ヴァンフォーレ甲府 幕張亭ボーリック/むろかつ(muroktu)

天皇杯3回戦の甲府対鹿島戦。まさかのPK戦で13人目までもつれた末に甲府が辛勝するとは…( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ

・合計26回のPK大激闘…前回王者・甲府が3回戦突破!! 鹿島“13人目”樋口雄太が無念の失敗(ゲキサカ)

今日は甲府はホームで天皇杯3回戦の鹿島戦がありました。去年は準決勝で辛勝した相手で今年はなんで3回戦で早くも…と思ってたら、19時開始で22時ちょい過ぎまでPK戦でもつれる試合となってました。

で、甲府が勝つとは…(大汗)

[7.12 天皇杯3回戦 鹿島 1-1(PK10-11) 甲府 JITス]

　第103回天皇杯は12日、3回戦を行い、前回王者のヴァンフォーレ甲府が鹿島アントラーズを破って4回戦進出を決めた。互いに11人全員が蹴っても決着をつかず、13人目までもつれ込んだPK戦を11-10で制した。

　昨年は準決勝で対戦し、甲府が1-0で勝利した因縁の一戦。鹿島はDF植田直通、DF安西幸輝、MF佐野海舟、MFディエゴ・ピトゥカ、FW垣田裕暉といった主力選手が多く先発に並んだ一方、甲府はDF関口正大のみ直近のJ2リーグ戦からの連続先発となった。

　前半は0-0で終わり、試合が動いたのは後半6分だった。甲府は敵陣右サイドで獲得したFKをMF小林岩魚が低い弾道でゴール前に送り込むと、安西の中途半端なクリアを拾ったDF野澤陸がボレー気味に右足一閃。鮮やかなシュートを突き刺し、先制に成功した。

　一方の鹿島も後半17分、右サイドを攻め上がったDF広瀬陸斗がゴール前にクロスを送ると、野澤との競り合いを制した垣田がヘディングでネットを揺らし、同点に追いついた。その後は甲府が次々に選手交代を行い、主力を入れて5バックにシステムを変えたことで、再び拮抗した展開になり、0-0のまま規定の90分間を終えた。

　延長戦は甲府が一方的に攻め込む場面が続き、FWピーター・ウタカやDF須貝英大が決定機を迎えるも、鹿島も植田ら守備陣が懸命に身体を張り、なかなかゴールは割らせない。ようやく鹿島も延長後半にペースを掴み、甲府の守備ブロックを崩そうと試みたが、そのまま120分を終えた。

　勝負の行方はPK戦へ。甲府のサポーターが陣取るエンドで行われる中、先攻の鹿島はピトゥカ、後攻の甲府は須貝がしっかり決め、ともに幸先の良いスタートを切る。ところが2人目は一転、鹿島のMF樋口雄太のキックをGK渋谷飛翔が止めると、甲府のFWジェトゥーリオのキックもGK沖悠哉が止め、両者失敗で均衡が保たれた。

　3人目は鹿島のMF土居聖真が左上に突き刺すと、甲府もMF長谷川元希が決めて同点のまま。4人目の鹿島DF関川郁万も左に決め、甲府のウタカも左に決めた。すると5人目、鹿島のMF仲間隼斗のキックは渋谷がまたもセーブ。ところが決めれば終わりの甲府もDFエドゥアルド・マンシャが沖に止められ、サドンデスにもつれ込んだ。

　鹿島6人目のDF安西幸輝は左に決めて成功し、甲府は野澤がチップキックで決めると、7人目以降も鹿島のMF松村優太、植田、DF昌子源、甲府MF品田愛斗、DF蓮川壮大、MF松本凪生がいずれも成功させ、10人目に入った。

