実を認定するのが難しいケースなども少なくないが、不審者や容疑者と決めつけ、執拗に追いかけたり、おとり捜査まがいの行為なども見受けられる。
刑事手続きに詳しい元検察官の高橋麻理弁護士は、チケット不正転売禁止法は不正転売を「業として行う有償譲渡」などと規定しているとし「一般人が一場面を見ただけで不正転売と判断することは難しい」と話す。
さらに、警察のおとり捜査をまねた手法についても問題点を指摘。「捜査権限を持たない一般人がおとり捜査まがいのことを行うことは許容されない。場合によっては共犯にもなりうる」と警鐘を鳴らしている。
とはいえ一番「効く」のは肝心要のYouTubetからの「お取り潰し」つまりはアカウントBANなんでしょうけどね。安直に儲かるから目立つからっていう理由でただでさえ頭が悪いくせに先人(?)の猿真似しかできないからこういう「似たようなバカ」がどんどん出てくる要因になるわけで。たぶんそのうち、自称・正義の味方みたいなヤツが世間様に迷惑かけて死傷事故起こしたり、間抜けにも“私人逮捕系” YouTuberが「絶対に相手にしちゃいけない人」を相手にして半殺しやもっと重い死傷事件とか食らって…って話も出てくるんでしょうね。
さて世間がそういう輩が今度は「被害者」になった場合、どう反応するか。たぶん世間一般はそれは「自業自得」と思いながらもあまり大っぴらには言えないから黙っちゃうんだろうね。いっぽうで「お仲間の」人たちは常日頃のてめえらの所業を棚に上げて被害者ぶるんだろうけど(失笑)。
正義ってなんだろう 自分の頭で考える力をつける/リベラル社/齋藤孝(教育学)
↑「自分の頭で考えられない」輩共がこういうことを平気でやらかすわけで(以下略)
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