【千葉ロッテ】あの入団記者会見で松葉杖ついてた森遼大朗投手が、6年目でプロ初勝利を飾るとは(感涙)

ロッテ・育成出身6年目の森遼大朗がプロ初勝利「皆さんが必死に繋いでくれた」記念球に笑顔(Baseball King)

日ハム3連戦の2戦目でした。

しかし森遼大朗、あの伊藤大海が先発の日ハム相手に勝ってプロ初勝利とは…最後、澤村拓一が「劇場」になりかけたのはご愛嬌としても(苦笑)、勝ててよかったよかった。

● 日本ハム 3 - 4 ロッテ ○
<5回戦・エスコンF>

 ロッテの森遼大朗投手(23)が19日、敵地での日本ハム戦で5回1/3(81球)を投げ、5安打2失点、1四球2三振と好投し、プロ初勝利を掴んだ。

 2回に7番・井上晴哉の1号2ランで先制した直後に1点を返されたものの、3回にも1番・藤原恭大の適時打などで2得点。味方の援護にも恵まれた今季初登板の右腕は、3回から5回まで3イニング連続3者凡退とリズムに乗った。

 森は6回先頭の清宮幸太郎に右二塁打を打たれ、一死三塁となったところで降板。2番手の坂本光士郎が谷内亮太に適時打、8回に4番手・小野郁が1点差とされ、さらに9回は澤村拓一が一死一・三塁のピンチを招いたが、あと1本は許さずゲームセット。リリーフ陣がなんとか踏ん張り、育成出身の高卒6年目右腕に白星をプレゼントした。

 昨季の一軍デビューから通算4試合目で嬉しいプロ初勝利を掴んだ森は、「とにかくホッとしています」と安堵の笑顔。「皆さんが必死に繋いで勝ちを持ってきてくれたのですごく嬉しいです」と、ウィニングボールを手に喜びを噛み締め、「今日をきっかけに飛躍していくシーズンにしたいと思います」とさらなる活躍を誓った。

まあ個人的には、この森遼大朗は新入団選手発表会の時に「怪我して松葉杖ついてた」のでよく覚えてるんですね。

↑にしても、同期が1位が安田尚憲、2位が藤岡裕大、4位がポニョ菅野、育成1位で和田康士朗、そして育成2位でこの森遼大朗…とはなんつー面子だ(大汗)。

これはどうも高3の時に膝を故障して全治6ヶ月という大怪我を負ってたから、だったそうで、そこから4年かけて育成契約から支配下登録を勝ち取って、去年は1軍初先発も経験した…という苦労人の選手でした。

ついでに書くとドラフト3位の山本大貴、5位の渡辺啓太、6位の永野将司はいずれも社会人経由での入団で、山本投手はヤクルトへトレードされ、渡辺・永野両投手は戦力外通告を受けて渡辺投手はロッテの球団職員、永野投手は一般企業に就職しつつも社会人野球でプレーしてるそうです。

それにしても新入団選手の「ロッテの工場見学」ツアーは好い企画だわ(笑)

2017年12月6日

↑で、発表会前の、ロッテの工場見学もよくよく見ると松葉杖つきながら参加してます森投手(^_^;)

しかしまー森投手からすれば、最後、澤村投手が危うく「劇場」をやりかけてまあ内心ベンチでは「まな板の鯉」状態だったんでしょうけども、逆に1点差まで追い上げられて一打でサヨナラ負け…というとこまで追い込まれてもどーにか味方が守ってくれてのプロ初勝利の味は格別なんだろうなあ(笑)。

↑ちゃんとそばで広報氏が動画撮影してるのがわかります(^_^;)

それにしても最後の最後、2死1-3塁での万波中正の低めのライナー、よくライトの平沢大河が真正面でキャッチしてくれました。

↑そのシーン、3分59秒あたりからになります。

やはり大河は(もし遊撃手が本職と思ってるとしたら明らかに本人には悪いけど)外野手のほうが意外に特性があるのかもしれないな。あれだって大河自身のセンスもあるんでしょうが万波選手のデータを頭に叩き込んできっちりフォーメーションやポジショニングをしてたと思うんで「ただ、打球が真正面に来た」というだけではないと思うんすけどね(^_^;)。いや、本当に助かりました。

いずれにしても森投手、初勝利おめでとーございます。もう今季だけで先発ローテの穴場狙って7-8勝ぐらいしちゃって、あわよくば先発ローテの一角を占めるように頑張ってくださいね。

スポンサーリンク

余談:西武の隅田投手の連敗が止まったのは本当に何よりでした(涙)

【西武】隅田知一郎連敗12で止めた! 今季初勝利、プロ初登板以来389日ぶりの白星(日刊スポーツ)

で、こちらは「余談」ではありますが…甲府サポで西武ファンのフォロアーさんがしみじみと喜びのツイートをされてました。いやーよかったねえ、本当に。

<西武3-2ソフトバンク>◇19日◇ベルーナドーム

 西武隅田知一郎投手(23)が6回5安打1失点で今季初勝利。22年4月2日から続いた自身の連敗を12で止め、プロ初登板以来389日ぶりの白星をつかんだ。

 1点リードの4回2死からソフトバンク中村晃、増田に連打を許して同点に追い付かれたが、直後にマキノンの左越え2ランで勝ち越しに成功。98球で最少失点で踏ん張った。

 前回12日のロッテ戦では連続四球が失点に絡むなど、自滅の5失点で2敗目。球団ワーストの12連敗を喫していた。「今日はとにかく前回登板の反省をしっかり生かして、ゾーン内で勝負しようと思っていました。柘植さんともよく話し合いながら、自分の持ち味であるカーブとチェンジアップをベース板付近に集めるということに集中していました。ホークス打線は左打者が多いというところもしっかり意識して、そのあたりの対策もまずまずできたと思います」と振り返った。

いや、個人的には西武の隅田投手ほど、ここまで勝てなかったというわけではなかったんですが、去年はロッテの左のエース・小島和哉が好投しても打線が援護してくれず、下手するとマウンドを降りた後に後続が痛打されて勝ちが消えちゃう…みたいな「いやいや、井口監督よ、もうちょっと策を練れや」とツッコミを禁じえないような使い方をしてて、昨年は24試合先発して3勝11敗という成績で、しかしながらよくよく防御率を見てみると3.14…と決して悪い数字ではなかったんですね。「これで査定が悪くてダウン提示したら球団事務所で暴れていいわ」とすら思ってたほどでした(もっとも球団もそこはわかってくれてたので、600万増のプラス査定をしてくれてたのはありがたかったっすね)。

ただ、あの「序盤に5点取られても最後までに10点取り返せば勝ちは勝ちだろ?どすこーい(謎)」的なイケイケノリノリな爆発っぷりが持ち味の西武の山賊打線をしても、この隅田投手を「1回も」援護できなかった・しきれなかったってのが本当に信じられないっすね。我が千葉ロッテなんか「7回2失点で抑えても、ロッテ打線が完封されて負け投手」みたいなことが、以前のエースのわくわくさんや、それこそ去年の小島和哉あたりは目一杯ヤラれてた次第ですから(そしてわくわくさんは今年から在籍してる中日でもそうらしい…(号泣))。うん、野球って本当に不思議なスポーツだなあ、と(苦笑)

なお打撃面に関しては明日また記事を書く予定です。ではまた。

↑今日の森投手と隅田投手にまさにふさわしい(笑)

▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへにほんブログ村 野球ブログ プロ野球へにほんブログ村 ニュースブログへ