あの「神様仏様バース様」が遂に野球殿堂入りを…。しかもラミちゃんと一緒に。

【野球殿堂】ラミレス氏とバース氏が外国人63年ぶり殿堂入り 特別表彰で「栄冠は君に輝く」の古関裕而氏(スポニチ)

あのバース様が大活躍した阪神日本一からもう37年…というのもびっくりだが、スタルヒン投手以来外国人選手が選ばれてなかったのにもびっくりですな(苦笑)


野球殿堂博物館は13日、今年の殿堂入りを発表。競技者表彰のプレーヤー部門では元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(48)、エキスパート部門では元阪神のランディ・バース氏(68)が選ばれた。また、特別表彰で作曲家の故古関裕而氏が選ばれた。

 プレーヤー表彰は有効投票数355票のうち、75%(今回は267票)の得票が必要だったが、ラミレス氏は290票(有効投票の81.7%)を獲得した。エキスパート表彰は有効投票数154票のうち、75%(今回は116票)が必要だったが、バース氏は121票(有効投票の78.6%)を獲得した。

 プロ野球の長い歴史の中でも“伝説の助っ人”として多くの野球ファンの記憶と記録に残る2人が殿堂入り。外国人選手の殿堂入りは日系選手を除けば1960年のビクトル・スタルヒン氏以来63年ぶりとなった。

 ラミレス氏は大リーグでのプレーを経て01年にヤクルトに入団。巨人、DeNAに在籍し、首位打者1度、本塁打王2度、打点王4度、最多安打3度など数々のタイトルを獲得した。DeNA時代の13年4月6日のヤクルト戦では、外国人選手初の通算2000安打を達成。NPB通算成績は1744試合で打率・301、380本塁打、1272打点。16~20年にはDeNA監督を務めた。

 バース氏はMLBでのプレーを経て83年に阪神入団。85年には打率・350、54本塁打、134打点で3冠王とMVPに輝き、チームのリーグ優勝と日本一に大きく貢献した。同年4月17日の巨人戦では掛布、岡田とともに伝説の「バックスクリーン3連発」をマークした。翌86年にも2年連続で3冠王。88年のシーズン途中で阪神を退団した。NPB通算成績は614試合で打率・337、202本塁打、486打点だった。

 特別表彰の古関裕而氏は1909年(明42)8月11日生まれ、福島県出身。30年9月、コロムビアの専属作曲家として上京。以来作曲活動を続け、総作品数は約5000曲を数える。戦後にはNHKラジオドラマ「君の名は」などの主題歌を作曲。スポーツ関係では早大応援歌の「紺碧の空」や高校野球の「栄冠は君に輝く」、東京五輪の「オリンピック・マーチ」などがある。今や阪神の応援歌として幅広く知られる「六甲おろし」、また巨人の応援歌「闘魂こめて」を作曲したことでも知られる。

なんかバース様、ラミちゃん、古関裕而氏…ってなんか時系列が凄まじい(大汗)。

個人的には小学校の頃に少年野球のチームに入った直後からプロ野球の中継を見始めて、当時の巨人の江川卓投手が好きだったんすね。で、その江川投手が真っ向勝負で挑んで7試合連続ホームランを打ったバース選手に「どっちもすごいわー」とただひたすらびっくりしてたのが懐かしいですね。

↑そして7試合連続ホームラン、6試合目が桑田投手、7試合目が江川投手ってのがやっぱり凄い。ちゃんと勝負してきたから達成できたわけですからね。しかも当時の巨人の監督は「7試合連続ホームラン」の日本記録を持っていた王貞治氏だったのを思うと「ちゃんと勝負をした桑田・江川両投手も凄いし、半ばそれを黙認した王監督も大したもんだなあ」と、35年ぐらい経ったした今でもしみじみと思いますです。

ランディ・バース氏が野球殿堂入り「とても名誉」阪神に感謝「素晴らしいチーム」(デイリー)

そして阪神御用達のデイリーさんも実にうれしそーでいいですな(笑)

野球殿堂博物館の表彰委員会は13日、今年の野球殿堂入りを発表した。競技者表彰のエキスパート表彰で阪神時代、2度の三冠王に輝いたランディ・バース氏を選出。プレーヤー表彰ではヤクルト、巨人で日本一に貢献し、DeNAでは監督も務めたアレックス・ラミレス氏が選出された。