　鹿島はGKの沖と鈴木が残っていた中、10人目のキッカーは沖。驚きのキック順となったが、長い助走から強烈なキックを左に突き刺す。甲府は小林のキックが沖が触れられるも、そのままゴールに吸い込まれた。鹿島の11人目は鈴木。ゴール正面に力強く蹴り込むと、甲府はGK渋谷のキックも成功した。

　決着がついたのは13人目。先攻の鹿島は樋口が枠を外すと、ジェトゥーリオが冷静に決め、甲府が2年連続で鹿島を破った。

なんつーか個人的には「さすがに甲府も、今年は連戦続きで鹿島相手には厳しいだろー」と思ってたんすけどね。

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高校サッカーばりの「13人目」まで達したPK戦になるとは。

いやーいくらなんでも鹿島だってJ1との連戦で選手起用もターンオーバーして多少はいつものスタメンと違うんだろうなー、去年の準決勝のこともあるから大量リードせんばかりに牙を剥いて襲いかかってくるんだろうなーなんて思ってたんですが、先制したのは甲府でした。

↑冒頭に昨年の天皇杯決勝の時に映ってた大旗を上げ下げしてた甲府サポのおじいちゃんも映ってました(笑)

思わず「マジか?」と(大汗)

そしたら約10分後に鹿島の垣田選手を思いっきりドフリーにしちゃってヘディングシュートでの同点弾を決められまして、その後は混戦模様に。

残り5分を切ったとこで「ある意味で甲府らしい」カウンター攻撃が炸裂しまして、ピーター・ウタカ師匠がフリーになったんですが相手のGKに阻まれて得点ならず、というシーンがあったりして、90分では決着がつかず、更に延長の前半・後半でも決着がつかず…で、PK戦に突入しまして、

まさか延長終了時点での出場選手11人全員が蹴っても決着がつかず13人目まで達したうえに、甲府が競り勝つとは…これにはマジな話、NHK-BS1の中継を見ながら( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝとしてましたわ。うん、今年の甲府は何かがチガウ。というか甲府がPK戦で勝つなんてほんとにあまり記憶にない(去年の天皇杯決勝ですら「え、PKで勝ったなんていつ以来?」って感じでしたし)だけに。今季の後半戦に向けていい弾みになることを願ってます。もちろんJ2戦線にACLに更に天皇杯…ってスケジュールがよりタイトになってしまうのは心配ではありますが(苦笑)

「笹子峠から向こうの人、帰れへん」(福本豊氏風に←をいw)

ちなみにNHKの中継は22時をちょっと過ぎてBS1のサブチャンネルに移動してたり、正直言って小瀬で22時を回った試合ってほとんど記憶にないんすけど…。ついでに調べたら小瀬から甲府駅までだいたいバスで30分ぐらいかかるんですが、甲府駅から東京方面の最終は22時33分初の高尾行き各駅停車なんだそうで、その次が本当の上り最終の23時02分発の塩山行き…だそうで、まさに阪神戦解説の福本豊氏の「加古川の人、帰れへん」ではないですが、

「笹子峠から向こうの人、帰れへん」状態に(苦笑)

※なお反対側の下り方面は22時37分発の松本行きの「あずさ」などがあるそうです。

まあ現実的には地元の人オンリーか、たぶん車で行くんでしょうな(この時間帯だったら休憩なしだとしても八王子まで中央道で小一時間ぐらいで帰れそうだし)。いや鹿島サポの人たちもたくさん甲府に来てましたね、たぶん帰りは談合坂SAに立ち寄って(あそこは中央道随一の大きなSA(甲府から東京方面ではたぶん最後のSAだったような記憶もあります)で24時間営業のお店もいくつかありますので)とかに。しかしPK戦は本当にあれはわからんもんだね…。

以上です。

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千葉ロッテマリーンズとヴァンフォーレ甲府を応援しています。さだまさし、伊集院光、水曜どうでしょう、ゴルゴ13、立川談志一門とかも好きです。「岩Q槻」というクイズサークルに参加してヌルくクイズもやってます。

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