・【NPB】24年ぶりダブルヘッダーの実施も検討へ コロナ禍で相次ぐ試合延期(スポーツ報知)
まあ今季は本当に新型コロナの感染者があまりにも出すぎて試合が組めない…という状況ですしね。巨人なんかは本当に内野手が3人ぐらいしかいないとか言ってるそうですし。これはさすがに無理はないかなーと。
プロ野球12球団による臨時実行委員会が28日開かれ、29日、30日のDeNA―巨人戦(横浜)の延期が決まった。
会議後、会見を行った日本野球機構(NPB)の井原事務局長は今後について「国内が厳しい状況になっておりますので、今後さらなるコロナの影響による、試合延期というリスクはあるわけです。143試合挙行し、CSからの日程は変えずに進めるためには、ひとつはダブルヘッダーの実施も検討し始めないといけないという認識は12球団で共有致しました」と説明。1998年以来、24年ぶりにダブルヘッダーが開催される可能性が出てきた。
CSファーストステージ(S)はセ・パともに10月8日、最終Sは同12日、日本シリーズは同22日に開幕する予定となっている。
素人からすれば「日程を繰り下げちゃえばいいじゃん」って思うとこではありますが、やはりそこは抑えているスタジアムとかの兼ね合いもありますし。
特に去年の日本シリーズ、日程が11月下旬(ま、これは新型コロナが原因ではなく東京五輪の兼ね合いだったんですけど)ヤクルトの本拠地の神宮がアマチュアの明治神宮大会で使えず東京ドームに、オリックスも最後の第6戦が京セラドームでAAA(トリプルエー)のコンサートの兼ね合いがあってほっともっとフィールド神戸で開催したらびっくりするぐらい寒くてびっくり…なんてこともありましたから、やはり日程をずらすのは難しいんでしょうね。さらに確かサッカーのワールドカップがカタールで行われるんで今年は11月下旬、ちょうど前年にこの日本シリーズが行われてた頃に始まるらしいんで地上波中継とかのマスコミの兼ね合いも厳しいでしょうから。
…で、NPBで「最後に」ダブルヘッダーが開催されたのはセ・リーグもパ・リーグも1998年が最後らしいんですね。いやーこの年に千葉ロッテが18連敗をやらかしてそこから判官贔屓でロッテを応援するようになっただけにあれから24年も経過してましたか(苦笑)
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まあNPBも事前に「こうなった際の」ルールは決めといたほうがいいわ。
・【巨人】選手、首脳陣ら計77人陽性…1軍でプレー可能な野手10人、内野手3人のみ/コロナ経過(日刊スポーツ)
で、巨人はなんと選手・首脳陣・関係者の感染者が「77人」まで増えてましたか( ゚д゚)ポカーン
12球団の臨時実行委員会が28日に行われ、29日と30日のDeNA-巨人戦(横浜)の延期を決定した。
巨人は19日から選手、首脳陣、スタッフの計77人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。残り1枠だった支配下選手に育成の勝俣翔貴内野手(25)を登録して野手を増員したが、1軍でプレーが可能な野手は10人で、内野手は3人のみ。27日から一部の療養期間あけ選手が個人練習を再開させたが、チーム編成はいまだ厳しい状況だった。31日の同戦の実施可否については29日に両球団で協議する。
<コロナ禍の巨人の経過>
◆18日 午後に2、3軍の選手とスタッフの計7人が発熱や倦怠(けんたい)感などを訴えた
◆19日 イースタン・リーグ・ロッテ戦の中止を決定。2、3軍の選手ら163人にPCR検査を実施し、高橋ら選手11人を含む17人が陽性判定を受けた
◆20日 ヤクルト戦前に大勢と菊地が陽性と判定。試合後には、出場していた岡本和、丸、中田に菅野ら選手20人に、元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチや阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチら首脳陣の計38人の陽性判定を発表
◆21日 選手、監督・コーチ、スタッフら164人を検査し、山口ら選手8人を含む10人が陽性と判定。前半戦最終カードの22日からの中日3連戦(バンテリンドーム)延期が決定
◆22日 同85人を検査し原監督と4選手、1軍スタッフの6人が陽性に。コロナ感染により、オールスターに選出されていた大勢、菅野、中田、岡本和、丸の出場辞退を発表
◆23日 菊田ら選手2人と山口1軍投手コーチが陽性判定
◆25日 穴吹1軍トレーニングコーチが陽性判定。7日間で計77人となった
◆26日 2軍のDeNA戦に1軍から選手を派遣。21日から停止していたチームとしての活動を再開
◆27日 療養期間を終えた一部の選手が個別練習を実施した
現時点での巨人の出場可能野手
【捕手】小林、萩原
【内野手】吉川、広岡、勝俣
【外野手】ポランコ、石川、岡田、重信、ウォーカー
うーん、ここはぜひNPBも12球団のオーナー会議を開くなりして「こういうことが起きた場合にどう対応するか」は、禍根を断つためにも決めたほうがいいっすわ。
似たような話としては、こないだ千秋楽を迎えた大相撲名古屋場所も結局、日本相撲協会は「コロナで休場を余儀なくされた力士は次の秋場所は番付据え置きか1枚程度の降格でおさめる」とか曖昧なことを言ってたようですが、角番で絶不調だった大関・御嶽海がコロナで7日目で2勝5敗で大関陥落大ピンチの状態で途中休場してしまい、これがよりによって「ここから1枚落とすと結局、大関陥落」ってことで落としても落とさなくてもどっちにしても批判される…みたいな感じになっちゃいましたし。
なのでそれ以上の「こういうことが起きた際にどう対応するか」というのは一応、プロスポーツの興行なんだし、統括組織がしっかりと仕事しなきゃだめだよなあ、と。ただ、ここまで第7波が大流行していると、巨人以外の11球団もそうだし、同時進行でシーズンを続けていてるJリーグとかプロゴルフとか本場所は終わったけど夏巡業が復活するらしい大相撲とかも決して他人事ではないと思うんですね。
いずれにしても予防しきれない部分もあるでしょうし、何より感染してしまった方々の一日も早いご快復を祈っておりますです。
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