 オンラインで登場したバース氏は「タイガースは素晴らしいチームでした。掛布雅之、岡田彰布、真弓明信とホームランバッターが揃っていました。チーム全員との関係も良好でした」などと当時を懐古しながら、「日本の野球殿堂に選ばれてとても名誉を感じています。特に掛布、岡田、真弓とは多くの時間を一緒に過ごしました。もちろん川藤幸三も。阪神タイガースでの経験は素晴らしかった。とても楽しかったです」と感謝を述べた。

 バース氏は2004年にプレーヤー表彰の候補として202票を集めるも、規定となる有効投票数の75%に5票及ばず落選。候補入り後15年経過で選考対象から外れたが、2008年に設置されたエキスパート表彰で2012から候補入りしていた。昨年は候補者最多の106票を獲得するも、当選必要数に4票足りず殿堂入りを逃していた。

 阪神では6年間プレー。1985、1986年に2年連続で三冠王を獲得した。同年の打率・389は、現在も破られていないシーズン最高打率。日本一になった1985年には、甲子園球場で行われた巨人戦で槙原寛己からバース、掛布雅之、岡田彰布が甲子園バックスクリーン3連発を放つなど、記録と記憶に残る名プレーヤーだった。

去年が「わずか4票足りずに」ってのも凄まじい。

そしと改めて思うには「スタルヒン投手以来の外国人選手の殿堂入り」が、この「短い在籍期間(実質5シーズンプラスα)だっだけど、あの阪神日本一・2年連続三冠王などで記憶にも記憶にも残る大活躍をした」バース様と「更に長らく日本でプレーして大活躍して2000本安打も達成した上に更に横浜では監督まで務めた」ラミちゃんが同時受賞ってのは、プロ野球観戦歴がもうすぐ40年になり”ややオールドにさしかかってきた(泣)”野球ファンとしては嬉しいっすねえ。なんつーか「粋だねえ」と。

とりあえず阪神は「バース様の再来」な助っ人外国人はさすがになかなか出てこないけど、ヤクルトの村神様のように自前でバース様級の大打者を育てられるように頑張れ、と。または早いとこ日本一になっちゃえ(^_^;)

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そして谷繁氏と、あの掛布氏が次点という事態に。

わずか14票…谷繁元信氏は野球殿堂入りならず プレーヤー表彰で無念(西日本スポーツ)

そして票数が足りずに殿堂入りできなかった選手の話も。谷繁元信氏、それは惜しい(汗)

野球殿堂博物館は13日、今年の殿堂入りのメンバーを発表し、競技者表彰では、選手としての貢献を表彰するプレーヤー表彰で外国人選手として初の通算2000安打を達成したアレックス・ラミレス氏(48)が選出。エキスパート表彰では阪神で2年連続の三冠王に輝いたランディ・バース氏(68)が選ばれた。特別表彰では「六甲おろし」や「栄冠は君に輝く」などを手がけた作曲家の故古関裕而氏が選出された。

 プレーヤー表彰は引退後5年以上経過した人で候補入りしてから15年間が選考対象。エキスパート表彰は現役以外の監督やコーチら、または引退後21年以上経過した人が対象となる。選出にはいずれも投票で75%以上の得票(今回はプレーヤー表彰が267票、エキスパート表彰が116票、特別表彰が10票)が必要。

 プレーヤー表彰のラミレス氏は290票を獲得。次点の谷繁元信氏は253票で、わずか14票届かなかった。黒田博樹氏(245票)、川相昌弘氏(217票)と続いた。

 エキスパート表彰のバース氏はバース氏は121票を獲得。阪神で同氏とクリーンアップを組んだ掛布雅之氏が102票で次点だった。

その谷繁氏、黒田博樹氏、川相昌弘氏…とそれこそ、一時代を築いた名選手たちばかりじゃないすか。そして「エキスパート部門」の次点がバース様と共に1985年阪神日本一に大貢献した掛布雅之氏だったのがなんとも凄まじい。

確か2017年に当時の千葉ロッテの監督を務めていた伊東勤氏が殿堂入りした際には、その年のオールスターが千葉マリン(この年のシーズンから命名権の兼ね合いで「ZOZOマリン」になってました)で開催されてたのでそこで表彰されてた記憶があるんですけどね。…となると、この慣例が今年も続いてたとしたら、今年のバース様とラミちゃんはどこで表彰されるんだろう。ちなみに今年・2023年は第1戦がバンテリンドーム(ナゴヤドーム)、第2戦がMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島なので、セ・リーグのチームの本拠地球場ではありますが、バース様のいた阪神、ラミちゃんがいたヤクルト→巨人→横浜の本拠地球場「ではない」のがなんとも(苦笑)。

いずれにしてもおめでとうございます。今後のご健勝もお祈り申し上げます。以上です。

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