【千葉ロッテ】井口監督いわく「小島は8回も志願してきた」←いやそこは諌めて止めてやれよ(号泣)

【ロッテ】井口監督、小島の8回続投は志願と明かす「野手が応えられてない」完封負けの攻撃陣に苦言(スポーツ報知)

さきほどの記事の話の続きになります。

田中マーくん「圧巻の」完封勝利で楽天11連勝。そしてロッテはまたまた小島和哉を見殺しに…。

2022年5月10日

さて、敗軍の将、何を語るのやら…もし139球も投げた小島和哉を批判したらそれは人間的に許さんぞ、と思ってたら、さすがに小島にではなく打てねえ野手陣に苦言してました。ただし相変わらず無責任なことも言ってますが。

◆パ・リーグ 楽天7―0ロッテ(10日・楽天生命パーク)

 ロッテが5連敗。借金は今季ワースト9になった。

 先発・小島と楽天・田中将の投手戦。0―0の5回に連打で無死一、二塁としたが、プロ通算0犠打の山口に送りバントのサインもファウルで追い込まれ、最後はバスターで空振り三振で送れずこの回無得点。

 2点を追う7回は無死一、二塁から安田が中飛、山口が三ゴロ併殺に倒れた。

 今季、相手に先制された試合は0勝17敗1分けとなり引き分けを挟んで白星なしの17連敗。先制したら16勝0敗1分けの楽天と対照的な試合となった。

 今季初勝利を目指した小島は0―2の8回も続投。2点を追加されたところで降板し、139球の熱投も5失点(自責4)で敗戦投手となった。

 井口監督は「(小島は)志願して8回も投げてくれて。130球超えましたけど、気迫というかね、そういうのはしっかり見せてくれました。野手がそれに応えられてないっていうことだけじゃないですかね」と打線に苦言を呈した。

いやいや、その後追加点喰らったりしてんだから、「お前には次がある。だから今回はやめとけ」って諌めろよ。内心は「もう勝てねえ」って思ってたんだろうし。これで種市篤暉みたいに130球以上投げた次の試合でノックアウト喰らって、あげくに右肘故障してトミー・ジョン手術まで受けることになった反省とか教訓とかが全くないのはどうかと思うけどな。あまりに監督として他人事かつ無為無策が過ぎる。

スポンサーリンク

井口監督はやはり「監督タイプ」ではなく「GMタイプ」なのでしょうね。

【ロッテ】今季7度目0封負けで5連敗「甘い球を我々が打ててないだけ」井口監督(日刊スポーツ)

その割には選手の起用法とか、長距離砲の山口にバントとか(その後が下位打線で打てる可能性が低いのに)、えらく「ちぐはぐな戦略」の上に歯車までが全く噛み合ってないのはどう説明するんだろう。

<楽天7-0ロッテ>◇10日◇楽天生命パーク

ロッテは楽天田中将大から4安打のみで、今季7度目の0封負けを喫した。

5回にレアード、安田の連打で無死一、二塁も、山口が送れず最後は三振。後も続かず、先制機を逃した。その裏、逆に2点を先制され流れを失った。

井口資仁監督は「レアード以外は、この試合みんなバントすると練習してきて、完璧に決められてない。(田中将は)甘い球を我々が打ててないだけ」と指摘。今季2度目の5連敗で、借金は9となった。

なんつーか、改めて思い出すのが、千葉ロッテ同様贔屓にしているサッカーのヴァンフォーレ甲府の話で、以前、成績不振で監督をシーズン途中で更迭した際に、後任の監督が招聘できずに佐久間GMが監督兼GMに就任したということが2度、あったんですが(2011年、2015-2016年(2016年は後任監督が招聘できずに最初からでした)。なお、どちらもJ1にいた年でした)、その佐久間氏、GMとしての手腕はJリーグ屈指のもので資金力および経営規模の小ささで何度もJ1昇格に導いているぐらい、そっちの方は本当に凄いんですが、監督としての手腕が正直アレで、トレーニングの最中に戦略などの指示を受けた選手たちから「それはさすがに無理です」と反論されて「無理とはなんだ」みたいな言い合いになったり、チームがガタガタになりかけたりしたことがあったんですね。

※ちなみに佐久間GMは現在はGMをやりつつ甲府のチームの社長もつとめているので、さすがに今は監督兼任は無理です。というか倒れますって(号泣)

ゆえにたぶん井口監督はまさに「GMタイプ」で、その広い人脈や編成などの手腕は思いっきり発揮できる人で、「監督タイプ」ではないんでしょうね。まあそもそも井口氏は現役引退してその翌年に監督になって指導者としての経験値もほぼゼロからここまで来た人で、前の伊東勤監督の頃に比べれば親会社のロッテ本社からもあの頃から思えば信じらないぐらいの資金提供・環境整備もなされているんですが、それでも「苦境に立った際に、そこから打開できるだけの」ものがない、つまりは「勝負師」としてはこの5年間、ほとんど成長してなかったのではないかとも思うわけです。明らかに選手の好き嫌いも激しいし、どーしても「最初から最後まで野手9人でプレーさせて、全試合出場の選手を作りたい」というこだわりも強いしで、応用が効かないんだねえ。たぶんチームの分析・研究のデータもあくまでも「参考」で、それを活かす術は「信頼しているご贔屓メンバーのポテンシャルのおまかせ」するしかないのでしょうね。

おそらくその逆が、中日で「名将」として何度も優勝を経験した落合博満氏で、この人は「現場での監督」としては辣腕を発揮できたけど、「現場を離れたGM」としては谷繁監督とうまく行かなかったり…で、ドラフト戦略もガタガタになってしまってましたし。

まあ個人的には「ロッテOBだし、落合サン、次のロッテの監督になって、平沢大河とか安田尚憲とかを泣きが入るぐらい、むちゃくちゃ鍛え上げてくれねえかなあ」って気持ちは正直なくはないんですが、いざ退任する時にロッテそのものの昔からのチーム体質を考えると、バレンタイン監督の退任時級の喧嘩別れ以上のドタバタになりそーだし。まあ落合サンが監督になってその上に井口GMは…いやーそりゃ絶対うまくいかねえな(号泣)。

▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへにほんブログ村 野球ブログ プロ野球へにほんブログ村 ニュースブログへ