・【ラグビーW杯】日本が快勝発進「ジャパンのラグビーを続けた結果」リーチ・マイケルらのトライで初出場のチリからボーナスポイント獲得(スポーツ報知)
今日はラグビーW杯の日本代表の緒戦となるチリ戦でした。いやー先制トライは取られたものの、その後が物凄かった…そして気温が異様に高くて「暑い中の」試合だったことも。
◆ラグビーW杯フランス大会 ▽1次リーグD組 日本42―12チリ(10日、フランス・トゥールーズ)
【トゥールーズ(フランス)10日=ペン・大和田佳世、大谷翔太、カメラ・石田順平】世界ランク14位の日本は同22位で初出場のチリに42―12と快勝した。
松田力也は「初戦ということでしっかりジャパンが一つになって、ジャパンのラグビーを続けた結果勝利できたんで、すごくうれしく思います」と試合後に話した。
試合前にはNO8姫野和樹主将が左ふくらはぎの負傷で欠場。思わぬアクシデントで、布陣を変更して臨むことになった。前半6分に相手のカウンターから、ボールがこぼれたところを相手SOに先制トライを許したが、直後にラックから、8月下旬に追加招集を受け田ロックのファカタヴァが抜けだし、すぐに追いついた。相手が一時的退場で一人少ない状況下でチャンスを作り、30分にナイカブラ、そして前半終了間際にはファカタヴァが再びトライを決めて21―7で折り返した。
後半開始直後に迫られたものの、13分には連続攻撃で4大会連続出場のリーチ・マイケルがゴール中央に飛び込んだ。前回大会主将が日本にボーナスポイントを確定させるトライで勝利を大きく引き寄せた。
勇敢な桜戦士たちの、フランスでの戦いが始まった。10回目となるW杯。前回の2019年大会はアイルランド、スコットランドなどなみいる強豪を撃破して、1次リーグ4戦全勝し、初の8強入り。今季の日本代表としての試合は1勝5敗と、なかなか勝利をつかめない状況が続いていたが、目標である「4強」、そして悲願の「優勝」へ。SH流大は「勝たないといけない使命感」と本音をのぞかせ、「(前回の)気持ちを忘れず、プレッシャーをはねのけられるくらいの気持ちができれば」という、新しい挑戦が始まった。
幸先いいスタートを切った日本は次戦、日本時間18日午前4時から、イングランドと対戦する。
「いやー、日本大会からもう4年が経過したのか…ということは、イングランド大会の南ア戦からはもう8年??」という時間の経過の早さも(ノД`)シクシク
で、4年前の緒戦のロシア戦も、
対戦相手に「あっさりと」先制トライを取られて「…あれ?」って感じになったんですが、そこからが実に凄まじい猛攻で32-10でロシアを逆転して振り切ってたんですが、今日の試合も6トライ6コンバージョンキックのゴールと、トライ後のコンバージョンキックを一本も外さなかったのが「いやーすげー」と。
それと、前回大会と違って、身体の接触プレーに関してジャッジや反則が厳しくなりまして、チリの方は前半だけで2人がシンビン(イエローカードを出されて10分間の退場処分に)を喰らい、日本の方も後半に1人がシンビンを喰らってたのですが、チリの方はそこでずるずると失点を重ねてしまってた一方で、日本の方はリーチ・マイケルがゴールのど真ん中にトライを決めて追加点を決めてたりして「数的不利がほとんど感じられない」のにびっくりしてましたねえ。
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チリの選手たちは暑さで足がよくつってたシーンが見られたのですが…。
で、個人的には最もびっくりしたのが、試合会場では33度という灼熱の中の試合だったそうで、後半になるとチリの選手たちがちょくちょく足がつったようで倒れ込むシーンが見られたんですね。ところが日本代表の方はそんな選手が気づけば一人も居らず、ま、適度なタイミングで選手交代をして控えの背番号16-23番までの選手を全員試合で使ったということもあったらしいんですが、それでも基本的には秋・冬のスポーツって印象が強いラグビーなのにこの暑さで誰もへばってないのはすごいなーと、そこに一番驚いてました。
そしたらこんな記事がありました。
・【ラグビーコラム】「浦安の白テント」が2023年ジョセフ・ジャパンの快挙を象徴するワードになるか(サンスポ)
7月5日付けのサンスポの記事なんですが、タイガーマスクの世界で言うとこの「虎の穴」みたいな施設で暑さ対策もしてたようです(^_^;)
【ノーサイドの精神】
日本代表の合宿は宮崎市に移った。その前の千葉・浦安市での合宿で最初の2週間、午前中にテントの中で行われていたのが新しいタックル練習だった。
誰が言ったか「浦安の白テント」。PR稲垣啓太が、そのハードさを説明してくれた。時間は1時間、その間は休憩をとらず水も飲めない。手を膝に置いたり、頭の上で組んだりするとペナルティー。「相手に弱い部分をさとられてしまう。強いチームになればなるほど、相手の弱点を突いてくる」と稲垣は言う。ついつい、こういう姿勢を取ってしまう選手に「まわりの仲間が注意して、引き上げてあげる」(稲垣)。練習をこなすほどに、ペナルティーの数は劇的に減ったという。
そして、体全体を使う練習のため、FLリーチ・マイケルのように「ひと回り体が大きくなった」と実感する選手も多かった。稲垣は「テストマッチのメンタリティーを醸成するのに、ふさわしい練習だった」と総括した。ここで培ったタックルが、W杯本番で大きな武器になりそうだ。
「浦安の白テント」。ついでにこの当時の気温を確認したら東京界隈の外気ではやはり30度近い気温だったようで、この浦安キャンプの後に宮崎キャンプに移動した後に東京界隈は33-36度ぐらいまで急上昇してたようです。うん、もしこの時期に「浦安の白テント」やってたらマジでやばかったかもしれないな(大汗)。
しかし図らずともそういう特訓も含めて、ラグビー日本代表の合宿では「心身共に極限まで鍛え上げられて」、あんだけタフな選手たちでも正式的に追い詰められるとこまで行くらしいので…その点も含めて、今日の試合で「あの暑さで誰も足をつったりしなかった」のは効果があったんだねーと思った次第でした。いやー大の暑がりの私じゃ、「白テント」で立ってるだけで10分ぐらいで倒れるかもしれないな(ノД`)シクシク。
で、次の試合は「超難敵」のイングランド戦。まあちょっとでも反則するとそこからペナルティゴールをぶちこんでくる怖さもあるだけに。
そして4年前の日本代表の緒戦の日も、千葉ロッテはオリックスに(以下略)
それと今日はNHK総合のラグビー中継を見てたんですが、副音声&パプリックビューイングの会場がなかなかいい感じでした。
なんかコロナ前のプロ野球ドラフト会議ってこんな感じだったよねーと。クジ引きを引く各球団代表に各チームのファンが「頼むー」とか歓声をあげたりしてましたね(ドラフト会議の時は手前側にお客さんを入れてクジ引きを引く人を真ん前で見てましたが)。
↑藤原恭大の時に、井口監督が最後にくじを引いたんですが、ロッテファンが「絶対に残ってるから!!」って掛け声をしてたら本当に残ってたという逸話が(笑)
しかしドラフト会議もコロナ禍で観客を入れなくなっちゃって久しいんですけども、ラグビーW杯でここまで観客を入れてできるようになったということは今年のドラフト会議あたりでは戻ってくるのかなーと期待もしちゃいそうですねー。
最後に余談としては、4年前のラグビーW杯の日本の緒戦であるロシア戦の日の千葉ロッテはどーだったんだろうと思って確認しましたら、
やっぱりオリックスに負けてました。オーノーなんてこったい(号泣)。
以上です。
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